マットレスの値段相場！ベッドマットレスの平均価格と比較

マットレスの値段相場（平均）

「マットレスの値段っていったいいくらなの？相場が知りたい！」

たしかにマットレスの値段はピンキリ。

5千円で手に入るものもあれば、50万円もする高級品もあって、その値段の差はなんと100倍。いくらなんでも価格帯広すぎだろ。

高いやつはなんか分厚くて高そうなのは何となく感じるけど、ぱっと見でどこがどう違うのかわかんないですよね。

私も同じ疑問にぶち当たりました。

でも、下手に安いの買ってハズレを引きたくない！

寝心地悪いと疲れが取れなくて仕事のパフォーマンスにも影響しますし。

できたら寝心地がよくて妥当な安さのがいいですよね。

そこで、

・「高いのと安いのと、何がそんなに違うの？」
・「高いやつってやっぱりいいの？」
・「安いのは買わないほうがいいの？」
・「で結局、自分はどれ買ったらいいの？」

といった疑問を調べて解消したので、シェアします。

あ、せっかちさんのために、とりあえず先に答えをカンタンに言っておきますね。

・「高いのと安いのと、何がそんなに違うの？」

→全部違いますが、ひとつだけ挙げるとしたら素材です。たとえば同じポケットコイルでも、使っている金属の種類が違うのでバネ感や強度や耐久性に違いが出ます。

・「高いやつってやっぱりいいの？」

→いいです。ただし、10倍の値段で寝心地が10倍よくなるかというと、そういうわけではないので、高級マットレスのステータスがほしい人ならともかく、ふつうにいいマットレスを求めている人なら、3～4万もあれば十分です。

・「安いのは買わないほうがいいの？」

→人によります。「完全に健康だし、どこでも寝られるし、睡眠にお金かけるつもりはない」という人なら5000円のマットレスでも問題ありません。ただ、「質の良い睡眠がとりたい」「腰痛で困ってる」など、何らかの悩みを解決したい人なら、数万かけてマットレスに投資するほうがコスパが良いです。

・「で結局、自分はどれ買ったらいいの？」

→まずは予算を決めましょう。1万？3万？5万？　ベッドや付属品（シーツ・敷きパッド・ベッドパッド・プロテクター・除湿シート）も併せてそろえるなら全額マットレスに出費せずに抑えておきましょう。

ざっくりでも出せる金額が決まったら、価格帯ごとにマットレスをまとめてあるので、ざっと眺めてみてください。

ちなみにベッドもこれから買うなら、ベッドはケチってもいいです。寝心地に直接影響しないので、高くても安くても睡眠環境は同じです。あとは気に入るデザインが見つかるかどうかだけですね。
（跳ね上げ式や電動ベッドなど特殊な機能が欲しい場合は別ですが）

ウレタンマットレスの値段相場

ウレタンマットレスはもっとも普及しているマットレス素材です。

「高反発マットレス」「低反発マットレス」と呼ばれるものはほぼすべてウレタンマットレスです。

安価で製造できるため、参入者が多く、競争が最も激しいジャンルで、1万円以下の商品もたくさんあります。

さて、ウレタンマットレスの値段相場は、

安いマットレス：２万円以下
ふつうのマットレス：２～５万円
高級マットレス：５万円以上

という感じです。

名もなきマットレスでいいなら楽天で探せば最低3,000円台からありますが、耐久性に難があるのでおすすめしません。
（3ヶ月しか使わないならいいかもしれませんが）

長期間使えるマットレスとなると、最低３～４万円の価格帯で選ぶことをおすすめします。

ポケットコイルマットレスの値段相場

ポケットコイルマットレスの値段相場は、

安いマットレス：３万円以下
ふつうのマットレス：３～７万円
高級マットレス：１０万円以上

という感じです。

サータやシモンズといった、高級ホテルに採用されるような有名ブランドは10万円オーバーが当たり前のザ・高級品です。

反対に、2万円以下でメーカー名のあるポケットコイルマットレスはほぼニトリぐらいです。3万円を超えるぐらいでようやく聞いたことがある名前が出てきます。

ボンネルコイルマットレスの値段相場

ボンネルコイルマットレスの値段相場は、

安いマットレス：２万円以下
ふつうのマットレス：２～５万円
高級マットレス：５万円以上

といったところで、ポケットコイルに比べて3割ほど安いです。

安いマットレスのイメージが強く、高価格帯といっても、ボンネルコイルで高級品はフランスベッドとシーリーぐらいしかありません。

ファイバーマットレスの値段相場

ファイバーマットレスはエアウィーヴに代表される、プラスチックファイバーでできた「洗えるマットレス」です。

値段相場は、

安いマットレス：３万円以下
ふつうのマットレス：３～７万円
高級マットレス：１０万円以上

といったところで、他の素材より高めです。

耐久性がポケットコイルや高反発ウレタンと比べて少し低いので、長持ちするマットレスが欲しい人は他の素材を選んだほうがベターです。

ただし、シャワーで洗えるという特性は、ほかの素材にはないオンリーワン。特に赤ちゃんのいる家庭では見逃せないメリットです。

ベッドを汚しがちな乳児期～幼児期の３年程度はファイバー製にして、成長してきたらポケットコイルに替えるといった運用が考えられます。

マットレスの値段比較

マットレスの値段を見ても、様々なメーカーがあって、感覚がわかりませんよね。

シングル5万円って高いの？安いの？

そのような疑問を解消するため、サイズ別・ブランド別に値段を比較してみました。

ざっと眺めるだけで、どれくらいの価格帯が多いのかわかりますよ。

ブランド名がついているのは、シングル2万円以上です。

2万円を切るマットレスだと、数はたくさんありますが、ほとんどノーブランドです。

信頼のあるブランド名で選ぶなら、予算は最低3万円、できれば5万円ぐらいまで出せると選べる幅がうんと広がります。

マットレスの値段比較：シングルサイズ

シングルサイズで目安となる値段を表にしました。

マットレスの値段比較：セミダブルサイズ

セミダブルサイズで目安となる値段を表にしました。

マットレスの値段比較：ダブルサイズ

ダブルサイズで目安となる値段を表にしました。

ベッドマットレスの値段

ベッドマットレスの値段相場をチェックするために、先ほどのシングル価格表からベッドマットレスだけを抜き出してみました。

並べてみると、5万円未満のマットレスが非常に少なく、10万円以上の価格帯も珍しくないのがわかります。

ちなみにニトリからはNスリープを表に入れていますが、Nスリープはニトリの中でも旗艦ブランドに位置しています。より安いマットレスだと1万円以下で入手できます。