スポーツ選手のマットレス:エアウィーヴ
エアウィーヴはスポーツ選手に利用者が多いマットレスです。
競技名 | スポーツ選手 |
フィギュアスケート | 浅田真央 |
テニス | 錦織圭 |
体操 | 内村航平 |
スキージャンプ | 高梨沙羅 |
ラグビー | 田村優 |
卓球 | 石川佳純 |
アイスダンス | メリル・ディヴィス &チャーリー・ホワイト |
車いすテニス | 上地結衣 |
ゴルフ | 樋口久子 |
参考:エアウィーヴ公式
このようなそうそうたる顔ぶれが並びます。
(どのモデルを使用しているかまでわかればよかったのですが、情報がありませんでした)
エアウィーヴ社は2021年東京オリンピックの公式寝具パートナーになり、選手村にマットレスと段ボールベッドを提供したことでも記憶に新しいですね。
エアウィーヴの特徴は、なんといってもファイバー製であることです。
エアウィーヴ社の前身は釣り糸を製造する会社でした。そのプラスチック成型技術を生かして、ポリエステル素材のマットレスの先駆けになりました。
ファイバーマットレスの特徴は以下。
・洗える
家のシャワーで丸洗いできます。赤ちゃんのおねしょで汚してもリカバリーが容易なため、生活ストレスが激減します。
・通気性抜群
プラスチックの長い糸を3次元上に絡み合わせているので、空気が遮断されません。日本の高湿の気候でもカビ知らずです。
・アレルギーの心配無用
通気性がいいのでダニがつきにくいです。ホコリを発生させないのでハウスダストも出ません。
寝心地は硬めで高反発。下から押し上げてくるような感触で、腰をがっちり守って寝返りもしやすいです。
浅田真央のマットレス
エアウィーヴといえば浅田真央さんが使っていたことから一気に人気に火が付いたブランドです。
浅田真央さんは2009年からずっとエアウィーヴを使用しています。
イメージキャラクターもずっと務めていますね。CMを見たことがある人も多いはず。おそらく日本で一番有名なマットレスです。
スポーツ選手のマットレス:西川エアー
老舗寝具メーカー、東京西川は多くのアスリートが利用しています。
有名どころでは以下の選手です。
競技名 | スポーツ選手 | 使用モデル |
サッカー | 三浦知良 | エアーSX |
野球 | 大谷翔平 | エアーSX |
野球 | 田中将大 |
エアーポータブル
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バトミントン | 奥原希望 |
エアーポータブル
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スポーツクライミング | 楢崎智亜 |
エアーポータブル
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スポーツクライミング | 野口啓代 |
オーダーピロー、エアーSX
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スケートボード | 堀米雄斗 | 不明 |
ゴルフ | 有村智恵 | 不明 |
レスリング | 日本代表 | 不明 |
サッカー | FC東京 | 不明 |
サッカー | 日本代表 | 不明 |
参考:寝具の西川公式
試合の遠征先でも安定した寝心地を確保するために、ポータブルの需要が大きいようです。
ちなみにネイマール(サッカー)・吉田沙保里(女子レスリング)・宮間あや(女子サッカー)はイメージキャラクターに抜擢されたことがありますが、使っているかどうかは不明です。
東京西川エアー
東京西川はたくさんの種類のブランドを展開していますが、その中でひときわ有名なのが西川エアー(AIR)です。
最も安いモデル「01」でも44,000円、最も高いモデル「SX」では143,000円と決して安くはありませんが、品質は折り紙付き。
最新の睡眠科学を取り入れ、点で支えて体圧分散する独自の特殊立体波型凹凸構造です。
肩の部分はクロスホールといって点のかたまりが4×4のブロックになったものが格子状に配置されています。これにより、凹凸があり体重の30%がかかる肩部においても、高いクッション性とフィット感をもたらします。
空気の通り道があるため、フラットなウレタンマットレスよりは通気性が良いです。
硬さがベーシックとハードの2種類から選べます。
スタイリッシュなデザインも相まって、独自の地位を築き上げています。
スポーツ選手のマットレス:マニフレックス
世界で一番売れてるマットレスといえば、イタリアブランドのマニフレックスです。
アスリートには愛用者が多いですね。
競技名 | スポーツ選手 | 使用モデル |
野球 | 山田哲人 |
フラッグFX
エルゴトッパー ピローグランデ |
ラグビー | 長谷川慎 | 不明 |
サッカー | 香川真司 |
フラッグFX
ピローグランデ |
女子サッカー | 伊賀FCくノ一三重 | 不明 |
バスケットボール | アルバルク東京 |
フラッグFX
モデル246 イタリアンフトンⅡ フライニットウィング |
ラクロス | 山田幸代 | 不明 |
相撲 | 中村雅継親方(元:嘉風) |
メッシュウィング
|
参考:マニフレックス公式
マニフレックスはすべてウレタンマットレスで、トッパー・三つ折り・ベッドマットレスと全種類をカバーしています。
その特徴は独自のウレタン素材「エリオセル」。適度な反発力で体を支え、立っているときと同じ背骨のS字カーブを自然な形に保ちます。
また通気性もふつうのウレタンマットレスより良いです。その理由は、オープンセル構造といって、ウレタンの膜に穴が開いているため。寝返りを打つたびに空気が出入りして、湿気がこもるのを防ぎます。
他ではめったに見られない長期保証も魅力。3万円台のマットレスでもふつうに10年保証がついています。ドイツの検査機関「LGA GERMANY」の耐久試験に合格しているというバックグラウンドがあるため、耐久性には自信があるということですね。
香川真司
プロサッカー選手の香川真司選手はマニフレックスを愛用しています。
使用ラインナップは「フラッグFX」。
価格:96,800円(シングル・税込)
サイズ:100×195×22㎝(シングル)
名前が示すとおりマニフレックスのフラッグシップモデルです。
スタンダードモデルは体圧分散性に優れた独自のウレタンフォーム「エリオセル」を使用していますが、フラッグFXはそのエリオセルを、さらに1段柔らかい「エリオセル・MF(マインドフォーム)」でサンドイッチしています。
体をしっかり支えながらも、しっとり柔らかい寝心地が味わえます。
側地にはホワイトパイン(白松)が原料の木製ファイバーを使用していて、防臭効果が期待でき、エコ方面への気遣いも見られます。
保証期間は驚異の12年。
ちなみに香川選手は枕も同じくマニフレックスのピローグランデを使用。
以下は2016年の記事の抜粋です。
マニフレックスは2012年夏、香川選手がドイツからイングランドプレミアリーグへの移籍を機に、香川選手の眠りの用品全般をサポートさせていただいています。ドイツ、神戸のご自宅、日本帰国時の宿泊先等、飛行機の移動中に至るまで、香川選手が眠るところにはマニフレックスが常にあります。
マニフレックス公式
スポーツ選手のマットレス:エムリリー
エムリリーはイングランドプレミアリーグの名門、マンチェスターユナイテッドの公式寝具パートナーです。
エムリリーの特徴は高反発と低反発のいいとこどりをした「優反発」という反発特性。
重い部分はしっかり支え、軽い部分はふんわり受け止め、自然で理想的な寝姿勢を保てます。
エムリリー公式サイト 購入限定特典で180日延長保証がついてオトクです。
関連記事:エムリリー優反発マットレスの口コミ!悪い評判はある?
スポーツ選手のマットレス:スリープマジック
スリープマジックは青山学院大学陸上部を一躍強豪校に押し上げた原晋監督と野球の桑田真澄投手がプロジェクトパートナーになっています。
スリープマジックの特徴は、ウェーブタイプの表面加工をしていること。
断面がキノコ型になっていて、線で支えます。
カバーはメッシュ地を採用していますし、マットレス表面のスリットに空気が通ることで通気性が向上しています。
抗菌防臭仕様。
三つ折りできるのでコンパクトに収納可。
スポーツ選手のマットレス:モットン
モットンは山本昌さんが使用しています。
山本昌さんといえば中日ドラゴンズで50歳まで現役を務めた球界のレジェンド。現在では野球解説者として活躍されています。
モットンは現役時代に使用していたわけではなく、2017年3月に公式キャラクターに就任してから使っているようです。
モットン「腰対策必見のマットレス」をうたい、10万本以上の販売実績があります。
その特徴は寝返りのしやすさ。
独自開発の高反発ウレタンフォーム「エムスリー」を採用し、従来の力の8割で自然な寝返りができます。
寝返りがしやすいと負担を分散させやすくなるので、腰にも優しいですね。
合わなければ90日間返金保証もあるので一度試してみては?
モットン 山本昌
山本昌さんはモットンの公式キャラクターを務めています。
現役時代(特に晩年)、投げた後や遠征などで腰痛に悩まされたという山本昌さん。
実際にモットンに寝てみて、このような感想を持たれています。
・寝心地が非常に良い
・宙に浮いて寝ているような感じ
・寝返りが非常にしやすいのは即感じた
・自分の体重でも大きく沈み込むことはなかった
スポーツ選手 マットレス 雲のやすらぎプレミアム
雲のやすらぎプレミアムは厚さ17㎝、5層構造の大ボリューム高反発マットレスです。
新クロスクラウド製法でふわふわなのにしっかり支えて体圧分散ができます。
・プロキックボクサー 卜部功也
・アメリカンフットボール 繁永達也
・硬式テニス 中舘夏美
・早稲田大学レスリング部
などが使用しています。
公式サイトでときどきまとめ買いで最大半額キャンペーンをやっています。
関連記事:【雲のやすらぎプレミアムの悪評】腰痛悪化?口コミの評判と真相
アスリート愛用・御用達マットレスの選び方
アスリートが御用達・愛用しているからといって、自分に合うとは限りません。
アスリートがどのような視点でマットレスを選んでいるのかを知って、選び方に役立てましょう。
高反発マットレス
1つ目は高反発であること。
筋肉量が多く、体重が重いスポーツ選手は、標準体型の人に比べてベッドに横たわったときに体が沈みがち。
身体が沈むと寝姿勢が崩れ、腰痛など体の不調につながるので、沈まないマットレスをチョイスする必要があります。
そこで、体重が重くても体が沈まない高反発マットレスを選びます。
マラソン選手など、遅筋の割合が多く、比較的スリムな人は、そこまでガチガチにしなくても良いです。
要はアスリートかどうかというより、反発力や硬さは体重や体型で選ぶことが肝心です。
関連記事:高反発マットレスおすすめ
寝返りのしやすいマットレス
2つ目は寝返りがしやすいこと。
これは高反発をチョイスした時点でほぼ満たしています。
寝返りがしやすいとは、イコール「少ない力で寝返りができる」ということ。
寝返りができないと、極端な例では床ずれになります。ずっと同じ姿勢でいるのはよくないのです。
病院で寝たきりの入院患者さんは、看護師が体位変換をしてあげないと、同じ部位に圧力がかかり続けて皮膚がダメージを受け、床ずれを引き起こします。
こういう事態を避けるため、元気な人だったら、寝ている間に無意識に寝返りをうって、ダメージを分散させています。
やわらかいマットレスは、ふんばってもマットレスに力が吸収されるので、寝返りをうつのに余計な力がいります。そのため一晩当たりの寝返り回数は少なくなりがち。
硬いマットレスであれば、楽に寝返りができます。
通気性が高いマットレス
3つ目は通気性が高いこと。
人は一晩にコップ一杯の汗をかくといわれています。
エネルギーの摂取と消費が多く、代謝の高いスポーツ選手は、寝ている間にも汗をかきがち。
そこで、ムレを軽減させてくれるマットレスであれば、湿気がこもらず快適に眠れます。
日本は湿度の多い環境なので、カビ予防のためにも通気性は高いにこしたことはありません。
素材別にみると、通気性が良い順に、
ファイバー>ボンネルコイル>ウレタン、ポケットコイル
という並びになります。
ファイバーマットレスはプラスチックを糸状にしてマットレスの形に固めているだけなので、空気が遮断されず通り抜けることができます。
これまで挙げてきたマットレスの中ではエアウィーヴが該当します。
マニフレックスや西川エアー、モットンはすべてウレタン製です。ウレタンは無数の泡が並んだ構造で、通気性が良くありませんが、各社工夫をこらして通気性の向上に努めています。