マットレストッパーの選び方
マットレストッパーの選び方のポイントをガイドします。
マットレストッパーの選び方:素材
素材の種類は主に3つに分かれます。
種類 | かたさ | 沈み具合 | 耐久性 | お手入れ |
低反発ウレタン | やわらかめ | 沈む | 低い | 陰干し |
高反発ウレタン | かため | 沈まない | 高い | 陰干し |
ファイバー | かため | 沈まない | ふつう | 洗える |
ちなみにコイル素材のトッパーマットレスはありません。金属製で分厚くて重いのでトッパー向きの素材ではありませんね。
マットレストッパーの選び方:通気性
湿度の高い日本では、敷きっぱなしにするとカビが生えてしまうことがあります。
また、ムレにくさは睡眠環境の快適さ、眠りの質にも直結する大事な要素なので、湿気対策の観点から、通気性は良いにこしたことはありません。
通気性なら素材はファイバーがダントツて優れています。
プラスチック製の糸をギュッと固めて成形しているので、いわばチキンラーメンの塊のようなもの。被膜で覆われていないので、風が通り抜け放題です。
ウレタン製は、ウレタンを発泡させてできるウレタンフォームからできています。泡の膜がジャマして風通しは悪いです。
中には、気泡を発泡させるさいに工夫を凝らしているものもあります。
・膜を取り除いた無膜フォーム
・膜に穴を空ける多孔質のオープンセル構造
・食器洗いスポンジのようなボコボコの突起状の凹凸を設けたプロファイル加工
など、湿気を放出しやすくしているものもありますが、やはりファイバー製にはかないません。
マットレストッパーの選び方:厚さ
マットレストッパーの厚さは3~5cmがふつうですが、厚さは心地よさをキープする上ではあまり影響しないので、選ぶときに厚手であることを意識する必要はありません。
三つ折りタイプだと隙間にお尻がはまって寝心地が悪くなることがあります。トッパーは三つ折りを選ばないほうが無難ですね。
一枚もののマットレスだと、あまりに薄いと底付きしてゴツゴツした寝心地になるので、厚さは確かめたほうがいいです。
しかし、トッパーは別のマットレスや敷布団を下に敷くことを前提としているので、どんなに詰め物が薄くても底付きする心配はありません。
主な敷物の役割は下に敷くマットレスが担ってくれます。
そのため、厚みは考慮しなくても構いません。
マットレストッパーの選び方:寿命
「買って一ヶ月でへたった!このマットレス弱すぎ!金返せ!」
こういったとほほコメントは、レビュー数の多いマットレスだと必ずあります。
弾力性がなくなってくると、その部位が押しつぶされて血行不良になったり損傷したりして腰痛悪化の原因になることもあります。そのため高耐久が望ましいのは言うまでもありませんね。
他にもフィット感は維持できているのに、首凝りなどの自覚症状がある場合は、へたりを疑ってみてもいいかもしれません。手で押してみて、そこだけ抵抗がなかったり、フラットに戻らない箇所をチェックしましょう。
耐久性に関しては、「この商品は5年もちます」と書いているマットレスはほぼありません。
そのため、寿命は別の指標から推測するしかありません。
指標は主に3つ。
・耐久試験の復元率
・品質保証年数
・(ウレタンマットレス限定)ウレタン密度
耐久試験は8万回押しつぶしてみて、最初の厚みからどれくらい厚みが残っているかを測定します。
公表しているところはどこも95%以上です。
品質保証は、安いマットレスだとそもそも品質保証自体がないこともよくあります。
2万円くらいのマットレスになると、1~3年くらいが相場です。
それ以上のマットレスだと、10年や15年保証もときどきあります。
期間内にへたったら企業側は取り替えないといけないので損です。言い換えれば保証期間は「ここまではもつ!」という自信のある期間とも言えるでしょう。
ちなみに体重が重い人だと、それだけマットレスへの負担が増大するので、へたりやすくなります。
関連記事:マットレスの寿命
マットレストッパーの選び方:高反発・低反発
高反発か低反発かというのは理想的な睡眠姿勢で爆睡できる大事な条件です。
いずれもそれぞれクセがあります。
接着面積が広く、体圧分散性が高いのは低反発ですが、寝返りが打ちにくいという欠点があります。
高反発と低反発の違いについて解説します。
沈み方 | おすすめな人 | 耐久性 | |
高反発 | 沈まない | 寝姿勢重視・腰痛 | 高い |
低反発 | 沈む | 埋もれ感重視 | 低い |
スポーツ選手など、筋肉量が多い人は断然高反発がおすすめです。腰痛対策には重心である腰が沈まず、背骨が自然なS字カーブを描くことが大事です。仰向け(上向き)で寝ることが多い人にもおすすめです。
子供(幼児を除く)や体重の軽い女性、筋肉が少なくなってきた高齢者なら低反発でも問題ありません。あとは寝相が悪く、寝返りを頻繁にしている人も、低反発で問題ありません。
また、横向き寝が多い人は、肩周りが柔らかいマットレスが適しています。横向きでも背骨がまっすぐのままになるためには、肩が適度に沈むことが重要です。
ただ、これらはあくまで一般論です。
アドバイスに従って選んだ結果「しっくりこない・・」「寝起きの辛さが軽減されない・・」というケースも十分ありえます。そんなときは思い切って正反対の反発力のものに変更してみるといいかもしれません。
また、ベッドに腰かけることが多い人は、座り心地で選んでもいいですね。
「腰痛は高反発がいい」とよく言われますが、硬いのにも限度があります。
極端にいうとカチコチのコンクリートの上に寝ていると誰でも体が痛くなりますよね。
デパートの寝具売り場にいく機会があれば、試しに寝てみて、自分の好みを把握しておきましょう。
関連記事:高反発マットレスのおすすめ
関連記事:低反発マットレスのおすすめ
マットレストッパーの選び方:価格
価格は本当にピンキリで、相場価格はAmazonなどのネットショップで3千円で入手できる激安商品から、有名寝具メーカーの高級品では10万円を超えるものまで幅があります。
1万円以内で買えるものもたくさんありますが、予算が2万円もあれば、ニトリやIKEAをはじめ不自由なく選べます。
奮発して日本製の高いものを買ったからといって失敗しないわけではありませんし、逆にクオリティが心配になるような安物を半信半疑で買ってみたら嘘のように腰痛が治ったという体験談もたくさんあります。
専門店の高級品で外すとショックが大きいですよね・・。
安価なものは、
・素材はウレタン
高いものは、
・部位によって硬さが変化
・保証つき
・ファイバー製もあり
と独自性が出てきます。
シンプルで余計なものはいらない人は安くても問題ありませんし、アフターサービスがあると安心なら高いトッパーのほうがいいですね。
必要な機能をケチって安物にした結果、腰痛になって買い替えるなんてことになったら本末転倒なので、求めるスペックを満たしているか、その上で価格相応かを見極めたいところ。
安いからといって寝心地が悪いとは限りませんし、逆もまた然りです。
関連記事:安いマットレスのおすすめ
マットレストッパーおすすめ人気ランキング
マットレストッパーのおすすめランキングを紹介します。
エムリリー
価格:32,980円(シングル・税込)
反発力:優反発
デンマークで生まれ、72か国でシリーズ累計1,200万枚売れているお化け商品、エムリリー。欧米を中心に世界各国で大ヒットを記録しています。
イングランドの名門サッカークラブ、マンチェスターユナイテッドとパートナー契約を結び、公式寝具スポンサーとなっていることでも知られています。
メガヒットの秘訣は高反発と低反発の特性を併せ持った独自の新素材による「優反発」というコンセプト。
低反発に似たマシュマロのような吸い付く寝心地で人肌のぬくもりを感じられる一方、身体の部位の重さに合わせて反発力が変化します。
骨盤回りや肩回りはしっかり支え、足などの軽い部分はやわらかく受け止め、まっすぐな寝姿勢を保ちます。
フィット感があるのに窮屈な感覚はなく、一度寝たらやみつきに。重ね使いにもってこいです
トッパーは厚み5㎝で、優反発層と高反発層の2層構造になっています。優反発層で体をやさしく受け止め、高反発層は体をしっかり支えるとともに、空気孔を無数に設けるエアスルー構造で空気循環もしっかり確保。
ウレタン密度は50Dとめったに見ない高密度。耐久性は心配いりません。
総じてお手頃で高品質な製品です。
買うなら公式サイトがイチオシです。
価格はほかと同じですが、 エムリリー公式サイト 限定特典として、180日間延長保証がついてきます。
関連記事:エムリリー優反発マットレスの口コミ!悪い評判はある?
エアウィーヴ スマート01
価格:35,200円
エアウィーヴといえば浅田真央さんや錦織圭さんなどの一流スポーツ選手が使用していることで有名ですね。
トッパーが4種類ありますが、その中でもおすすめはスマート01です。
厚さ4cmと薄いながら、高反発のエアファイバー(ポリエチレン製)が均等に体圧を分散し、腰をしっかり支えて沈まず寝返りラクラク。
ウレタンマットレスとちがい、シャワーで丸洗いできるので、赤ちゃんのおねしょで汚しても大丈夫。綺麗好きにはたまらない仕様ですね。
90%が空気でできているので通気性も抜群です。
シングル35,200円と少し高いですが、これでもエアウィーヴのラインナップの中では最安値のエントリーモデル。意外にリーズナブルです。
お手頃価格でエアウィーヴの熟睡できる快眠機能を味わいたいならスマート01です。
GOKUMIN 高反発マットレス
価格:14,080円
「極上の眠りが作る健やかで輝かしい目覚め」をうたうGOKUMIN高反発マットレス。
新興の国内メーカーながら14万枚のスマッシュヒットを飛ばし、ベストセラーとなっています。
厚さ4㎝で180Nの硬めのオリジナルウレタンを使用したマットレスです。老若男女にフィットした反発度。
生地には竹炭配合で抗菌・防臭・吸湿効果あり。
気になるウレタン臭はトリプルローリング加工で軽減されています。
国際規格に適合した工場で生産されているので、品質ムラは少ないです。
低ホルムアルデヒドで赤ちゃんも安心。
整体師推奨。
スペア防水カバー付きタイプもあります。
トゥルースリーパー ライト3.5
価格:20,570円(シングル・税込)
低反発マットレス7年連続No.1のロングセラー商品、トゥルースリーパー。
フカフカの独自開発ウレタン素材「ウルトラヴィスコエラスティック」は衝撃吸収力に優れ、体の凹凸にあわせて変形してぴったりフィット。うずもれるようなクセになる寝心地を体感してみてください。
トッパーのラインナップが豊富ですが、その中でもおすすめはライト3.5です。
厚み3.5㎝、3.2㎏の軽量トッパーなので、クルクル丸めてサッと収納できますし持ち運びもラクです。
デメリットはムレること。低反発マットレスあるあるです。
サイズラインナップはダブルまでなので、クイーン以上のサイズが欲しい人は別のマットレスを検討しましょう。
買うなら楽天またはYahooショッピング。まとめ買い半額セールをよくやっています。知らずにAmazonで買うと万単位で損します。
関連記事:トゥルースリーパーのぶっちゃけ口コミ!プレミアムは評判悪い?
マニフレックス エルゴトッパー
価格:19,030円(シングル・税込)
全品イタリア製、世界でもっとも売れているマットレス、マニフレックス。
その中でも唯一のトッパータイプ、エルゴトッパー。
4㎝の厚さの中にエリオセル・エリオセルMF(マインドフォーム)・エリオファイバーの3つの素材を詰め込んだ贅沢な3層構造。
表生地には光沢のあるヴィスコースを使用。
波打つようなふっくらとした形状でリッチ感が伝わってきます。
その寝心地は「ウォーターベッドのよう」というコメントがありました。
季節に応じて表裏どちらでも使用できて機能性も高いです。
敷きパッドのようにゴムバンドでマットレスに固定でき、ずれ防止になります。
家庭用洗濯機や通常のクリーニングでは洗えませんが、ドライクリーニングは可能です。
関連記事:マニフレックスの口コミ
テンピュール トッパー7
価格:99,000円
高級低反発マットレスといえばテンピュール。NASAスペースシャトルの座席に採用されたこともあるほど高い体圧分散力を持ちます。
厚み7㎝とトッパーにしては分厚く、そのままでも敷けるんじゃないかと思うほどボリューム抜群。
両面仕様で、表面はダブルジャージーで涼しくさっぱりで夏におすすめ。裏面はほっこり暖かみのあるベロア生地で冬におすすめ。
トッパーとしては異様に長い15年保証がついています。
関連記事:テンピュールの口コミ
ムアツ布団 ムアツパッド
価格:30,800円
ムアツ布団からパッドタイプが登場しました。
厚み3.5㎝、2.5㎏と超軽量ながら、独自のたまご型凹凸構造や抗菌防臭ポリジン加工といったムアツ布団のベースとなる付加価値はしっかり継承しています。
硬さを示すニュートンは220N。数字だけ見ると非常に硬い部類ですが、実際に寝てみるとガチガチではなく適度な硬さで受け止めてくれます。プロファイル加工すると寝心地が優しくなるんですね。
側地はポリエステル生地なので洗濯してもすぐ乾きます。L字ファスナーなので取り外しも楽々。
まさにムアツ布団をそのまま薄くトッパーにしたような商品です。
硬さはスタンダードとハードから選べます。
西川エアレイヤー98
価格:52,800円
アスリート御用達の西川エアーシリーズからトッパータイプが生まれました。
エアレイヤーの芯材は見た目はトタン屋根にそっくりな波状ループの4層構造で高反発。しっかり体を受け止めます。
98%が空気層で、通気性抜群。
ポリエステル製なので芯材まで水洗いできます。ここは通常の西川エアー(ウレタン製)と大きく違うところですね。
硬さはベーシックとハードから選べます。
エアロクレイドル
RAKUWAネックレスなどのボディケア商品で有名なファイテンから「星のやすらぎ エアロクレイドル」の紹介です
ファイテンといえばフィギュアスケーターの羽生結弦選手やプロゴルファーの松山英樹選手といったトップアスリートが身に着けていることでも有名ですね。
チタンを水に溶かすアクアチタンなどの特許技術で自律神経を整えるという独自のアプローチを展開しています。
ファイバーはファイバーでも、金を使用したアクアゴールドシリカを配合したピンク色のアクアゴールドファイバーです。
水で丸洗いできるうえ、アルコール消毒も可能。
カバーはメタックスを採用しています。
2019年には俳優の斎藤工さんが広告モデルを務めました。
マットレストッパーとは
マットレストッパーとは、敷布団やベッドマットレスの上にプラスして敷くマットレスです。
別名「オーバーレイマットレス」。シモンズなどの高級ブランドでは「ピロートップ」という呼称もありますが、同じものです。
あくまで組み合わせによって衝撃吸収性をアップさせたり、寝心地を向上させる補助用品の位置づけで、メインの寝装品ではありません。
トップに敷くからトッパーという名前なんですね。
3~5㎝の薄手のものが大部分で、主に今ある敷寝具の寝心地を上げる・変えて満足度を高めるために活用します。
必要かどうかの基準は、
・寝起きの倦怠感や、突っ張るような感じがする
・睡眠導入がうまくいかない
・マットレスを丸ごと買い替える出費を抑えたい
・コスパよく眠り心地をアップさせたい
という感じで、これらの悩みを持っている人には使い勝手が良く、救世主になる存在です。
逆にこれらの困りごとがない人は、利用を見送る判断をしてもいいです。
早朝や夜中に何度も目が覚めるという人は、トッパーを追加して寝心地のリカバリーをしてみてはどうでしょうか。
シングル~ダブルサイズまでは種類が豊富にありますが、クイーンサイズやキングサイズなどの大型になるとぐっと種類が少なくなります。
ちなみに、トッパーはあくまで寝具で、医療器具ではないので、睡眠時無呼吸症候群を改善するようなものではありません。
マットレスとトッパーの違い
ふつうのマットレスは、一枚で敷くことを想定されています。
トッパーはふつうのマットレスの上に重ねて使用することを想定されています。
注意点としては、「トッパーです」というわかりやすい表記がないマットレスが多いことです。
ふつうのマットレスのつもりで買ってしまって、いざ寝てみると薄すぎて底付きして寝心地が悪い、なんてことになります。
寝心地最悪!という悪評レビューを書く前に、使い方が合っているか確認しましょう。
見分け方は厚みです。5cm以下のマットレスはだいたいトッパーです。
それでなくても、横たわってみて底付きするようなら、厚みが足りていません。
マットレストッパーとパッドの違い
マットレストッパーとパッドの違いについて解説します。
一言でいうと、トッパーは敷寝具本体、パッドはカバーです。
トッパーはあくまでマットレスとして、体圧を受け止めてふわふわとしたクッション性をもたらすものです。
一方、敷きパッドやベッドパッド、マットレスプロテクターには基本的にクッション性はなく、マットレスに装着して、肌触りをふんわりさせたり、寝汗や汚れからマットレスをガードして、マットレスの衛生状態を保つ役割があります。汗かきの人は必須です。
あとは洗濯可能かどうかの違いですね。
トッパーマットレスは洗えませんが、敷きパッドは洗えます。
ちなみにシーツはパッドより薄手で、マットレス全体を包んでマットレスをガードします。
保護効果はパッドより弱いです。
どちらかというと、肌触り(触感)やデザイン上のテイストを出す部分で重要です。
触り心地の面では、コットンやウールなどの天然素材から、ポリエステル100%のシーツ、ニット素材など色々な種類があり、好みのものを選べます。
・ホテルライクなお部屋作りをしたい
・色調に統一感をもたせてスタイリッシュなデザインにしたい
といった人は、ボックスシーツの色や質感にこだわってみてはいかがでしょうか。
さらにサイドテーブルの配置や導線設計、余計な障害物を置かないなどを心がけていくと、ホテルスタイルなお部屋に様変わりします。
マットレストッパーおすすめ:ニトリ
ニトリの上質なおすすめマットレストッパーを厳選して紹介します。
ニトリ デオ
価格:8,138円
ニトリから1万円を切る高反発マットレストッパー、デオの紹介です。
厚さ4㎝、3.4㎏とトッパーの中では標準クラス。
特徴としては、珪藻土入りのウレタンで消臭効果を付与しています。だからデオの名前がついてるんですね。
硬さを示すニュートンの値は124N。高反発の中では柔らかい方です。
圧縮梱包で届きます。開封すると空気を吸って膨らみ、24時間以内に復元します。
お手頃価格で手を出しやすいですね。さすがお値段以上のニトリです。
ネットで購入するならニトリ公式か楽天で。Amazonでの取扱はありません。
関連記事:ニトリマットレスのおすすめ
マットレストッパーの使い方
マットレストッパーの使い方について解説します。
・敷き方
マットレスや敷布団の上に重ねて敷きます。
一枚で直接すのこベッドやフローリング床や畳に敷くのはやめましょう。薄すぎて腰が痛くなります。ジョイントマットの上ならクッション性があるのでギリギリ大丈夫かもしれません。
よくある使い道は、マットレスが硬すぎて寝づらいとき。柔らかめのトッパーを敷くことで、寝心地が改善されます。
マットレスそのものを買い直すとお金はかかるし古いマットレスをゴミ処分するのも手間です。
トッパーを1枚重ねるだけで、今使っているマットレスを捨てずに済んで、安く寝心地を上げられるので、使わない手はありませんね。
ちなみにバスタオルを腰部分に敷いて、クッション性をもたせてトッパーを買わずに済ませている人もいます。
折りたたみができる種類が少ないので、上げ下げを頻繁に行うことはあまり想定されていません。春夏秋冬の季節の変わり目には少し面倒かもしれませんね。
・カバーのかけ方
シーツはフラットシーツでもボックスシーツでも構いません。フラットシーツならトッパーにだけかけます。ボックスシーツなら下のマットレスごと覆ってかけます。ボックスシーツのほうが見た目はスマートですしズレ防止になります。
ベッドパッドなら四隅にゴムバンドがついているのでまずズレません。
ちなみにトッパーと下のマットレスがズレてしまうケースもありますが、対処法としては、滑り止めマットやずれ防止フックを使う方法があります。
・お手入れ方法
メンテナンスの基本は陰干しです。
ジメジメ湿った状態で放置しておくと、カビやダニが発生する要因になるので要注意。
劣化を防ぐためには、定期的に乾燥させるのが一番です。1週間に一度程度、晴れた日に壁に立てかけて、室内に風を通しましょう。
これでマットレスにたまった湿気を蒸発させられます。
日光にあてるのは劣化が早まるのでおすすめしません。
あとはなるべく汚さないように清潔に使うこと。
除湿シートがあれば、トッパーとベッドマットレスの間に敷くと良いです。こうすれば取り出すのも容易です。
飲み物をこぼしてシミができてしまっても、マットレス本体を水洗いできるのはファイバー製だけです。ウレタンだと加水分解されて劣化が進行するので水気はNG。洗濯を考えるときには品質表示ラベルや注意書きをよく読んでからにしましょう。
・ニオイの除去
ウレタンマットレスは使用開始当初は独自のニオイがすることがあります。
そんなときは2~3日壁に立てかけて陰干ししておくと匂いが薄まります。
・処分方法
ハサミでカットして燃えるゴミに出すか、直接クリーンセンターに持ち込みましょう。
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