テンピュール エアウィーヴ/どっちがいい?
この記事は、
という方に向けて書いています。
詳細比較はあとで行うとして、まずは結論から。
どちらがいいかは、何を優先するかによって違います。
「腰痛をなんとかしたい」
→エアウィーヴがおすすめです。
理由は、高反発で寝返りがうちやすく一か所に負荷がかかるのを防げるからです。テンピュールは低反発で寝返りがうちにくいです。
「とにかく寝心地がいいマットレスがほしい」
→テンピュールがおすすめです。
沈み込むような寝心地は低反発ならではの魅力。エアウィーヴは硬めなので好みが分かれます。
「赤ちゃんといっしょに寝たい」
→エアウィーヴがおすすめです。
赤ちゃんを寝かせるマットレスは高反発一択です。低反発だと沈み込みがあるので、うつ伏せになったとき鼻がふさがって窒息しないように気を配らないといけません。高反発は沈まないので安心です。また、エアウィーヴはシャワーで丸洗いできるので、吐き戻しなどで汚れても怖くありません。
「硬いマットレスがいい」
→エアウィーヴがおすすめです。
エアウィーヴはすべてのラインナップが硬めです。
「柔らかいマットレスがいい」
→テンピュールがおすすめです。
テンピュールは硬さの違うラインナップを展開しています。
最も柔らかいのはクラウドコレクション、次いでオリジナルコレクションです。
テンピュール エアウィーヴ/寝心地の口コミを比較
テンピュールの寝心地の口コミ
テンピュールのマットで寝てるんだが朝腰痛になるのでふとんタナカってとこに行ってみた。
「テンピュールで寝てるんですが腰痛悪化しました」と言ったらテンピュールのあかんとこ全部指摘された。
・冬硬い
・夏体温をホールドするので暑い
・腰を中心にV字になって沈むので腰痛になりやすい— ロゼ (@axlroze6969) July 3, 2022
テンピュールのマットで熟睡して朝風呂はいって朝食食べて準備万端ホテル最高!
さて仕事今日こそ終わらせて帰るぞー
— STA (@rion_sta) June 21, 2022
エアウィーヴの寝心地の口コミ
通販でセールしてて清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったエアウィーヴ、一晩で腰痛で腰痛がなくなった。すごい。
— たなか・ま (@ttannakkammassa) August 4, 2022
エアウィーヴは寝てみるとゴワゴワのプラスチックの硬い感じで安くても買う気にはならなかった。昔おもちゃで売ってた細いプラスチックの紐を丸くしたボールをでっかくした感じ。
— (み)さ(く)ら (@zinujyo) April 7, 2015
テンピュール エアウィーヴ/硬さを比較
テンピュールとエアウィーヴの硬さを比較しました。
テンピュール | エアウィーヴ | |
柔らかめ | クラウド | - |
ふつう | オリジナル ワンバイテンピュール イーズバイテンピュール |
- |
かため | センセーション ファームエリート |
全部 |
このように、テンピュールは硬さの違うラインナップを展開していますが、エアウィーヴはすべて同じ硬さです。
柔らかいマットレスがいいならテンピュールですね。
関連記事:硬めマットレスおすすめ
テンピュール エアウィーヴ/サイズを比較
テンピュールとエアウィーヴのサイズを比較しました。
テンピュール | エアウィーヴ | ||
高さ | 195cm |
195cm
シングルロング210cm |
|
幅
|
シングル | 97cm | 97cm |
セミダブル | 120cm | 120cm | |
ダブル | 140cm | 140cm | |
クイーン | 160cm | 160cm | |
キング | なし | 180cm | |
厚み
|
トッパータイプ | 7cm | 4~5cm |
マットレスパッドタイプ | なし | 6~7cm | |
敷布団タイプ | 6~7cm | 8~9cm | |
ベッドマットレスタイプ | 18~30cm | 18~38cm |
エアウィーヴはシングル~キング+シングルロングの敷布団とサイズが充実しています。
テンピュールはクイーンサイズまでで、キングサイズがありません。またシングルロングもありません。
同じサイズなら幅は同じですね。
厚みも一応調べましたが、厚みの比較はあまり意味がありません。なぜなら素材が違うからです。
テンピュールの素材はウレタン、エアウィーヴの素材はポリエチレンファイバーです。
ファイバーマットレスは反発力が強いので、ウレタンマットレスより薄くなりがちです。
どちらがいい悪いということはありません。
テンピュール エアウィーヴ/お手入れ方法を比較
テンピュールとエアウィーヴのお手入れ方法を比較しました。
結果はエアウィーヴの勝利です。
マットレスのお手入れは陰干しが基本で、この点はどちらも共通しています。
大きな違いは洗えるかどうかです。
テンピュールの素材ウレタンは水に弱く、水洗いできません。
スポンジを想像するとわかりやすいです。食器を洗ったあとのスポンジはどれだけ絞っても中に水分が残ってしまいます。ましてマットレスのような厚みがあるものは、湿気が中に残るとなかなか蒸発しません。するとカビが生えやすくなります。
エアウィーヴの素材ポリエチレンは水に濡れてもなんともありませんから、シャワーで丸洗いできます。汚れも染み込まないので、コーラやビールをこぼしてもピカピカにできます。
関連記事:エアウィーヴの洗い方・効率の良い乾かし方・普段のお手入れ方法
テンピュール エアウィーヴ/通気性を比較
テンピュールとエアウィーヴの通気性を比較しました。
結果はエアウィーヴの圧勝です。
エアウィーヴの通気性は抜群。
網戸が積み重なっているような構造なので、ふだんから外気に接していて風が通り放題です。そのためダニもカビも心配いりません。
一方、テンピュールの通気性は悪いです。
テンピュールの構造はウレタンフォームといってウレタンの泡を膨らませたものです。泡は閉じられているので、空気が通り抜けません。そのため水分の蒸発は遅いです。
ダニは高温多湿の環境を好むので、梅雨の時期は特に注意が必要です。
関連記事:テンピュールのダニ
テンピュール エアウィーヴ/値段を比較
テンピュールとエアウィーヴの値段を比較しました。
テンピュール | エアウィーヴ | |
トッパータイプ | 104,500円 |
37,400~57,200円
|
マットレスパッドタイプ | なし |
71,400~110,000円
|
敷布団タイプ | 58,300~102,300円 |
104,500~253,000円
|
ベッドマットレスタイプ | 132,000~231,000円 |
110,000~418,000円
|
(すべてシングル価格)
トッパータイプはエアウィーヴのほうが安いです
敷布団タイプはテンピュールのほうが安いです。
ベッドマットレスタイプはどちらが安いとはいいづらいのですが、エアウィーヴのほうが値段の幅が大きいですね。
誤解を恐れずに言ってしまうと、テンピュールのベッドマットレスは大きく分けて2種類しかありません。エントリーモデルと通常版です。そのため価格差もおのずと小さくなります。
エアウィーヴのベッドマットレスはエントリーモデルのS01からハイエンドモデルのL03までグレードに大きな違いがあります。そのため価格差が大きくなっています。
ちなみに両者ともどこのサイトで購入しても価格は変わりません。公式サイトのセールを狙うのがおすすめです。
関連記事:
テンピュール エアウィーヴ/肩こりや腰痛への効果を比較
テンピュールとエアウィーヴの肩こりや腰痛への効果を比較しました。
結果はエアウィーヴの勝ちです。
腰痛対策には以下2つの条件が必要です。
①体圧分散ができること
②寝返りがしやすいこと
①はどちらも満たしています。
問題は②です。
寝返りがしやすいかどうかはマットレスの硬さによって決まります。柔らかいと押し返す力が弱いので、寝返りに余分な力がいります。そのため、柔らかいマットレスでは一晩あたりの寝返り回数が少なくなります。
柔らかめのラインナップが多いテンピュールではここが少し弱いです。
エアウィーヴは全商品硬めなのでどれを選んでもOKです。
腰痛持ちの方はエアウィーヴにしましょう。
関連記事:マットレス腰痛治った
テンピュール エアウィーヴ/耐久性を比較
テンピュールとエアウィーヴの耐久性を比較しました。
結果はテンピュールの勝ち!
テンピュールは8万回の圧縮試験を行っていて、復元率95%以上です。
エアウィーヴは耐久試験の結果を公表していません。
良い成績が出ているなら公表しているはずなので、あまりよくなかったのだと推察されます。
関連記事:
テンピュール エアウィーヴ/保証を比較
テンピュールとエアウィーヴの保証を比較しました。
保証は返金保証と品質保証に分けられます。
返金保証を比較
返金保証はエアウィーヴの勝利です。
テンピュール | エアウィーヴ | |
返品期間 | 60日以内 | 30日以内 |
条件 | ・実店舗での購入または公式サイトでクーポンを適用して購入 ・定価での購入のみ(アウトレットやセール商品は対象外) |
・公式サイトでの購入のみ
|
対象商品 | 厚さ21㎝以上のマットレス(オリジナル・センセーション・クラウド・ファーム)のみ | 全商品 |
エアウィーヴは自動的に保証が付きますが、テンピュールは購入時にクーポンコード「60night-trial」を入力しないといけません。知らないと見過ごしてしまいますよね。
また、エアウィーヴは全商品が対象になるのに対し、テンピュールは主力商品のベッドマットレスのみです。敷布団タイプは対象外。
返金保証はエアウィーヴのほうが手厚いです。
品質保証を比較
品質保証はテンピュールの勝ちです。
テンピュール | エアウィーヴ | |
トッパータイプ | 15年(※) |
3年
|
マットレスパッドタイプ | なし | |
敷布団タイプ | 2~5年 | |
ベッドマットレスタイプ | 10年 |
エアウィーヴの保証期間は一律3年なのに対し、テンピュールのベッドマットレスは10年まであります。
(トッパーの15年はややこしい条件つきなのでここではノーカウントとします)
10年へたらないと胸を張って言えるのだから、これは素晴らしいですね。
関連記事:エアウィーヴの返品
エアウィーヴ テンピュール クッションを比較
エアウィーヴとテンピュールのクッションを比較しました。
主な違いは以下の2点。
・硬さ
・用途
・保証の有無
○テンピュールクッションの特徴:
テンピュールはオフィスチェア用に開発されたクッションで、背もたれのカーブに合うかまぼこ型をしています。マットレスにも使われる低反発素材を使っていて、ゆっくり沈み込みます。
オフィスチェアに置いたときの見栄えを気にするのなら、テンピュールのほうがフィットします。色はダークブルーなので主張は控えめ。オフィスチェアのデザインを邪魔しません。
3年間の品質保証がありますが、返品保証がありません。
○エアウィーヴクッションの特徴:
エアウィーヴの色はホワイトまたは明るめのグレーなので黒いチェアに置くと丸わかりですね(笑)。一応、日常使いでもオフィス用でもどちらでも使えます。マットレスと同じ高反発です。
エアウィーヴのクッションは、30日間の返品保証があります。ただし品質保証はありません。
口コミの件数が少ないのが少し気になりますね。あまり売れてないことがうかがえます。
○クッションの選び方
選び方は、固さの好みと用途で選ぶと良いです。
「高反発が好き」→エアウィーヴのクッション
「低反発が好き」→テンピュールのクッション
「ワークチェアにぴったりはまるのがほしい」→テンピュールのクッション
「家の座椅子に使いたい」→エアウィーヴのクッション
テンピュールとエアウィーヴのクッション比較表
ブランド | テンピュール | エアウィーヴ |
名称 | シートクッション |
エアウィーヴ クッション
|
楽天での評価 | ★4.69(122件) | ★5(1件) |
価格(税込) | 13,200円 | 9,900円 |
サイズ | 幅40×奥行42×厚さ5㎝ |
幅39×奥行39×厚さ5㎝
|
カラー | ダークブルー |
ホワイト、グレー、ネイビー
|
固さ | やわらかめ | かため |
素材 | ウレタン | ポリエチレン |
お手入れ | 洗えない | 洗える |
生産国 | デンマーク | 日本 |
返品保証 | なし | 30日 |
品質保証 | 3年 | なし |
テンピュール エアウィーヴ/マットレスの違いまとめ
これまで紹介してきたテンピュールとエアウィーヴのマットレスの違いをまとめました。
テンピュール | エアウィーヴ | |
硬さ | 柔らかめ~かためまで選べる | かため |
サイズ | シングル~クイーン |
シングル~キング
|
お手入れ方法 | 水洗い不可 | 水洗いOK |
通気性 | 悪い | 良い |
値段 | トッパー:104,500円~ 敷布団:58,300円~ ベッドマットレス:132,000円~ |
トッパー:37,400円~
敷布団:104,500円~ ベッドマットレス:110,000円~ |
腰痛への効果 | 低反発なので不向き |
高反発なので寝返りが打ちやすく腰痛に効果的
|
耐久性 | 高い | 不明 |
保証 | 品質保証2~10年 60日間返金保証 |
品質保証3年 30日間返金保証 |
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