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通気性の良いマットレスのおすすめはニトリ?選び方を解説

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通気性の良い(蒸れない)マットレスの特徴はファイバー製

「汗っかきだから涼しいマットレスがほしいな・・」

「湿気でカビが生えるのは避けたい・・」

こんな人にとっては通気性の良さは必須です。

さて、通気性のいいマットレスは、素材でいうとファイバー製がダントツです。

ほかのマットレスはウレタンフォームの壁や不織布で空間が遮られており、無数の小部屋があるような構造になっています。

一方、ファイバー製はプラスチック繊維が絡まっただけの構造。いわば骨組みだけでできているため、遮るものがなく風が通り放題。

そのため、湿気がすばやく吹き払われ、カビとは無縁です。

ということで、通気性を重視するならファイバーマットレスにしましょう。

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ボンネルコイルやポケットコイルは通気性が良い?

ボンネルコイルはファイバー製ほどではありませんが、通気性は良いです。

スプリング部分はまるで洞窟のような大きな一部屋になっていて、空気が出入りしやすいです。

一方、ポケットコイルは通気性があまり良くありません。

螺旋状のコイルがひとつひとつ不織布に包まれてぎっしり並んでいる構造です。

コイルの数はマットレスによって違いますが、シングルサイズだとおおむね500〜1000個程度。

つまり500〜1000個の小部屋に分かれている構造です。

不織布はマスクのような網目の細かいものからラーメンの出汁をとるための目の粗いものまでピンキリですが、どれだけ目が粗くても、何十枚何百枚と重なるとさすがに風通しは悪くなってきます。

以上の点から、ポケットコイルは通気性が悪いです。

通気性を比べると、ボンネルコイルに軍配が上がります。

高密度連続スプリングは通気性が良い?

高密度連続スプリングはフランスベッド独自のコイルで、一本の鋼線からまるで一筆書きのようにマットレスが形作られているのが特徴です。

ボンネルコイルに似た構造のため、通気性はスプリングマットレスの中では比較的良い方です。

ウレタンマットレスは通気性が良い?

ウレタンマットレスの通気性は一般的にあまり良くありません。

しかし、各社それぞれに工夫をこらして、通気性向上に努めています。

例1:スリットを入れる
縦横に無数のスリット(切れ込み構造)を設けることで、マットレスの表面積を増やし、深部でも空気に触れやすいようにして、水分の蒸発を促進する仕組みです。
採用しているマットレス:西川エアー

例2:ウレタンフォームに穴をあける
ウレタンはウレタンフォーム(泡)という名前のとおり、無数の泡が寄り集まって固まった構造をしています。その泡に穴をあけることで、空気の流動性を高め、寝返りを打つたびに空気が出入りするようになります。これを「オープンセル構造」といいます。
採用しているマットレス:マニフレックス、エムリリー

例3:ウレタンの膜を除去する
ウレタンは石油製品のためフォームに膜が張っています。この膜を取り去る無膜加工で、風通しをよくします。
採用しているマットレス:西川エアー

ウレタンマットレスで通気性のいいものを選ぶには、こういった通気性向上の加工をしているマットレスを選ぶといいですね。

通気性の良いマットレスのおすすめ!ニトリや無印など安いものも紹介

通気性の良いおすすめマットレスを紹介します。

通気性の良いマットレス①アイリスオーヤマ・エアリーマットレス

素材:ファイバー
価格:19,580円

アイリスオーヤマのエアリーマットレスはコスパ最強のファイバーマットレスです。

ファイバー製なので通気性は抜群。

床に一枚敷きできますし、起きたら三つ折りにしてコンパクトに収納できます。

プラスチック製なので金属アレルギーやウレタン臭とも無縁。ハウスダストの心配も不要。

一人暮らしはもちろん、アトピーや喘息の子供がいる家庭などにおすすめです。

関連記事:エアリーマットレスの口コミ

通気性の良いマットレス②エアウィーヴ

価格:66,000円
素材:ファイバー

エアウィーヴといえば浅田真央さんを起用したCMでおなじみ。

東京オリンピック2020の選手村にダンボールベッドとマットレスを提供するなどタイムリーな話題もあいまって、一般認知度は非常に高いです。

エアウィーヴといえばファイバーマットレスを有名にした立役者といっても過言ではありません。

浅田真央さんや錦織圭さんなど有名アスリートを積極的に起用し、シャワーで丸洗いできる清潔性をウリに、いまや日本を代表するマットレスブランドになっています。

高反発・高通気・清潔なポリエチレン素材で、深部体温をさげて質の高い眠りを提供します。

やや値段が高いのが玉に瑕ですが、それを補って余りある活躍をしてくれるでしょう。

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エアウィーヴ(airweave)
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関連記事:エアウィーヴの口コミ

通気性の良いマットレス③ニトリ・デイ

価格:6,990円
素材:ボンネルコイル

「お、ねだん以上」のニトリからはデイをおすすめします。

ネット限定販売ですが、驚異的な安さで大人気。

ボンネルコイルなので通気性も良し。

圧縮ロール梱包で送られてくるので狭い部屋でもらくらく搬入できます。

かための寝心地で腰痛にもおすすめ。

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関連記事:ニトリマットレスおすすめ

通気性の良いマットレス④無印・ポリエチレンノンコイルマットレス

価格:34,900円
素材:ファイバー

ポリエチレン100%。無印良品唯一の洗えるマットレスです。

厚みが13cm、重さが12.5kgもあり、ファイバー製にしてはやたら分厚く重いです。

特段無印にこだわらないのなら、アイリスオーヤマのほうをおすすめします。

無印良品公式・ポリエチレンノンコイルマットレス

関連記事:無印良品マットレスの評判

通気性の良いマットレス⑤トゥルースリーパーセロ

価格:27,280円
素材:ファイバー

トゥルースリーパーといえば低反発ウレタンマットレスのラインナップが豊富ですが、セロはその中でも唯一の高反発ファイバーマットレスです。

通気性が良く弾力性の強いエアブリッド層と、固わたのファイバーブリッド層の2層からなり、薄くてもしっかりと身体を支えてくれます。

夏は涼しいエアブリッド層、冬は保温性の高いファイバーブリッド層と使い分けることで年中快適。冬も寒くありません。

さらに安心の国産。抗菌防臭・防ダニ加工済。

寝心地が思っていたのと違っても大丈夫。60日間返金保証もついています。

関連記事:トゥルースリーパーの口コミ

通気性の良いマットレス⑥ブレスエアー

価格:16,800円
素材:ファイバー

ブレスエアーは新幹線の座席にも採用されている信頼の東洋紡製素材のマットレスです。

高通気、90%以上が空気のファイバー素材で湿気知らず。

通常より多い11万回の圧縮試験に耐えた高耐久性。

一般的な三つ折りタイプではありませんが、敷布団型なのでふつうに敷布団と同じように三つ折りできます。

接触冷感のラインナップがあり、夏はさらに涼しく快適に眠れます。

関連記事:ブレスエアーの口コミ

通気性の良いマットレス⑦ブレインスリープマットレス

ブレインスリープマットレス

価格:88,000円
素材:ファイバー

ブレインスリープは「スタンフォード式 最高の睡眠」から生まれた「まるで無重力の寝心地」がウリのメディカルマットレスです。

足を乗せる部分が少し高いのが特徴で、独自のフロートテクノロジーを用いて、無重力のときに人間が自然にとる「中立姿勢」を再現しています。

独自素材グリーンファイバーは通気性抜群で弾力性に優れ、最適な温度と湿度を保つことで深部体温を下げ、からだの血流循環を高めてリラックスに導きます。

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関連記事:ブレインスリープマットレスの口コミ

 

通気性の良いマットレスのメリット

メリット・デメリット

「通気性の良いマットレスって具体的にどんないいことがあるの?」

通気性通気性とよく言われますが、知らないといまいちピンとこないかもしれませんね。

硬さや肌触りには直接影響しなさそうだし、メリットがよくわからない、という人に向けて、何がいいのかを解説します。

メリットはざっと挙げただけでも以下の4つがあります。

・蒸れない
・カビにくい
・肌触りが良い
・清潔に使える

結果的に快適に眠れるし、メンテナンスの回数も少なくてすみます。

通気性の良いマットレスのメリット①蒸れない

蒸れやすいマットレスだと夏場に熱がこもって汗びっしょりになります。

寝付くまで涼しい場所を求めてしょっちゅう寝返りをした人は多いのではないでしょうか。

蒸れると不快な寝心地になり、不快な寝心地は安眠を妨げます。

しかし、通気性の良いマットレスだと、空気が通って熱や水蒸気をすばやく逃がすことができます。

結果、夏の暑い盛りでも汗をかきにくく、またかいてもたまることなく、快眠できます。

通気性の良いマットレスのメリット②カビにくい

通気性の良いマットレスはカビにくいです。

カビは温暖で多湿の日本では生育しやすい環境で、夏の時期ではさらに繁殖スピードが早まります。

マットレスでもっともカビが生えやすいのは裏面。

寝ている間にかいた汗はマットレスを下へ下へと伝っていき、裏面にたまります。

干しもしないで敷きっぱなしにしていると、水分がいつまでも蒸発せず、また毎晩体温で温められるという、カビにとっては天国のような状態になります。

しかし、通気性の良いマットレスでは、裏面の空気も入れ替わることができ、水分の蒸発が早まります。

その結果、湿度を低く保つことができ、カビが生えにくくなります。

関連記事:マットレスのカビ対策

通気性の良いマットレスのメリット③肌触りが良い

肌触りが良いというのは、マットレスそのものの質感のことではありません。

蒸れないことにより、不快感がなくなり、いつでもサラサラで気持ちのいい肌触りになるという意味です。

蒸れると汗をかいてお肌もベタベタするし、気持ち悪いですよね。

通気性の良いマットレスに寝ることで、いつでもサラサラで気持ちよく眠れます。

通気性の良いマットレスのメリット④清潔に使える

通気性の良いマットレスは清潔に使えます。

汗でベタベタしない、水分がたまりにくいということは、雑菌が繁殖しにくいということです。

さらに、洗えるファイバーマットレスなら汚してもさっと水洗いできるので、おねしょもジュースもきれいサッパリ。

それ以外のマットレスだと、丸洗いはできないので、芯材の奥に染み込んでしまうと、ボロボロになる覚悟で水洗いしてみるか、高いお金を払ってクリーニングに出すかしかありません。

苦労せず清潔に保てるので、ハウスダストやカビ、ダニのアレルギーがある敏感な人にも向いています。

通気性の良いマットレスの注意点

通気性の良いマットレスにも注意点があります。

メリットの反対側にはデメリットがあります。

購入を検討する前に読んでおいて損はありません。

これを読んで「ちょっとそれは我慢できないな・・」と思ったら、通気性の良いマットレスは向いていないかもしれません。

注意点は2つです。

・熱に弱い
・冬は寒い

以下、順に解説します。

通気性の良いマットレスの注意点①熱に弱い

通気性の良いマットレスは熱に弱いです。

布団乾燥機や電気あんかを継続して使うとマットレスの寿命を縮めるおそれがあります。

ファイバーマットレスはプラスチック製なので、高熱にさらされると変形して元に戻らなくなります。

たとえばエアウィーヴの原料はポリエチレン。融点は125℃です。

布団乾燥機の吹出口の温度は最高60℃。

これだけ見たらまだまだ余裕があるように見えますが、溶けなければギリギリまで攻めてもいいのかというと、もちろんそんなわけはありません。

一回だけならさほど影響がない温度でも、何度も高温にさらされることで、劣化は早まります。

マットレスを長持ちさせるためには、布団乾燥機、電気毛布、電気あんかは使わないほうが無難です。

温風にさらすのは、濡れてしまって短時間で乾かしたいときだけにしましょう。

寒がりな人は、通気性の良いマットレスはあまり向いていません。

なお、エアウィーヴの四季布団のように、耐熱モデルがあるファイバーマットレスもわずかにあります。

耐熱仕様なら、電気あんかも安心して使えますね。

通気性の良いマットレスの注意点②冬は寒い

通気性が良いマットレスは冬は寒いです。

通気性が良くなるほど断熱性・保温性は下がります。

暑がりな人は気にならないかもしれませんが、冷え性の人にとっては諸刃の剣ですね。

布団の暖かさは、何層もの空気が外気温を遮断して、体温の暖かさを保つからです。

しかし、通気性の良いマットレスは、せっかく体温で温めた空気が、すぐに寒い外気と入れ替わってしまいます。

実際に、ファイバーマットレスの口コミを見ると、必ずといっていいほど「冬は寒い」というコメントが見られます。

さむがりな人は、冬は分厚い敷きパッドは必須です。

夏の涼しさをとるか、冬の暖かさをとるか、それとも冬は別のマットレスにするか、悩ましいところですね。

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