安いマットレスの選び方のポイント
「安いマットレスがほしいんだけど、種類がありすぎてわかんない!」
という疑問をお持ちの人に、安いマットレスの選び方とポイントを解説します。
マットレスの上にいる時間は1日6~8時間。人生の1/4を過ごす場所なので睡眠の質にはこだわりたいですね。
ただし、体とマットレスの相性には個人差があるのが実情です。
Amazonで3千円で買ったマットレスがバッチリ合って疲労回復できることもあれば、3万円のマットレスで疲れが軽減できず寝不足になってしまう場合もあります。
意識するべき基準は値段だけではありません。
安さだけに飛びつくのではなく、慎重にスペックを見ればハズレを掴まされる可能性はうんと低くなります。
かんたんなチェックポイントをマスターして、安くても品質のあった魅力的なマットレスをゲットしましょう。
ちなみに安い時期は、
・新生活セールが終わった5月
・2月と8月の決算セール
です。
購入を急がない人はこの時期になったらアンテナを立てておきましょう。
安いマットレスの選び方1.高反発か低反発か
専門家だと耳にタコができるぐらいされる質問の1つに、
「高反発と低反発どっちがいいの?」
というものがあります。
寝心地が全然違うので比較しづらいですが、格安・激安マットレスに限るなら高反発タイプがおすすめです。
その理由は、安くて柔らかい低反発マットレスは耐久性が低いからです。
体とマットレスの接地面が多いためフィット感が高く、衝撃吸収性が優秀で体圧分散されやすいのが低反発の魅力ですが、いくらも使わないうちにすぐにぺったんこになってしまい、圧力が均等に分散されなくなります。こうなると敷物の土台としての役割を果たしません。
この状態で寝転がると、まず寝姿勢が不自然になります。
フローリングや畳に直接寝ているのと同じような状態になり、尾てい骨を中心に血流が滞り、腰のだるさや骨盤の歪み、しびれ、コリ、痛みが発症することも。腰痛解消するどころか腰痛悪化の悪影響が出て逆効果です。
「どうしても低反発が自分好みなんだ!」という人は止めませんが、初見のふわふわの肌触りに騙されてはダメです。変形したままのマットレスで健康を阻害してしまっては本末転倒です。
負のループを回避し、心身を回復するためには高反発マットレスを選びましょう。
ちなみに高反発には反発弾性という数字もあります。ボールを一定の高さから落として、何%の高さまで跳ね返ったかがそのまま反発弾性の数字になります。
ざっくり寝心地の違いを言うと、
低反発:うずもれて包み込まれるような寝心地
高反発:沈まず寝返りが打ちやすい
という感じです。
向いている人は、
低反発:体のラインがはっきりしている人、体重の軽い女性や子供(幼児を除く)、横向きで寝ることが多い人
高反発:筋肉質などで高体重、腰痛、仰向けで寝ることが多い人
低反発かつ安いものは、「ただのスポンジ」といった感想を持たれるものが多く、密度が低くて、すぐへたります。
(低価格だと、高反発の中にも密度が低いものが見受けられますが・・)
そうはいっても低反発マットレスがいいのなら、1万円以下はやめておきましょう。品質保証のあるトゥルースリーパーがおすすめです。
安いマットレスの選び方2.サイズはシングル・セミダブル・ダブル?
「サイズはどれがいいの?」
→ベッドフレームがあるなら外寸がベッド幅以内のもの、なければ好みでOKです。
シングルベッドならシングルサイズを選べばはみ出すことはまずありません。
シングルサイズ:幅95~100㎝。女性、痩せ型~中肉中背の男性向き
セミダブルサイズ:幅120㎝。大柄な男性向き。
ダブルサイズ:幅140㎝。二人で寝られるが少し狭い。
二人でゆったり寝たかったら、なるべくクイーン以上のサイズはほしいところですが、クイーンサイズやキングサイズは安いマットレスだとそもそもラインナップがないことが多いです。こんなときはシングルやセミシングルを2枚組み合わせて並べると広々寝られますね。
ちなみに種類は少ないですが、高身長の人用にシングルロングというサイズもあり、高さが210cmあります。
安いマットレスの選び方3.厚みと耐久性
体を支えるために、厚みと耐久性は重要です。
薄くても頑丈なら長持ちしますし、逆にどれだけ厚くても弾力(クッション性)が失われてへたってしまえば、ペタペタの敷布団のように沈みすぎて血行が阻害され体が痛くなります。
安物買いの銭失いにならないためにも、ウレタン製の場合は最低6㎝以上、できれば8㎝以上の厚みはほしいです。
厚み5cm以下のマットレスはトッパータイプといって、ふつうのマットレスの上に重ねて敷くタイプです。一枚敷きしたいなら5cm以下はNGです。巻いて収納できるので場所をとらないのはありがたいですが・・・。
同じ体重60kgでも、のっぽ体型ならそこまで厚みはいりませんし、背が低くてお相撲さん体型なら10cmぐらいはほしいところ。
(コイルマットレスは厚みを見る必要はありません)
耐久性はずばり「○年もちます!」と書いているメーカーはほぼありませんが、保証期間で推測できます。ただし安いマットレスは品質保証があるものが少ないです。
耐久試験の結果も判断材料になります。
通常は8万回のプレスをして、元の形にどれだけ近いかをパーセンテージで表します。
あとはJIS規格に適合しているとポイント高いですね。
ポケットコイルマットレスなら、コイルの配列方式も判断材料になります。並行配列より交互配列のほうがコイルぎっしりで耐久性が高いです。
安いマットレスの選び方4.種類はコイルかウレタンか
安い、かつちゃんとした性能のマットレスが欲しい場合は、「通販専門店」かつ「ウレタン製」を選びましょう。
通販専門の理由は、店舗の運営費用が削減できるぶん、商品価格に反映できるからです。
ウレタン製を選ぶ理由は、製造費用が安いからです。
ウレタンのメリット
・安い
・種類が豊富
・処分しやすい
・軽量
・ソフト〜ハードまで硬さも豊富
ウレタンのデメリット
・独特の臭いがする
・グレードの低いものは劣化スピードが早い
・蒸れやすい
・当たり外れが大きい
ポケットコイルのメリット
・振動が少ない
・厚くてボリューム感がある
デメリット
・重い
・処分しづらい
ボンネルコイルのメリット
デメリット
・上下左右に振動(揺れ)が伝わりやすい
・ギシギシ音がする(異音ではなく金属どうしが擦れ合う音です)
あまり音がうるさいと眠りの妨げになることも・・・
まず選択肢は、ノンコイルが圧倒的に種類が多いです。
そしてノンコイルの中でもウレタンの品揃えがダントツでメジャーです。
ラテックス(ゴム製)もあるにはありますが、種類がわずかしかなく、値段も高めです。
ラテックスとはゴムが原料になっているものです。天然ゴムと合成ゴムがあり、天然ゴムのほうが高いです。弾力が強いのが特徴ですが、ゴム臭がするなどの欠点もあり、合う合わないの差が大きいです。
ファイバー製はプラスチック樹脂を加工したもので、人気は高いですが、全般的に値段が高めで、もっとも安いものでも2万円近くします。
コイルマットレスは高密度連続スプリングなどの高鋼線、不織布、詰め物、キルティングなど部材の種類が多く、ばねを巻くなど工程も複雑なため、高くなりがち。ただしこちらも(数は少ないですが)1万円以下で入手可能です。
ウレタンはウレタンフォームを発泡させて成型するだけ。材料は一種類で原価は安く、工程数も少ないです。
コイルマットレスにこだわりがなければ、ウレタン製のほうが選択肢の幅が広がるのでおすすめです。
さらにウレタン性は送料もオトクです。ほとんどが圧縮梱包なので、サイズがコンパクトになり、運賃が安上がりになります。
コイルマットレスは基本的に大型配送になるので、配送料が数千円かかるのが難点です。沖縄などの遠隔地だと配送場所によっては一万円超えも。
(圧縮配送に対応しているものもありますが稀です)
ちなみに送料無料は結局、商品価格に転化されるのであまり意味がありません。
処分するときも、ウレタンならハサミで切って小さくして家庭用ゴミとして出せます。
素材価格、流通コスト、人件費、すべての面で、企業努力の余地が大きい通販のウレタンマットレスが相対的に有利です。
マットレス 安い おすすめ 種類別人気ランキング(一万円以下も)
「悩みに悩んで奮発してマットレスを新調したのに、リラックスして寝心地改善できるどころか、寝心地の悪い粗悪品を掴まされて大失敗・・」
こんなリスクは避けたいですよね。
実際、マットレスは有象無象の世界で、値段はピンキリですし、寝心地の良し悪しがプライスゾーンに比例するとは限りません。
値段相応ではもったいない!ここではオトク感の強い選り抜きのこだわりマットレスをランキング形式で紹介します。
自分だけの最適なベストアイテムをゲットして、費用を抑えつつ、熟睡できる良質なベッドタイムで癒しの快眠ライフを送りましょう。
安いコイルマットレスのおすすめ
予算1万円以下のコイルマットレスなら、ほぼニトリ1択です。
ノーブランドでいいならほかにもありますが、名の通ったメーカーで信頼できるとなるとニトリぐらいしかありません。
ニトリならポケットコイルもボンネルコイルも両方1万円以下で手に入ります。
下手な買い物をすると、コイルマットレスは捨てるのも大変(粗大ゴミで持ち込み)なので、あまり得体のしれない商品には手を出したくないものです。
ニトリ デイ
デイはニトリのボンネルコイルマットレスの中で一番人気です。
・かための感触
・6000円台の低価格
・圧縮梱包で狭いアパートでもラクラク搬入
・サイズはシングルのみ
といった特徴があります。
ロールケーキ状の圧縮ロール梱包で到着します。封を切ったらすぐ膨らみますが、復元しきらない場合は2~3日かかることも。
ネット限定販売で店舗にはおいていません。
ニトリ公式か楽天で購入しましょう。
ニトリ 圧縮ポケットコイルマットレス
圧縮ポケットコイルマットレスは、ニトリのポケットコイルマットレスの中で一番人気です。
・硬さはふつう
・8000円台の低価格
・縫込みキルティングで底付きを抑える
・圧縮梱包で狭いアパートでもラクラク搬入
・シングル~クイーンまで幅広いサイズ
ポケットコイルで8000円台ってほとんど見ない破格の値段設定です。
しかもこの価格帯のマットレスにしては非常に珍しく、クイーンサイズまであります。クイーンなら二人でもゆったり寝られます。お値段ほぼ倍の16,900円ですが、クイーンサイズで2万円を切るポケットコイルマットレスはほかにありません。安すぎ。
(2022年12月追記 1万円以下の圧縮ポケットコイルマットレスがなくなり、倍の値段のポケットコイルマットレスが代替品として出ています。以前ほどオトクではなくなってしまいました)
ニトリ 脚付きマットレス
ボンネルコイルの脚付きマットレスは、スモールシングルサイズ(幅80㎝)ならぎりぎり1万円を切る9,564円で入手できます。
2万円出せるなら、ボンネルコイル・ポケットコイルいずれもシングルサイズが買えておつりがきます。
ベッドフレームを別で買う必要がないので、ベッドマットレスがほしい人は節約できますね。
源ベッド日本製ポケットコイルハイグレード
源ベッドは一般にはそれほど名を知られてはいませんが、知る人ぞ知る良質マットレスです。
その特徴はなんといっても国内製造なのに安いこと。信頼のメイドインジャパンです。
国産マットレスだと平気で10万円とかしちゃうのですが、源ベッドはそのわずか1/4の価格で提供しています。
高鋼線を使った高品質コイル。職人の手によるたしかな品質。
圧縮梱包でどこでも搬入可。硬さは3種類から選べます。
楽天でも買えますが、公式サイトの直販で買うともれなく3年保証がついてくるのでお得です。
→楽天で「ニトリ 脚付きボンネルコイルマットレス」をみてみる
安い折りたたみマットレスのおすすめ
折りたたみマットレスはフラットタイプと比べて利便性の高いマットレスです。
コンパクトにたためるので一人暮らしの学生さんでも設置場所に困りません。
寝室の狭い押し入れの隙間スペースでもラクラク収納。リビングにゆとりができますね。ミニマリストのマストアイテムです。
労力が少なく、疲れていても動かせるので、こまめに上げ下げを行う人にもおすすめです。
・お客様用の簡易ベッド
・外出時(旅行、キャンプ、車中泊など)に持ち運ぶ
などの用途でひとつ用意しておけば、日中は邪魔にならず夜は大活躍というスグレモノです。
さらに、腰回りがへたってきても、頭や足の部分と入れ替えれば長持ちします。
中にはソファの役割を兼ねる3wayや4wayの多用途マットレスもあります。
欠点としては、折り目まわりが少し弱いこと。
流通量は多いので選択肢はたくさんありますし、色々使い回せるのでトータルで見ると許容範囲かなと。
特に収納性を重視する人なら、迷ったら三つ折りを買っておけば間違いなし。
関連記事:折りたたみマットレスおすすめ
タンスのゲン
タンスのゲンの高反発三つ折りマットレスは、シングル4,999円。
なんと5,000円を切る驚安マットレスです。
厚みが10㎝あるので底付きする心配は無用。
硬さは150Nと少し硬め。
カバーは通気性の良いメッシュ地とさらさらのパイル地から選べます。
まさに隙なしの商品に見えますが、唯一の心配事は、密度が低いこと。30Dあれば合格ですが、これは25Dしかありません。
品質保証もありませんし、1~2年もてば合格といったところでしょうか。
関連記事:タンスのゲンの評判
エアリーマットレス
エアリーマットレスはアイリスオーヤマが販売するメガヒットマットレスです。
1万円よりは高い18,480円。
「なんだよ高いじゃん」って思われるかもしれませんね。
しかし、ファイバーマットレスとしては破格のお値段です。
ファイバーマットレスで有名なのはエアウィーヴ。シャワーで丸洗いできるマットレスとして知られていますね。
エアウィーヴのスタンダードモデル「エアウィーヴ01」は66,000円。
そう、ファイバー製は高いんです。
他にもいくつかのメーカーが出していますが、3~6万円が相場です。
そんな中、2万円を切るお値段でファイバーマットレスを提供しているアイリスオーヤマはすごいとしか言いようがありません。
ポリエステル100%の中材は風通しが抜群で、ホコリも出ないので、夏や梅雨時期など気温も湿度も高い日でも湿気がこもらずべたつくことなくカビやダニとも無縁。敏感肌やハウスダストアレルギーのお子様でも安心です。
難点としては熱に弱いので布団乾燥機や湯たんぽは推奨できない点。
非の打ちどころのない健康体ならあえてファイバー製を選ぶ必要もありませんが、赤ちゃんがいたりアレルギーがあったり色々日常生活で心配事が多い人は、お手軽に洗浄できるファイバー製にしておくと悩みが減りますよ。
機能性に優れた1枚です。
アイリスオーヤマ公式「アイリスプラザ」ほかアマゾンや楽天など大手通販サイトでも入手できます。
安い低反発マットレスのおすすめ
安い低反発マットレスのおすすめ商品を紹介します。
関連記事:低反発マットレスおすすめ
トゥルースリーパー
トゥルースリーパーはそのまま買うと単品2万円台で高いですが、半額にする裏技があります。
それは楽天またはYahooショッピングでセット購入すること。
トゥルースリーパー本体を含む6点セットで、合計金額から50%割引になって、プレミアケアやプレミアムは実質マットレス1枚あたり13,000円程度で購入できます。
特に保証期間の2年延長はおいしいサービスです。へたりやすいといわれる低反発マットレスでもこれなら安心ですね。
「6点セットなんて買っても使い道がないよ!」という人は、家族や友人と一緒に購入したり、フリマアプリで残りの品を売るのもアリですね。
実際、メルカリやヤフオクには、セット購入で不要になったとおぼしきミニトゥルースリーパーなどが出品されています。
セール期間はいつ終了するかわからないのでお早めに。
関連記事:トゥルースリーパーのぶっちゃけ口コミ!プレミアムは評判悪い?
安い高反発マットレスのおすすめ
安い高反発マットレスのおすすめを紹介します。
関連記事:高反発マットレスおすすめ
スリープメイド
スリープメイドは楽天総合ランキングNo.1、楽天マットレスジャンルで7冠達成した、現在もっとも勢いのあるマットレスです。
・シンプル形状
・弾性率50%以上の高弾性
・硬さ140N
・35Dの高密度
・ISO9001認定工場で生産
・シックハウス原因物質のすべてで基準に合格
・天日干し可
しっかり反発するしなやかなマットレスです。
高密度ウレタンで耐久性にも期待がもてます。
これで6,980円はお買い得。売れているのも納得です。
厚さ4㎝なのでトッパー利用がおすすめです。
モダンデコ高反発マットレス
モダンデコの高反発三つ折りマットレスは格安の4,999円マットレスです。
・10㎝の厚みで底付きなし
・3つ折りで取り回ししやすい
・復元率98.4%
・硬さ190N
・3Dメッシュで通気性向上
・シンカーパイルとメッシュで肌触りさらさら
・トリプルローリング加工でウレタン臭を消臭
など、5000円以下とは思えないほど色々詰め込んでます。
1年保証もあるので安心ですね。
GOKUMINプレミアム高反発マットレス
GOKUMINプレミアム高反発マットレスは1万円台で極上の寝心地が味わえる高コスパマットレスです。
・34Dの高密度で耐久性抜群
・180Nの高反発
・竹炭配合で消臭効果あり
・カバーは洗濯機で洗濯可
・エコテックス認証
・低ホルムアルデヒド
といった特徴があります。これで16,280円は安い。
厚みが5㎝と、1枚で敷くには少し頼りないので、下にベースマットか硬めのマットレスを敷くと完璧です。
安いコスパ最強マットレスのおすすめ
高級品にも引けを取らない高品質かつ高性能なわりにお値打ち価格で顧客満足度が高い・・
そんなのあるの?と疑ってしまいますが、近年はバリエーションが豊かなので3〜4万円も出せばあるんです。
適度なお値段で、バランスよく設計され機能性にも優れたコスパ最高のマットレスを紹介します。
ちなみにイビキの改善などをするものはありません。
モットン
モットンは「腰対策」をウリにしたマットレスです。
薬事法に触れるので「腰痛対策」とズバリ書けないのですが、腰の負担を軽減させることにはかなり自信を持っているようです。
モットンだけの特殊ウレタン「エムスリー」が、寝返りをサポートして、従来の8割の力で寝返りが打てます。寝返りが打てると負荷を分散させやすくなるので、腰の負担が減ります。
シングル39,800円とお高めですが、寝てみて気に入らなければ90日間返金保証があります(公式サイト限定特典)。これがデカイ。
返品すれば商品代金がまるまる返ってくるのでほとんど損しません。
(厳密には、返品の送料だけは自己負担です)
品質保証はけっこうありますが、返金保証サービスをつけているマットレスブランドは数えるほどしかありません。お得です。
腰痛に悩んでいる人はトライしてみては?
ちなみに枕とセット購入すると安くなるキャンペーンをときどき公式サイトでやってます。
雲のやすらぎプレミアム
雲のやすらぎプレミアムは、「腰に優しい敷布団」をウリにしたマットレスです。
感想にも「ふわふわ感」「ふかふか包まれているような寝心地」といった文字が。
厚みが17㎝もあり、まるで雲の上で寝ているような寝心地をもたらしてくれます。
・17㎝5層構造
・新クロスクラウド製法で体圧分散
・復元率99.9%の高耐久性
・リバーシブルで長持ち
・安心の日本製
・側地には高級羊毛ロレーヌダウン使用
・100日間返金保証
といった特徴があり、トライアル期間がある安心感を含め、サービスの充実度ではモットンにひけをとりません。
【雲のやすらぎプレミアムの悪評】腰痛悪化?口コミの評判と真相
マニフレックス モデル246
イタリア製マットレスブランド、マニフレックス。
その中でもモデル246は、日本上陸時から販売しているロングセラー商品です。
今でもベッドマットレスの中では人気No.1。
人気が高い一番の理由は、シンプルに安いからです。
マニフレックスは最上位モデルだと50万円近くします。それ以外でも6~15万円ぐらいが相場。
そんな中、唯一の3万円台で提供しているのがこのモデル246。
・特殊ウレタン「エリオセル」で程よい硬さと体圧分散
・側地はジャカードキルト
・イタリアデザイン
・16㎝の厚み
・12年保証
といった特徴があります。
この価格で12年保証はほかのメーカーではありません。
ウレタンマットレスでこんな長い保証をつけるのはかなり勇気がいります。よほど耐久性に自信があるのでしょう。
マットレス 安い おすすめ 高級マットレス
安いマットレスと一口にいっても「安い」の定義は人それぞれ。
ここではマットレスの相場感を知るために、高級マットレスを紹介します。
マットレスは一般に値段が上がるのに連動して柔らかくフカフカになる傾向があります。高級感溢れるベッドマットレスは想像できないほどの寝心地で、ぜひ大型の百貨店や専門店で一度味わってみてほしいところ。
いずれも10万円超えのブランド価格で「そんなの手が出ないよ!」と思うかもしれません。
しかし高級マットレスは技術の粋を凝縮しているだけあって耐久性が高く、10年スパンで使えます。
長年使う、しかも毎日の気分の高揚などを考慮すると、一概に法外な値段ともいいきれません。
高級マットレスは国産ブランド、海外ブランド両方ありますが、いずれもお試しできる実店舗やショールームがあり、購入前にしっかり体験・経験できるのも強み。
世界の一流ホテルや高級旅館にも納入実績があり、最高のベッドタイムをもたらす逸品を紹介します。
テンピュール
価格帯:52,800円~275,000円(シングル・税込)
低反発の高級マットレスといえばテンピュールです。
NASAに認定された圧倒的な信頼品質。スペースシャトルの座席にもその技術が使われています。
無重力のようなふわふわ感のある寝心地がやみつきになります。
気になるお値段ですが、ベッドマットレスだとスタンダードクラスの「スプリーム」でシングル209,000円。アッパークラスの「リュクス」だと275,000円もします。
より安いワンバイテンピュールやイーズバイテンピュールも15~18万円程度とかなり高価です。
布団タイプのフトンシンプルは52,800円。
いずれも気軽に手が出せるお値段ではないですね。
シーリー
価格帯:88,000~308,000円(シングル・税込)
シーリーはベッド界ではシモンズ・サータと並んで3Sといわれる高級ベッドマットレス御三家です。
その特徴はポスチャーテックコイルという特殊な高機能コイルを搭載していること。
加わる重さが増すごとに反発力が増すため、1種類のコイルで肩や腰などの重い部分はしっかり支えて、頭や足などの軽い部分はふんわり支えるという芸当が可能に。
他のマットレスだと腰の部分を硬めにしようとしたら、そこだけより太いコイルを使ったりして、強化するのがふつうです。
しかしシーリーは、1本のコイルでどちらの役割もこなします。
最も安いエッセンシャルズTTで88,000円。
最も高いマスターピースETで308,000円。
15万円ぐらい出せるなら選べる種類の幅が増えるという感じです。
シモンズ
価格帯:89,640~682,000円(シングル・税込)
シモンズは、サータやシーリーと並んで3Sといわれる高級ベッドマットレス御三家の1つ。ペニンシュラやマリオットをはじめ高級ホテルにも多数採用されています。
コイルはピアノ線と同じ規格で、圧縮して反発力を高めた圧縮コイルを採用。
最も安いのは「ビューティレストセレクション 5.5インチレギュラー」が89,640円。
最も高いのは「ビューティレスト アルティメイトピロー」で、シングルサイズがなく、セミダブルが682,000円。
20万円ぐらい出せるなら色々選べそうという感じですね。
サータ
価格帯:126,500~528,000円(シングル・税込)
(シングルサイズに相当するPSで掲載しています)
サータはシモンズやシーリーと並んで3Sと呼ばれる高級ベッドマットレス御三家の1つです。
縦長のコイルが特徴で、通常だと5.5インチですが、サータは長いものだと9インチもあります。ストロークが長いためふんわり受け止めてくれます。
最も安いのはポスチャーノーマルで126,500円。
ただし、最近アニバーサリーシリーズと呼ばれる5万円台のモデルが出ています。
最も高いのはスプレンディッドで528,000円。
エアウィーヴ
価格帯:35,200~396,000円
エアウィーヴは浅田真央さんが愛用していることでも知られ、一般の認知度が高いので、身近なマットレスだと思ってしまいがちですが、実はアッパークラスは40万円近くする高級マットレス。
最も安いエアウィーヴスマート01でも3万円以上するので、実は気軽に手を出しにくいマットレスです。
10万円あればトッパーからベッドマットレスまでひととおり選べます。
特徴はファイバー製であること。丸洗いできるので、幼児やペットがベッドを汚しがちな人におすすめです。
押し返してくるような寝心地です。
日本ベッド
価格帯:88,000~440,000円(シングル・税込)
国産では最古参のベッドメーカー、日本ベッド。
皇室にベッドを献上してきただけあって、品質は折り紙付きです。
特にコイルにこだわりがあるようで、詰め物は最小限に抑え、ほとんどコイルの違いだけで寝心地の違いを生み出しています。まさに匠の技。
最も安いのはビーズポケットベーシックで88,000円。
最も高いのはシルキークチュールで440,000円。
人気商品はシルキーポケットで170,500円です。
比較検討するには予算20万円ぐらいはほしいところ。
東京ベッド
価格帯:88,000~363,000円(シングル・税込)
日本ベッドに次ぐ最古参のベッドメーカー、東京ベッド。
長らくスプリングマットレスを作り続けてきた職人の技が光ります。
コイルは二度焼き(ダブルテンパー)で耐久性をUPさせています。
最も安いのはrev7ブルーラベルで88,000円。
最も高いのはレックユニバーススーパーフィットで440,000円。
人気商品はrev7ブルーラベルです。
15万円ぐらいあれば選択肢が広がるかなという感じです。
マットレス 安い おすすめ マットレスの役割
「マットレスの役割ってそもそもなんなの? 敷布団と重ねて使うの? 単品で敷布団の代わりになるの?」
→どちらのパターンもあり、マットレスの種類によって違います。
役割は大きく分けて3つにわかれます。
1.敷布団の代わりになるもの
通常のマットレスの使い方がこれです。
それまで使っていた敷布団をしまって、マットレスを敷く。
畳やフローリングの床に直接敷いても、ベッドに敷いてもOK。
2.敷布団の上に敷いて寝心地を上げるもの
「敷布団を捨てるのがもったいない(めんどくさい)な・・」
という人におすすめなのがこの種類です。
いわゆる「トッパー」というジャンルで、敷布団や今あるマットレスの上に敷くことで寝心地をグレードアップさせることができます。
薄いので1枚で敷くのはNG。底付きして腰が痛くなります。
厚みが5㎝以下のマットレスはだいたいこれです。
3.敷布団の下に敷いて底支えするもの
いわゆる「ベースマット」といわれるジャンルで、土台の役割をします。
今ある敷布団の下に敷くことで、薄い敷布団でも快適に眠れます。
硬めの感触で、素材は硬質ウレタンを使用しているものがほとんど。
硬いので直接寝ると寝心地が悪いです。
カバーで寝心地を改善
カバーを買替することでも寝心地を改善できます。
「マットレスが硬くてゴツゴツしてる・・」
数万円もしたマットレスを買い替えるのはもったいないですよね。
そんなときは、その圧迫感を緩和するために、薄いシーツからふんわりした肌触りのベッドパッド(敷きパッド)に変更してみましょう。がらりと寝やすくなります。
または、ジャカード織など厚みのある仕上げのシーツに変更するのも手です。
「マットレスが蒸れて困ってる・・」
ふかふかしたニット生地のカバーを使っていませんか?
そんなときはカバーをメッシュ地のものに替えてみましょう。伸縮性・吸放湿性・通気性が向上するので、さらさらとした手触りでいくらかムレ感が軽減されます。
もしくは冷感カバーを使うのも効果的です。ひんやり冷やされるような寝心地で快適。
春夏秋冬オールシーズン快適に使えるカバーというのはなかなかありません。、季節ごとに使い分けしましょう。
「汗かきだからマットレスがカビないか心配・・」
マットレスプロテクターを使用してみましょう。寝汗の湿気からマットレスを守ってくれます。
ちなみに「除湿シートは?」という声もあるかもしれませんが、除湿シートはマットレスの底面に溜まった水分を受け止めるもので、カバー代わりに敷いて直接汗を吸い取らせる用途ではありません。
「デザインがちょっとイモい・・」
→おしゃれなカバーにチェンジしてお部屋に溶け込む演出にしましょう。
カラーバリエーションは豊富で、選択肢はたくさんあります。マルチカラーのカバーをそろえておけば、気分によって寝室の雰囲気を変えられます。
参考までにカバーの素材ごとの特徴を挙げておきます。
○コットン(綿)
・天然繊維
・吸水性・吸湿性に優れる
・肌触りが良い
・冬暖かく、夏涼しい
○リネン(麻)
・天然繊維
・ザラザラした触感
・通気性・吸水性が良い
・伸び縮みしにくい
・肌に張り付かないので夏は快適
○ウール(羊毛)
・天然繊維
・保温性が高い
・ふわふわ
・水をはじく
・水を含むと硬くなる
○シルク(絹)
・天然繊維
・光沢がある
・綿を超える吸水性
・吸放湿性が高い
・冬暖かく、夏涼しい
・摩擦に弱い
○レーヨン
・化学繊維
・独特の光沢がある
・ドレープ性がある
・シワになりやすい
・サラっとした肌触り
・水に弱い
カバーには向きません。
○ポリエステル
・化学繊維
・強度が高い
・濡れても乾きやすい
・安い
コットンとのミックスもあります。
カバーはそもそもマットレスの清潔を保つには必要不可欠なものですし、意外と安上がりに寝心地を変えられる優れものです。ガマンしてストレスをためずに、カバーの買い替えも検討してみましょう。
マットレス 安い おすすめ お手入れ
お手入れをまったくせず、万年床状態だと、湿気の多い日本ではマットレスにカビやダニがつくことがあります。
底面に黒カビが繁殖しているとなると不衛生でおちおち安眠できませんよね。
そこで、ここではマットレスを清潔に保つお手入れ方法について解説します。
1.陰干し
陰干しは、どんなマットレスにも使える万能ケア方法です。
風を通すことで、マットレスにたまった湿気を追い払います。カビ対策として非常に有効です。
壁に立てかけるだけでいいのでお手軽です。
天日干しは推奨しません。ウレタンやファイバー素材だと、日光に当てると劣化が早まるからです。
すのこベッドにしたら干す手間が省けるかというとあながちそうでもありません。すのこの接地面にもやはりカビはくるので、面倒がらず空気に触れさせてください。
2.ローテーション
表裏を入れ替える、また頭側と足側をひっくり返すことで、長持ちさせられます。
横たわっているときの荷重は均等ではありません。一番体重がかかっている部分は腰。マットレスのへたりは腰からきます。毎晩、重いものを載せているからですね。そのまま放置しておくと底付きして腰痛などの原因になります。
そこで、定期的にローテーションして荷重がかかる部分を定期的にずらすことで、ダメージを均等に分散させて、寿命を先延ばしすることができます。
頻度は1ヶ月に1回程度でOK。
上下を入れ替えしたいときは、購入前にリバーシブルタイプであるかどうかを確認しましょう。裏返して寝ることを想定していないマットレスもたくさんあるので要チェックです。
3.カバーの洗濯
カバー(枕カバー含む)やパッドは定期的に洗濯して取り換えましょう。
寝ているだけでも、寝汗で水分と塩分がカバーやマットレスに染み出しています。また、飲み物をこぼしたときなども、染みてしまいますね。
そこでお掃除してあげることで、寝具を清潔に保ち、水分や塩分、酸によるマットレス素材の劣化を防ぐことができます。
マットレス本体はファイバー素材以外だと洗濯できません。そのためいかにカバー表面で汚れを食い止めるかが重要です。
4.抗菌・防ダニ・防臭加工のマットレスを選ぶ
たとえば帝人のマイティトップは詰め物に使用される中わたですが、防ダニ加工の綿です。
ニオイ防止加工だと竹炭が有名ですね。竹炭入りだと多孔質構造で臭いを吸着してくれて防臭対策になります。
マットレス 安い おすすめできない
「新しくマットレスを買ったけど、寝心地も悪くて寝起きがなんだか辛い・・」
悩んで買った結果がこれだとガッカリですよね。
そんな失敗を避けるために気をつけておかなければならないことを解説します。
おすすめできないマットレスは、商品スペックが開示されていないマットレスです。
「激安」を売りにして、それ以外の情報開示がないマットレスは要注意。
・ウレタン密度(耐久性に関連)
・耐久試験結果(耐久性に関連)
・ホルムアルデヒドの検出量(安全性に関連)
このあたりが明らかにされていないものは、地雷のリスクが高く心もとないですね。
すぐにへたる・安全性に懸念があるなどの情報をあえて伏せている可能性もあります。
無名メーカー・人気メーカー・家具量販店・ホームセンターなど関係なく、チェックしましょう。口コミ評価を調査することでも、ある程度ハズレを掴むリスクを防げます。全部チェックするのは不可能でも、悪い口コミだけでも目を通しておくといいですね。総合満足度だけではわからなかった欠点が判明することがあります。激安だからといって反射でポチらず、いったん深呼吸してじっくりスペックを眺めましょう。
あとは、腰や肩、背中が痛いという人は最初は高反発をおすすめします。低反発は避けましょう。寝姿勢が崩れて不安定になり、快眠を妨げますし、背骨にもよくありません。
どれだけ信頼性が高く評判のいいマットレスでも、100%確実に自分自身に合うとは限りません。背中に響くとか息苦しいなどの影響や違和感があるときは、使用を中止しましょう。
返品可能なマットレスだと、万が一合わなくても返金してくれるので気軽に買えますね。
ただし返品条件をよく読みましょう。
特に大事なのは返品期間です。
「○日間返品保証」は、
① ○日以内に返品
② ○日たってから返品
の2パターンがあります。
期間外に返品してしまうと、受け付けてくれず送料が無駄になってしまいます。