コアラマットレスの硬さ(種類別)
この記事は、
「コアラマットレスの硬さってどれくらい?」
という疑問をお持ちの方に向けて書いています。
コアラマットレスは全部で4種類あり、それぞれの硬さを表にまとめました。
オリジナル コアラマットレス |
New コアラマットレス |
New コアラマットレス BREEZE |
New
コアラマットレス BAMBOO |
|
1層目 | 70N | 上層 80N 下層 100N |
上層 80N 下層 100N |
上層 80N 下層 100N |
2層目 | 120N | ベース層 160N |
ゾーニングレイヤー 110N |
竹炭メモリーフォーム
50N |
3層目 | 200N | - | ベース層 160N |
フォームスプリング
110N・150N |
4層目 | - | - | - | ベース層 160N |
その他 | - | - | エッジサポート 180N |
エッジサポート 180N |
反発弾性率 | 52% | 37% | 37% | 37% |
全体を通して上層は柔らかく、下層にいくほど硬くなっていくのがわかりますね。
また、上位モデルになるほど柔らかくなる傾向にあります。
一般に高反発とされるのは110N以上。
しかし、実際に「高反発マットレス」といわれるものは140~180N程度であることが多いです。
それらと比べると、コアラマットレスは表面は柔らかめで適度に沈み、ベース層はしっかり硬めで体重を支えてくれます。
少し埋もれるようなもちもちとした感触も楽しみつつ、寝姿勢は崩れないという理想的な寝心地ですね。
オリジナルコアラマットレスの硬さ
オリジナルコアラマットレスの硬さ
硬さ
|
|
1層目 | 70N |
2層目 | 120N |
3層目 | 200N |
反発弾性率 | 52% |
初期から発売されているオリジナルコアラマットレスは全部で3層。
1層目の70Nは低反発。
2層目の120Nは高反発の中でも柔らかい方。
3層目の200Nはガチガチの高反発です。
反発弾性率50%以上は「高弾性」といわれる部類で、特に反発力が強いことを表しています。
一般的な高反発マットレスでも「高弾性」はあまり見ません。
それだけ弾力が強いことがわかりますね。
ゾーニング技術により胴体部分は硬め、頭と足の部分は柔らかめに作られていて、柔らかいながらも寝返りがラクに打てるようになっています。
Newコアラマットレスの硬さ
Newコアラマットレスの硬さ
硬さ
|
|
1層目 | 上層 80N 下層 100N |
2層目 | ベース層 160N |
反発弾性率 | 37% |
ベース層は高反発の中では標準的な硬さですが、トッパー層が柔らかいため、一般的な高反発マットレスより寝心地はソフトです。
また、トッパー層とベース層だけの単純なつくりですが、オリジナルコアラマットレスにはない硬さ調節機能がついています。
1層目はジッパーで取り外せるようになっていて、裏返すことで「かため」「ふつう」の寝心地を切り替えることができます。
ただし、その差はわずか20Nなので、極端に硬くなるとか、極端に柔らかくなるということはありません。
反発弾性率37%は「高反発」の部類にあたります。反発力は一般的な高反発マットレスと同じ程度ですね。
NewコアラマットレスBREEZEの硬さ
NewコアラマットレスBREEZEの硬さ
硬さ | |
1層目 | 上層 80N 下層 100N |
2層目 |
ゾーニングレイヤー
110N |
3層目 | ベース層 160N |
その他 | エッジサポート 180N |
反発弾性率 | 37% |
BREEZEはNewコアラマットレスの上位モデルです。
・トッパーとベース層の間に波型の層「ゾーニングレイヤー」が追加されている
・エッジサポートで滑り落ちにくい
の2点が主な違いです。
ゾーニングレイヤーは110Nとベース層より柔らかいため、Newコアラマットレスより柔らかい寝心地です。
また、波型で隙間があるため、通気性の向上にも一役買っています。
NewコアラマットレスBAMBOOの硬さ
NewコアラマットレスBAMBOOの硬さ
硬さ | |
1層目 | 上層 80N 下層 100N |
2層目 |
竹炭メモリーフォーム
50N |
3層目 |
フォームスプリング
110N・150N |
4層目 | ベース層 160N |
その他 | エッジサポート 180N |
反発弾性率 | 37% |
NewコアラマットレスBAMBOOは最上位モデルです。
BREEZEのゾーニングレイヤーがあった2層目に、50Nの竹炭メモリーフォームが入れ替わっています。
コアラマットレスシリーズの中でもっとも柔らかい寝心地です。
他の3種類はゾーニングが3ゾーンに分割されていますが、BAMBOOは唯一5ゾーン構造となっていて、よりきめ細かな体圧分散力を発揮します。
コアラマットレスの硬さに関する口コミ
コアラマットレス最高だった!!!
めっちゃふっわふわ\(^^)/
でも中は硬いから超よさげ✨
まだ一晩しか使ってないけどね!!←— ふにゃ@全盲 (@gungun55_r_c_f) August 2, 2021
コアラマットレスで特徴的だったのはこのような「表面は柔らかいけど中は硬い」という口コミでした。
実際のスペックもそのとおりで、トッパー部分は80~100N(ニュートン)と柔らかめに作られているのに対し、その下の本体部分は160Nと硬めです。
心地よく沈むけど、重い部分はしっかり支えて沈み込みすぎない、という絶妙な寝心地が味わえます。
部屋を片付けてようやくNEWコアラマットレスで寝てみたけれど、やっぱり私にはちょっと硬いなぁ。オリジナルの包み込まれる柔らかさの方が好みだったけど、熱がこもる感じがしたのでNEWを選んだけれど、やっぱり返品して買い直そうかなぁ。また表参道で体験会やって欲しいなぁ。
— ニート@猫印。 (@neeeet_neko) April 22, 2022
NEWはトッパーが「かため」と「ふつう」のリバーシブルになっています。
返品する前に両方試さないともったいないですよ。
ちなみに届いたときは「かため」の面が上になっています。
トッパーをひっくり返したときの「ふつう」はオリジナルコアラマットレスと同じ硬さです。
コアラマットレス、ダブル×2使ったんだけど本当によい。個人の使用感だけど、今まで寝てたときにできてた腰の隙間?がソッと埋まる感覚。。
柔らかいけど柔らかすぎない。腰の負担減りすぎてマットレスひとつでこんな違うの???と驚き。高いだけあった。 https://t.co/VkiQkHVzSh— こっぺ (@ohamam3) November 23, 2020
コアラマットレスの硬さ調整方法
コアラマットレスの硬さの調整方法はかんたんで、トッパーをひっくり返すだけです。
手順は以下の3ステップ。
2.トッパーをひっくり返す
3.ジッパーを1周させてベースに固定する
これで完了です。1~2分でサッとできます。
ちなみに商品が到着した段階では「かため」面が上になっています。
ただし、この仕様が装備されているのは、Newコアラマットレスシリーズ(New、BREEZE、BAMBOO)のみ。
初期から販売されているオリジナルコアラマットレスはトッパー部分が分かれておらず本体の一部になっていて、裏返すことができません。
そのため、オリジナルコアラマットレスだけは硬さ調整ができません。
そこで、柔らかすぎる場合は、代替案として薄い高反発マットレストッパーを敷くなどの対策が考えられます。
コアラマットレスの硬さが合わないときは返品できる?
「コアラマットレスの硬さが合わないときって返品できるの?」
→可能です。
コアラマットレスのウリの1つに120日トライアルがあります。
その内容は、コアラマットレスを買ってみて、合わなかったら120日以内に返品すれば全額返金してくれるというもの。
なんとも太っ腹なサービスですね。
使用感に関する不満は立派な返品理由になるので、遠慮なく返品制度を利用しましょう。
返品できないのは、「カビが生えた」「汚してしまった」など、使い方が悪くてマットレスを汚損してしまった場合です。
汚さずきれいに使っているのなら、たいてい返品できます。
ただし、Newシリーズはトッパーをひっくり返すことで寝心地が変わるので、返品する前に一度裏返して試してみましょう。
コアラマットレスを返品したあとの再購入はできる?
「コアラマットレスを返品したあとの再購入はできるの?」
→可能です。
ただし、何度も返品と購入を繰り返すと、悪質ユーザーとみなされて購入ができなくなる可能性があります。
120日トライアルの制度を悪用すれば、買って120日以内で返品して、買って120日以内で返品して・・・を繰り返すことで、永遠にタダでコアラマットレスを使い続けることができてしまいます。
ふつうなら、合うかどうかはせいぜい1~2回程度でわかりますよね。
まとめ:コアラマットレスの硬さはどれがおすすめ?
これまで4種類の硬さを紹介してきましたが、
「結局どの硬さがおすすめなの?」
と思った方もいることでしょう。
そこで、最後におすすめを紹介します。
・かためが好きな人
→もっとも硬い「Newコアラマットレス」がおすすめです。
とはいえ、コアラマットレスは全般的にやわらかい寝心地なので、ガチガチに硬いマットレスがほしいなら、別のマットレスを検討することをおすすめします。
・腰痛持ちの人
→「Newコアラマットレス」がおすすめです。
腰痛がある場合は「寝返りがしやすい」「体圧分散できる」の2点を重視してマットレスを選ぶ必要があります。
「体圧分散できる」に関しては、コアラマットレスはどれも心配いりません。
「寝返りがしやすい」は腰周りの硬さが重要になります。
コアラマットレスは全般的に柔らかめですが、その中でも最も硬いのがNewコアラマットレスです。
トッパー層のすぐ下に硬いベース層がくるので、埋もれる感覚が一番少なく、コロコロ寝返りがうてます。
・柔らかめが好きな人
→「オリジナルコアラマットレス」または「NewコアラマットレスBAMBOO」がおすすめです。
特にBAMBOOはトッパー下の竹炭メモリーフォーム層がふわふわの低反発なので、心地よく沈み込みます。
以上、コアラマットレスの硬さに関する解説でした。
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