マットレスの選び方!ベッドマットレスはニトリ?硬さの選び方

マットレス 選び方 診断


マットレスの選び方を悩み別に診断します。

「腰痛がひどくて・・」

→腰周りが硬めのマットレスをおすすめします。

痛いんだから柔らかいマットレスのほうがいいと思うかもしれませんが、逆です。

腰痛には寝返りが打ちやすい硬いマットレスが向いています。

どんな姿勢でも、同じ姿勢をキープし続けると特定の部位に負担がかかります。そのため人は無意識に寝返りをうって、姿勢を変えてダメージを分散させます。

しかし、マットレスが柔らかいと、寝返りする力が吸収されるため、寝返りに余計な力がいります。その結果、一晩の寝返り回数が少なくなります。

以上の理由から、腰痛には硬いマットレスが向いています。ただし、あまり硬すぎると腰痛悪化することもあるので、体重に合わせた適度な硬さ選びが重要です。

「ペットのおねしょでマットレスが汚れちゃう・・」

→ファイバーマットレスをおすすめします。

シャワーで洗えるので、汚してもカンタンにキレイにできます。

「硬いマットレスはニガテ・・」

→低反発マットレスをおすすめします。

身体のラインにフィットして柔らかく受け止めてくれます。

ベッドマットレスの選び方

失敗しないベッドマットレスの選び方について解説します。

知識がない状態でマットレスを買うと、デザインやお部屋のコーディネートを優先して品質を吟味しないで買ってしまい、いざ寝てみると寝心地が悪くて後悔するはめになります。

大事なのは自分にあった睡眠環境です。

以下、マットレス選びに必要なスペックの見方を解説します。

マットレスの機能

機能的なマットレスはいろいろな生活シーンで役に立ちます。

折りたたみマットレス

折りたたみマットレスはコンパクトに収納できるので、ワンルームマンションなど限られた空間を有効利用できます。

お部屋が狭いと感じているなら、ベッドを置かずに折りたたみマットレスのみにすることで、お部屋を広く使えます。

三つ折りがスタンダードですが、6つ折りでソファにもなる2wayマットレスもあります。

洗えるマットレス

洗えるファイバーマットレスは、

・室内犬や猫を飼っている
・寝ゲロ
・赤ちゃんの吐き戻し
・生理の血の汚れ

などの生活シーンで役に立ちます。

マットレスは洗えないものが多いので、汚してしまったら、濡らして絞った布で拭うのがせいぜい。

除去しきれなかった汚れやニオイがいつまでも取れず、最悪マットレスごと捨てるハメになります。

うっすら尿臭の残るお布団で寝るなんて、想像しただけで気持ち悪いですよね。

でも、ファイバーマットレスにしておけば、いざとなったらお風呂場で洗えるという心の余裕ができ、ストレスフリーで生活できます。

マットレス 選び方 弾力性

マットレスの弾力性(汎発性)は、寝心地に直結します。

弾力性は、JIS規格に反発弾性という指標があり、数字で表すことができます。

50㎝の高さから鉄球を落とし、跳ね返った高さが元の高さの何%になるかで測定します。

参考:JIS K 6400-3
https://kikakurui.com/k6/K6400-3-2011-01.html

・高弾性(反発弾性50以上)
・高反発(反発弾性15~50)
・低反発(反発弾性15以下)

反発弾性が高いほど、寝返りをサポートしてくれます。

では高ければ高いほど良いのかというと、そういうわけではありません。

あまりに硬いとゴツゴツとした抵抗を感じて寝心地が悪くなります。

寝姿勢を損なわず、違和感を感じない程度の弾力性を選びたいですね。

ちなみにベッドパットを敷いてもあまり感触は変わりません。

マットレス 選び方 予算

予算はとても重要です。

高級品を探している人に5000円のマットレスを紹介しても意味がありませんし、逆に低価格のマットレスを探している人に10万円のマットレスをおすすめしても買えません。

1万円以下でも候補はたくさんあります。ほとんどがノーブランドのウレタンマットレスですが。

ブランド価格表

価格帯 特徴 代表ブランド
1万円以下 ウレタン多め タンスのゲン
1~3万円 幅広い素材から選べるようになる
トゥルースリーパー
エアリーマットレス
ニトリ
源ベッド
3~5万円 機能が充実 モットン
雲のやすらぎ
マニフレックス
5~10万円 ベッドマットレス多め
エアウィーヴ
コアラマットレス
東京ベッド
エマスリープ
テンピュール
アンネルベッド
東京スプリング
10万円以上 高級ベッドマットレス サータ
シーリー
シモンズ
日本ベッド

店舗をもたないネット通販ブランドのほうが諸々の費用が少ないのでコスパは優秀です。

アウトレットで買うと10~50%引きになるところもあります。マニフレックスなど。

関連記事:マットレスの値段

マットレスの厚さ

マットレスの厚さ選びを間違うと、床置きするのに厚みが足りなくて底付きしてしまうことがあります。

1枚で敷くなら、必要最低限の厚さは8㎝程度です。体重が重い男性だとできれば10㎝はほしいところ。

トッパーマットレスなら3~5㎝で十分です。

コイルマットレスだとその他の詰め物を含めて15㎝以上の厚さになってしまいますが、厚すぎて悪いということはありませんので安心してください。ただし、厚ければ厚いほど値段が上がるのと、高さが上がるのでベッドに上がりにくくなります。

25㎝以上の厚さならロータイプのベッドを使用しましょう。特にお年寄りには高さのあるベッドは酷です。

用途に応じて過不足ない厚さを選びたいですね。

関連記事:マットレスの厚さ

マットレスの通気性

日本の高温多湿な環境では、通気性の高さは寝心地のよさに直結します。

通気性が高いと、蒸れにくいので汗をかきにくい&汗をかいてもすばやく蒸発するのでいつもさらさらです。特に夏の熱帯夜や梅雨の時期は重宝しますね。

さて、通気性の良しあしに最も影響するのは「素材」です。

代表的な素材を通気性が良い順に並べると以下のようになります。

ファイバー>>>ボンネルコイル>ウレタン≒ポケットコイル

見てわかる通り、ファイバー製がダントツです。

○ファイバー

ファイバーはプラスチック繊維をくしゃくしゃに丸めたような構造をしています。空気が遮断されず自由自在に通り抜けできるので、通気性は非常に良いです。

代表的なマットレスはエアウィーヴやアイリスオーヤマのエアリーマットレスなどがあります。

○ボンネルコイル

ボンネルコイル自体の通気性はファイバーと同程度ですが、側地がファイバー製に比べて分厚いのと、上下の詰め物にわたやウレタンを使用しているので、ファイバーと比べると劣ります。

○ウレタン

ウレタンマットレスは石油由来のウレタンを発泡させて作ります。無数の気泡の集合体のような構造をしていて、一つ一つの気泡は閉じています。そのため空気が循環しづらく、通気性は悪いです。

ただし加工によって通気性を向上させることができます。気泡に穴の開いたオープンセル構造や、膜を取り払ったムマクフォームだと吸放湿性は良好です。

○ポケットコイル

ポケットコイルはコイルの1つ1つが不織布のポケットに包まれていて、マットレスに内部にコイルの数だけ壁があるような構造です。不織布はまったく空気を通さないわけではありませんが、数百枚も集まるとさすがに空気の流れが悪くなります。そのため、ポケットコイルは通気性が悪いです。

カバー生地の吸水性も大事ですが、迷ったらコットン素材を選んでおけば間違いありません。ポリエステルなどの人工素材は全般的に吸水性が弱いので汗っかきさんはムレてジトジトします。

マットレスの厚さはあまり通気性に関係ありません。

マットレスの耐久性

「単身赴任で1~2年しか使わない」というのなら耐久性はあまり気にしなくてもいいですが、ふつうはできるだけ長く使いたいですよね。

ウレタンフォームの耐久性を測る指標の1つにウレタン密度があります。

単位はDであらわされ、30Dを超えると耐久性が高いといわれています。

みっちり詰まっているほうが長持ちするということですね。

目安は、1万円を切る安い高反発マットレスだと25~28D、1万円以上のマットレスだと30Dが標準です。エムリリーだと50Dもあります。

コイルマットレスだと、JIS規格に基づいたコイルの材料表記がマットレスに縫い込まれています。

例:「SWRH67B 硬鋼線 A種」

SWRH:線材の種類。SWRHは硬鋼線、SWRSはピアノ線。

67:炭素保有量。27~82まであり、数字が大きいほど耐久性が高い。

B:マンガン含有量。AとBの2種類でBの方が多い。多いほど耐久性が高くなる。

A種:線材の引張強度。鋼鉄線はA→B→Cの順に強くなる。ピアノ線はV→A→Bの順に強くなる。

最も注目すべきは炭素保有量の2桁の数字です。基本的に値段に比例して多くなります。サータやシモンズのベッドマットレスは最高級のコイルを使用しています。

マットレスのサイズ

マットレスのサイズ選びは主に、
・人数
・部屋のスペース
・体の大きさ
の3点で決めます。

使用人数
シングル 95-100cm 1人
セミダブル 120cm 1人
ダブル 140cm 1~2人
クイーン 160cm 2人
キング 180cm 2~3人

部屋が十分広いなら、理想は、

1人で寝る→シングル~ダブル
2人で寝る→クイーン
3人で寝る→キング

がおすすめです。

ただし、二人以上なら1枚のマットレスにこだわる必要はありません。

シングルサイズを2つくっつけると、キングサイズと変わらない値段でキングサイズよりさらに広々とします。

マットレスと敷布団の違い

「マットレスと敷布団の違いって何?」

床に敷くマットレスもありますし、一見同じものに見えますよね。

1つめの違いは起源です。

敷布団は日本をはじめ畳や床に直接敷くために作られたもの。起きたら上げ下ろしがありますから、折りたたみできる素材(主に綿)で作られました。

マットレスの歴史はベッドマットレスから始まっています。ベッドに敷きっぱなしなので上げ下ろしの習慣がありません。そのため最初は折りたたみを想定しておらず、部厚い直方体でした。

そこからマットレスは多様な国とライフスタイルに適応していくにつれ、三つ折りタイプ、床に直接敷くタイプ、ウレタンやファイバー製などバリエーションを増やしていきます。

2つ目の違いは素材です。

敷布団は綿やウールなど天然素材が使われることが多いのに対し、マットレスの中材は天然素材はなく、ウレタンやコイル、プラスチックファイバーなどの人工素材です。

(ウレタン製の敷布団もあるにはありますがマイナーです)

3つ目の違いは機能性です。

マットレスは人工素材なだけあって、加工がしやすいです。特にウレタン。硬さや形状がかなり自由に変えられます。

・プロファイル加工(台所用スポンジの表面のような凹凸)にして点で支える機能
・高反発にして寝返りを打ちやすくする
・スリットを入れて通気性をUPさせる

などなど、技術力しだいで組み入れたい機能を入れることができます。

マットレス 選び方 ニトリ

ニトリのマットレスの選び方は、ほかのマットレスと同じです。

代表的なマットレスを3種類紹介します。

・Nスリープ
ニトリのポケットコイルマットレスのフラッグシップモデルです。
安いものは2万円台から、高いものは9万円台まで。
種類が分かれていますが、硬いマットレスが好きならハードシリーズ、それ以外ならプレミアムシリーズを選んでおけばハズレはありません。

マットレス 選び方 硬さ

耐久性

マットレスの硬さは慣れもありますが、基本的には好みでいいです。ただし、同じ「かため」でもガッチガチのものから弾力性にすぐれたものまでピンキリ。

店頭でいろんなマットレスに寝てみて、どの硬さを心地よいと感じるのかを把握しておくとハズレにくくなります。

好みがわからない人は体重と体型で選んでみましょう。

一般に体重が重い人ほど硬いマットレスが向いています。柔らかいマットレスだと沈み込んでしまい、寝姿勢が崩れがちになるからです。これが背骨のS字カーブを不自然な形にしてしまい、腰痛の原因になります。

では、体重が同じなら全員同じ硬さがいいかというと違います。体格が関係してくるからです。

たとえば身長180㎝で体重65㎏の男性と、身長150㎝で体重65㎏の女性では、後者のほうが硬いマットレスが向いています。身長が小さいということは、それだけマットレスに接する面積が小さいということ。同じ体重をより小さな面積で支えるとなると、かかる負荷はより強いものになります。

他にも、横向き寝が多い人だと体型に合わせて沈み込むマットレスのほうがフラットな寝姿勢が保てます。

寝返りが少なく、長時間同じ睡眠姿勢をとる人なら、ふつうの硬さのマットレスでいいですね。

寝返りのうちやすさと体圧分散性はトレードオフの関係にあります。「あっちを立てればこっちが立たず」というやつですね。硬ければ硬いほど反発力が強いので寝返りがうちやすいですが、凹んでくれないので、スポットで負荷がかかり体圧分散性は低いです。逆に、柔らかければ、体の形に沈み込んでマットレス全体で体圧分散してくれますが、力を入れても分散されるので寝返りが打ちにくいです。

硬さを選べるマットレスも少数ながらあります。モットンはソフト・レギュラー・ハードから選べます。モットンだと硬さ選びでミスっても1回だけ交換してもらえます。

関連記事:硬めマットレスのおすすめ

マットレス 選び方 腰痛

「腰痛なんだけどどんなマットレスを選んだらいいの?」

腰痛対策をしたいなら、まずは高反発マットレスを選びましょう。

高反発がなぜ腰痛にいいかというと、寝返りがうちやすいからです。痛いと思ったときに姿勢をすぐ替えらえます。覚醒しているときなら意識して寝返りを打てますが、寝ているときには無意識に寝返りをうっています。力がうまく入らず寝返りが打ちにくいと、体は寝返りをうつのをやめてしまいます。そのまま同じ姿勢で負荷がかかり続け、朝を迎えて、ふと起きたら激痛。というのが柔らかいマットレスにありがちなパターンです。

なお、「高反発マットレスで逆に腰痛悪化した!」というパターンもあります、その場合はトゥルースリーパーなど柔らかいトッパーやベッドパッドを敷くと緩和されます。

腰痛の原因は生活習慣や寝姿勢もありますが、原因がはっきり究明されないことのほうが多いです。

いずれにせよ、腰痛の場合のマットレスの役割は、腰をしっかり休めること。寝ている間に負担がかかり続けると、「起きたときに腰が痛い」状態になってしまいます。

店頭での見分け方は、たいてい名札や説明に「高反発」「低反発」などと書いているのでカンタンです。もし書いていなかったら、手でマットレスをグッと押してみましょう。ぐにゅっと手の形に沈みこんでゆっくり元の形に戻るようなら低反発。すぐに復元するなら高反発です。

マットレス 選び方 種類

マットレスの種類について解説します。

素材は大きく分けてコイルとノンコイルの2種類。

コイルは、
・ポケットコイル
・ボンネルコイル
・高密度連続スプリング
の3つに分かれます。

ノンコイルは、
・ウレタン
・ファイバー
・ラテックス
の3つに分かれます。

以下、順に解説します。

コイルマットレス

コイルマットレスは金属製のコイルが使われているのが特徴です。

主にはポケットコイルとボンネルコイルの2種類ですが、高密度連続スプリングというマイナーな種類もあります。

ポケットコイルのほうが種類が多く、選択肢の幅が広がります。

どちらかというとボンネルコイルのほうが安い傾向にありますが、一方でボンネルコイルの高級マットレスもあります。

スプリングの種類①ポケットコイル

ポケットコイルはらせん状のコイルが不織布に包まれてぎっしり並んでいます。

1つ1つのコイルが独立していて、「点」で体を支えます。

体の重い部位(腰や肩)は深く沈み、軽い部位(足など)はあまり沈みません。結果として、自然な寝姿勢を取りやすいです。

また、横揺れが少なく、二人で寝たときに隣の人の寝返りなどの振動が気になりにくいのも長所です。

欠点としては、通気性が悪いです。

○線径
線径はコイルの太さです。太ければ太いほど硬く、伸び縮みしにくく、沈まないコイルになります。1.5~1.7mmあたりが主流です。

同じ種類のマットレスでソフト・レギュラー・ハードの硬さ展開をしている商品は、たいてい線径の違いで硬さの違いを出しています。

○コイル長
コイルの長さが長ければ長いほど、浮き沈みのストロークが大きく、結果として柔らかいマットレスになります。

5.5インチが最も多く使われる規格ですが、まれに6~8インチの長さのものがあります。

○ゾーニング
硬いコイルと柔らかいコイルを部分ごとに使い分けて配置しているマットレスがあります。この手法をゾーニングといいます。

ゾーニングの目的は、へたりやすい部分の強化です。

最も多いのは腰周り。次いで、ベッドに腰かけることを想定して、左右のフチが強化されやすいです。

「センターハード」や「3ゾーン構造」などの記載があると、腰周りが強化されています。

「Hゾーン構造」などの記載があると、腰周りに加えて左右のフチも強化されています。

○配列方法
並行配列と交互配列があります。

並行配列は上から見ると1つ1つのコイルが格子状に並んでいます。

交互配列は上から見るとハニカム構造のようにぎっしり並んでいます。

交互配列のほうが、
・隙間が少ない
・コイルの量が多い
・反発力が強い
・重い
という特徴があります。

○コイルの層
まれにコイルが2層構造になっているマットレスがあります。ニトリNスリープの最上位モデルなど一部のモデルです。

筆者はニトリの店舗で寝転んでみたことがありますが、あまり違いがわかりませんでした。

コイルが倍の量使われているだけあって、非常に重いです。特に理由がなければ1層で十分です。

スプリングの種類②ボンネルコイル

ボンネルコイル

ボンネルコイルはコイルどうしが連結されたマットレスです。

「面」で体重を支えます。

ポケットコイルのように布でくるまれているわけではないので通気性は良いです。

また、マットレス全体で体重を支えるので、耐久性はポケットコイルより高いといわれています。

寝心地は硬め。寝返りはうちやすいですが、部位ごとに沈まないので、横向き寝が多い人には向きません。

スプリングの種類③高密度連続スプリング

高密度連続スプリングはフランスベッドのみ採用している特殊なコイルです。

たった1本の鋼線から1つのマットレスを作ります。構造をみるとボンネルコイルに近いです。

フランスベッド独自のFES規格をクリアしていて、耐久性も一定の担保がされています。

ウレタンマットレス

ウレタン

ウレタンマットレスは石油由来のウレタンを発泡させた素材で、最もメジャーな種類です。

ウレタンは成型が容易で、硬さの違いも出しやすいため、幅広い加工・硬さ・厚み・価格帯で展開されています。

値段は4000円台から50万円を超えるものまでさまざまです。

コストパフォーマンスを求めるならウレタン製ですね。

○硬さ
硬さはフニャフニャに柔らかいものからガチガチに硬いものまでさまざまです。

他の種類は「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3つしか表記方法がありませんが、ウレタンマットレスは唯一、N(ニュートン)という数字で硬さを表します。

・~80N やわらかめ
・80~120N ふつう
・130N~ かため

最も硬いもので280Nぐらいまであります。同じ「かため」でも幅があるのがわかりますね。

○表面加工
通気性をよくする加工と、寝心地を変化させる加工があります。

・プロファイル加工
台所用スポンジの表面のような凹凸がついた加工です。点で体を支えて体圧分散をします。

・スリット加工
空気の通り道を確保して、空気循環を促します。表面積が増えることで、マットレスにたまった湿気が蒸発しやすくなります。

・波型加工
これも通気性を確保するために使われます。

低反発ウレタン

低反発ウレタンは体にフィットした包まれるような寝心地が特徴です。

手で押すと、手の形に沈み込んで、ゆっくり戻ります。

外気温によって硬さが変わります。冬の寒い時期は、寝転がった瞬間は沈みませんが、体温でマットレスが温まるにつれてもとの弾力性を取り戻します。

体にぴったりフィットするので、夏場はまとわりついて暑いと感じる人が多いです。

新生児の赤ちゃんには低反発は使わないようにしましょう。うつ伏せで寝かせると埋もれて息ができなくなる可能性があります。赤ちゃんには少しかための敷き寝具が適しています。

ブランドはトゥルースリーパーとテンピュールが有名です。高反発に比べて参入メーカーが少なく、ラインナップも少な目です。

○メリット
・包まれて眠れる

○デメリット
・通気性が悪い
・夏は暑くて蒸れる
・耐久性が低いものが多い

高反発ウレタン

高反発ウレタンはウレタンマットレスの主流です。

マニフレックスやコアラマットレス、西川エアーなどの有名どころは高反発です。

沈みにくく、寝返りが打ちやすいです。筋肉量の多いアスリートや、体重が重い人には硬めの高反発マットレスがおすすめです。逆に、体重の軽い女性や細身の人があまり硬い高反発マットレスを使うと、体が痛くなることもあります。

ノーブランドでよければ5000円を切る価格で入手できます。タンスのゲンなんかも安いですよ。

耐久性はピンキリですが、品質保証をチェックすることで大まかに判別できます。安いものは保証がありませんが、マニフレックスだと3万円程度のマットレスでも10年や12年の保証があります。

ファイバーマットレス

ファイバー

ファイバーマットレスはポリエステルやポリエチレンといったプラスチック繊維を3次元上に絡み合わせたマットレスです。

エアウィーヴがダントツの知名度ですね。

感触はすべて硬めで、ほとんど沈みません。押し上げてくるような寝心地です。

○メリット
・水洗いできる
・通気性が良い

○デメリット
・耐久性が低い
・高い

特に「洗える」というのは他のマットレスにない大きなアドバンテージです。

ふつうのマットレスは家で洗えません。

赤ちゃんやペットがベッドの上でお漏らしして、悪臭がとれず、ファブリーズ片手に悪戦苦闘した・・なんて経験をお持ちの人なら、ファイバー製にしておけばもう怖くありません。

お風呂場にマットレスを持ち込んで、シャワーで丸洗いすれば、嫌なアンモニア臭もすっきりさっぱり取り除けます。干したらすぐ乾きますしね。

また、通気性のよさも魅力です。

湿度の多い日本の住環境では、敷きっぱなしのマットレスの裏にカビが生えてしまうことも少なくありません。

しかし、ファイバーだと、空気が遮断されないので、常に空気が循環されている状態です。

もちろん、いいところばかりではありません。

高くて長持ちしないという側面もあります。

保証は、コイルマットレスやウレタンマットレスは高級ブランドだと10年や15年の長期保証がありますが、ファイバーマットレスはせいぜい3年までです。

値段も、最も安いアイリスオーヤマのエアリーマットレスで2万円弱。エアウィーヴになると6万円台です。ちょっとひるんでしまうお値段ですよね。

ラテックスマットレス

ラテックスはゴム由来のマットレスです。

今まで紹介した中では最もマイナーで、ラインナップは非常に少ないです。

有名ブランドがどこも参入していないところをみると、ニーズがそもそも少ないことがうかがえます。

・メリット
弾力性が強い

・デメリット
ゴムアレルギーの人は使えない

マットレス 選び方 肩こり

マットレス 選び方 お手入れ方法

マットレスを長持ちさせるお手入れ方法は、

・陰干し
・ローテーション
・シーツのこまめな洗濯

です。

順に解説します。

・陰干し

マットレスの劣化を防ぐ上で、最も大事なのは湿気対策です。

コイルマットレスは湿気で錆びてギシギシ鳴るようになります。

ウレタンは水分で加水分解されて劣化します。

湿気を払うために布団乾燥機にかけると、これまた熱で劣化します。

そのため、最もマットレスに負担をかけない湿気対策は、陰干しです。

良く晴れた日に、風の通る場所にマットレスを立てかけておきます。

場所は日陰のベランダがベストですが、窓を開け放っておけば、廊下でも室内でもとにかく空気が頻繁に入れ替わる場所ならOKです。

湿気は特にマットレスの底面にたまりやすいので、底面に風が当たるようにします。

これでマットレスの寿命を保つとともに、カビ対策もできます。

・ローテーション

マットレスがへたってくる場所は決まっていて、最初に腰部分、次いで肩です。

その理由は、荷重が集中しているから。

体の重さは均等ではありません。体重の44%が腰に、33%が肩にかかっています。

ずっとマットレスを同じ向きにして寝ていると、同じ部分に集中してダメージが蓄積します。

そこで、マットレスをひっくり返します。

頭側と足側をひっくり返すパターンと、表裏をひっくり返すパターンがあります。

ただし、ひっくり返せない場合があります。

表面にのみ寝ることを想定しているマットレスは、裏返すと寝心地が悪くなってしまいます。見分け方は構造です。表裏で対称なら裏返しても寝心地は同じです。

また、ゾーニング(肩周りは柔らかめ、腰はかため、脚はふつう、など)をしている場合は、頭と足をひっくり返すと寝心地が変わってしまいます。寝てみて違和感を感じるならやめておきましょう。

・シーツのこまめな洗濯

シーツには寝ている間に体から出た老廃物が付着しています。フケ、垢、汗、髪の毛など。

マットレス本体に浸透する前に洗うと、マットレスの劣化を防げます。

マットレスの買い替え時期

マットレスの買い替え時期の目安は、

・コイルマットレス 6~10年
・ウレタンマットレス 3~7年
・ファイバーマットレス 2~5年

といったところです。

あくまで目安なので、実際の使用環境やマットレスの耐久性によって振れ幅があります。

以下のような現象が起こったら買い替えるタイミングです。

・前のような弾力がなくなってきた
・起きたら以前はなかった体の痛みがある
・腰周りがへたってきた
・ギシギシいうようになった

自分では気づいていなくても、身体が何らかの違和感を感じ取っている場合があります。

「以前のように眠れなくなってきたな」と感じたら、ストレス以外にもマットレスを疑ってみてもいいですね。

マットレスの処分方法

マットレスの処分方法について解説します。

・コイルマットレス
捨てるなら粗大ゴミ1択です。

分解して細かく燃えるゴミや燃えないゴミに分けられるならチャレンジしてみてもいいですが、大変な手間がかかります。

自治体のクリーンセンターにお金を払って持ち込みましょう。

・ウレタンマットレス、ファイバーマットレス
粗大ゴミまたは燃えるゴミです。

ウレタンやファイバーはカッターで切れるので、自治体指定のごみ袋に入る大きさに切って捨てれば処分料はかかりません。

ウレタンやプラスチックファイバーが燃えるゴミに分別できるかどうかはお住まいの自治体に確認してみましょう。

他にもメルカリやヤフオクで売ったり、買い取り業者に引き取ってもらうのも手です。

ただし、すでに劣化してなんらかの症状(異音がするなど)があるなら、あまり冒険心を出さずに、処分しましょう。

仮に値段がついても、引き取り手の満足度が下がって低評価をつけられるのがオチです。

マットレス 選び方 おすすめ

おすすめマットレスを紹介します。

モットン

モットンは一般的な知名度は低いですが、腰痛の人がマットレスのことを調べだすと必ずヒットする商品です。

業界唯一の腰対策マットレスとして有名です。

その理由は、寝返りがラクに打てること。

特殊な高反発ウレタン「エムスリー」の反発力で、通常のウレタンの8割の力で寝返りができます。

また、硬さが3種類から選べるので、誰でもお好みの硬さを見つけられます。

腰痛で悩んでいる人におすすめです。

90日間返金保証がついているので、ノーリスクでお試しできます。

●リンク

雲のやすらぎ

雲のやすらぎは「腰に優しい敷布団」を標ぼうするマットレスです。

厚さ17㎝の大ボリューム、5層構造で体をふんわり受け止めて体圧分散してくれます。

大相撲の千代丸関がイメージキャラクターとして採用されていて、その巨漢をしっかり受け止めているのがわかります。

腰痛で、柔らかいマットレスが好きな人におすすめです。

●リンク

トゥルースリーパー

トゥルースリーパーは低反発マットレス7年連続売り上げNo.1の大ヒットマットレスです。

CMやテレビショッピングでも見かけるので知っている人も多いはず。

マットレスの上に重ねて敷く、いわゆるトッパーが主力製品です。

低反発のふわふわ柔らかい寝心地で、包まれて眠りたい人に向いています。

今あるマットレスの寝心地を変えたい人におすすめ。

公式サイトでセット購入すると定価の半額になります。

●リンク

エアウィーヴ

浅田真央さんのマットレスといえばエアウィーヴ。

2021年東京オリンピックの選手村に寝具と段ボールベッドを提供したことでも話題になりましたね。

その前身はなんと釣り具の製造業者。得意のプラスチック加工技術を生かして、当時まだ珍しかったファイバーでマットレス業界に殴り込みをかけ、見事に成功しました。

ANAファーストクラスや金沢の超有名温泉旅館加賀屋でも導入されるなど、華々しい実績を誇っています。

高反発のファイバーマットレスで、硬めの寝心地。

何よりシャワーで丸洗いできるマットレスとして、寝具が汚れがちな赤ちゃんのいる家庭に重宝されています。

●リンク

マニフレックス

マニフレックスは世界で一番売れている寝具ブランドです。

すべての製品をイタリアで製造しています。

独自製造のウレタン素材「エリオセル」が高い体圧分散性と適度な反発力を生み出し、背骨が自然なS字カーブを描く理想の寝姿勢で眠ることができます。

高い耐久性も魅力で、3万円台の商品でも10年保証がついています。この価格でこの長期保証は、ほかのマットレスではほとんど見られません。

おすすめ商品はメッシュウィング。

三つ折りで取り回しやすく、しかも3万円台の低価格。

マニフレックスの中で最も売れている大人気マットレスです。

●リンク

エマスリープ

エマスリープ(エママットレス)はドイツ発のマットレスです。

日本ではまだそれほど有名ではありませんが、本国ドイツでは200万枚のメガヒットを記録しています。

7ゾーン構造で、部位ごとに合った反発力でていねいに体圧分散をします。

100日間のトライアル期間があり、この間はきちんと使って寝心地を確かめてから返品できます。

メルマガ登録で初回15%OFFクーポンがもらえます。

●リンク

マットレスの選び方!ベッドマットレスはニトリ?硬さの選び方
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マットレス,選び方,ベッドマットレス,ニトリ,硬さ
マットレスの選び方は厚さや通気性、耐久性など色々な指標がありますが、一番大事なのは硬さです。特に腰痛の人は要注意。ニトリやベッドマットレス中心に解説します。

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