コアラマットレス

コアラマットレス直置きはあり?畳やフローリングの使い方

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コアラマットレスの直置きはおすすめしない

コアラマットレス直置き

この記事は、

「コアラマットレスって畳(フローリング)に直置きしていいの?」

という疑問をお持ちの方に向けて書いています。

コアラマットレスはベッドマットレスなので、ベッドで使うのが一般的な使い方ですが、ライフスタイルは人それぞれ。中には床置きで使いたい方もいます。

まず結論からいうと、コアラマットレスの直置きは非推奨です。

最も心配なのはカビ。

床に密着させるとマットレス底面にたまった湿気の逃げ場がなくなり、カビが生えやすくなります。

そのため、できるだけベッドなど床から離しての使用が望ましいです。

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コアラマットレスを直置きするデメリット

デメリット

コアラマットレスを直置きするデメリットは以下の通りです。

1.湿気がたまりカビが発生しやすい
2.ハウスダストやホコリを吸いやすい
3.持ち上げるときに腰の負担が大きい

以下、順に解説します。

①湿気がたまりカビが発生しやすい

もっとも大きなデメリットは湿気がたまりカビが発生しやすくなることです。

人間は寝ている間にコップ一杯の汗をかくといわれています。

かいた汗のうち、マットレスに吸収された部分は、マットレス内部を下に伝っていき、やがて底面に達します。

畳ももちろんそうですが、特にフローリングは水分を通さないので、湿気がいつまでも蒸発せずたまったままになります。

さらに、湿度の高い日本の気候では、梅雨や夏などは降水量が多く空気も湿りがち。

また、冬でも油断してはいけません。窓の近くは室内外の温度差でガラスに結露が発生し、カビの原因となります。

陰干しをよくしているならさほど心配いりませんが、コアラマットレスはシングルサイズでも21.72kgと重く、持ち上げるのは正直いって重労働。

お手入れの頻度はできるだけ減らしたいところですよね。

そのため、普段から湿気がたまりやすい直置きはカビが生えやすいです。

②ハウスダストやホコリを吸いやすい

直置きの2つめのデメリットは、ハウスダストやホコリを吸いやすいことです。

ベッドがあるのとないのとでは、寝たときの体の高さに20~30㎝ほどの違いが出ます。

寝るときの鼻の位置が低いほど、舞い上がったホコリが鼻に届く頻度が高くなります。

体が丈夫な人なら問題ありませんが、敏感体質の人やハウスダストアレルギーの人は要注意です。

③持ち上げるときに腰の負担が大きい

3つ目のデメリットは、持ち上げるときに腰の負担が大きいことです。

陰干しをする際などには持ち上げることになりますが、ベッドから持ち上げるのと、床から持ち上げるのとでは、当然床から持ち上げるほうが負担が大きいです。

重いモノを持ち慣れていない人は腰を落とさずに上半身の力だけで持ち上げようとしますが、これこそぎっくり腰のもと。

腰痛を改善したいと思って買った結果、重いマットレスを持ち上げてさらに腰痛が悪化してしまったら本末転倒です。

特に腰痛の人は、日々のお手入れのことも考えると直置きは不向きです。

コアラマットレスを直置きするメリット

メリット

コアラマットレスを直置きするメリットは以下のようなものがあります。

1.ベッドのお金を節約できる
2.天井が広く感じる
3.レイアウト変更が簡単

以下、順に解説します。

①ベッドのお金を節約できる

1つめのメリットはベッドのお金を節約できることです。

たとえばコアラベッドフレームはシングルでも55,000円します。

専用のベッドでなくとも、2万円程度の出費は覚悟する必要があります。

コアラマットレスとセットで買うと全体の出費は10万円を超えます。

コアラマットレスだけでもかなりお財布的に厳しいと感じるなら、思い切ってベッドを買わないという選択肢もやむなしです。

②天井が広く感じる

2つめのメリットは天井が広く感じることです。

直置きすると、ベッドを使った場合に比べて天井までの距離が遠くなることから、ベッドを使った場合に比べて空間が広く感じられます。

1Kアパートの狭い天井でも、横になったときに少しでも広い空間で気持ちよく寝たいという方には、直置きはうってつけです。

③レイアウト変更が簡単

3つ目のメリットは、お部屋のレイアウト変更が簡単なことです。

ベッドは一度設置してしまうと一人で動かすのは困難。

ベッドを引きずってマンションの床に傷をつけてしまったら修繕が・・・敷金が・・・なんて思うとなかなか大胆な模様替えには踏み出せませんよね。

でも、マットレスを移動させるだけならさほど難しくありませんし、引きずっても床に傷がつきにくいです。

引越しのときもベッドがあるのとないのとでは手間が大違いです。

しょっちゅう引越しをする人や、家具の配置を頻繁に変えて気分転換をする人なら、直置きのほうが手間が少ないでしょう。

④畳にベッドの跡がつかない

4つ目のメリットは和室の畳にベッドの跡がつかないことです。

畳の部屋にベッドを置くと、四隅の脚に重量が集中して、畳がその部分だけ凹んでしまいます。

タンスをどかせたときに畳に跡がついてしまうのは見たことがありますよね。

アパートなどの賃貸物件だと、畳を取り換える修繕費もかかりますし、少しでも敷金が戻ってきてほしいなら、なるべくきれいな状態で返却したいもの。

また、持ち家でも、ベッドの足跡がみっともないから避けたいというニーズもあるでしょう。

中にはそもそも和室にベッドという組み合わせに違和感を感じる人もいます。

でも、マットレスを直置きすれば、畳が凹むこともありません。

コアラマットレスはシングルでも20㎏以上とそれなりの重量がありますが、マットレスの裏面全体に荷重が分散されているので、畳のどこか特定の1か所が凹むことはありません。

どうしてもコアラマットレスを直置きしたい場合の対処法

畳 和室

コアラマットレスを直置きするのはカビが生えやすくなるので推奨しないというお話をこれまでしてきましたが、そうはいっても、

「畳に跡がつくのでベッドを入れたくない」

などの理由で、どうしても直置きしたい人は一定数います。

そんなときは、カビ対策として以下の対処法でメンテナンスをしていきましょう。

・すのこマットを敷く
・除湿シートを敷く
・お手入れの頻度を上げる

以下、順に解説します。

①すのこマットを敷く

1つ目は「すのこマットを敷く」です。

「すのこベッド」ではなく「すのこマット」です。

名前は似ていますが、まるで違います。

すのこマットは、すのこを連結させて直接床に敷けるようにしたもの。

イメージとしては線路の枕木を思い浮かべてください。

ベッドのように脚で重量を支えるのではなく、それぞれのすのこで均等に荷重を分散させるので、跡がつきにくいです。

また、マットレスの下にわずかながら空間ができるので、空気が循環してカビ防止になります。

見た目的にも、上から見ると直置きしているのとほとんど同じです。

すのこマットは丸めて、または折りたたんでコンパクトに収納できるものも多いです。

安ければ5,000円未満で購入できるのでお手軽です。

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②除湿シートを敷く

2つ目は「除湿シートを敷く」です。

除湿シートはマットレスの下に敷いて、汗をかくことでマットレスの底面にたまった水分を吸収してくれる役割を担います。

カビが生えやすいのはマットレスの上面ではなく底面です。

除湿シートを使えば、底面をカラッと乾燥した状態にしておけます。

ただし、除湿シートは水分を無限に吸収できるわけではなく、リミットがあります。

水分がたまったら、除湿シートを干すことで水分の蒸発を促し、リセットできます。

一定以上の水分を含むと色が変わってお知らせしてくれるようなものもあります。

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③お手入れの頻度を上げる

3つ目は「お手入れの頻度を上げる」です。

マットレスのもっとも基本的なお手入れは陰干し。

理想は毎朝起きたときに壁に立てかけることですが、薄くて軽いマットレスならともかく、重いコアラマットレスを毎朝持ち上げて立てかけるのは正直言って億劫ですよね。

それでも週1回程度は裏面を空気に触れさせてあげたほうがカビ防止になります。

雨が続く梅雨時などは、エアコンをドライにして扇風機で風を当てるだけでもかなり効果があります。

コアラマットレスを直置きでカビさせた人はいる?口コミ

直置きしてカビさせた人の口コミを調査しましたが、ほとんど見当たりませんでした。

このように、お手入れをサボるとフレームを使ってもカビるので、より湿気が抜けにくい直置きはさらに気を使う必要があります。

コアラマットレスを直置きでも長持ちさせる使い方

コアラマットレスを直置きしてもカビを発生させず長持ちさせる使い方について解説します。

・すのこで下に空間を作る
・陰干しで水分を蒸発させる
・マットレスプロテクターで水分遮断

以下、順に解説します。

湿気対策①すのこで下に空間を作る

すのこで下に空間を作るのは有効です。

すのこベッドではなく、すのこマットを使えばほぼ直置きと同じような見た目になります。

すのこマットはすのこどうしを連結させて床に敷いたような見た目です。

わずかながらマットレスの下に空間が確保できるので、マットレス底面を空気に触れさせることができ、水分の蒸発が促されます。

ベッドのような高さにならず、湿気対策ができるので、寝相が心配な子供や赤ちゃんのいる家庭でも重宝します。

湿気対策②陰干しで水分を蒸発させる

陰干しで水分を蒸発させるのも有効です。

陰干しのやり方は簡単で、日の当たらない風通しの良い場所にマットレスを立てかけておくだけです。

とはいえコアラマットレスは重いので立てかけるのも一苦労。腰を痛めてしまわないように注意して行いましょう。

カラッと晴れた日に、半日ぐらい立てかけておきましょう。

すると水分がすっきり抜けて湿気対策になります。

ちなみに天日干しはコアラマットレスをはじめとするウレタンマットレスにはおすすめしません。

理由は日光に含まれる紫外線がウレタンの劣化を促進させ、寿命が短くなってしまうからです。

せっかくお高いマットレスを買ったのだから、できるだけ長く持たせたいですよね。

ということで、陰干しはコアラマットレスの湿気対策に効果ありです。

湿気対策③マットレスプロテクターで水分遮断

マットレスプロテクターで水分を遮断するのも有効です。

マットレスプロテクターとは、その名のとおりマットレスを保護するアイテム。

見た目はボックスシーツそのものですが、撥水機能がある点が異なります。

汗や汚れがマットレスに染み込まなくなるので、マットレスを湿気から守ってくれます。

マットレスをすっぽり包むジップアップタイプもあり、シリカゲルなどの乾燥剤を入れておけば、干す必要すらありません。

安いものでも5,000円程度と、ちょっとお高いのが難点ですが、干す手間が省けるのは大きなメリットです。

ちなみに寝心地の向上にはならないので、シーツの併用が必須です。

まとめ:コアラマットレスの直置きは非推奨

最初にも触れましたが、コアラマットレスの直置きはカビが発生しやすい環境を作ってしまうので、基本的には非推奨です。

しかし、どうしても床置きしたい事情がある場合は、すのこマットを敷く、陰干しを頻繁にする、マットレスプロテクターで水分の侵入を防ぐなどの湿気対策をすることにより、カビが発生しづらい環境を作ることができます。

ここで挙げたような方法を導入して、コアラマットレスを長持ちさせて快適に使いましょう。

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