マットレスの洗い方!カビやおねしょ汚れの洗濯方法

マットレスの洗い方:汚れ別の洗濯方法

スプレー

血液やゲロ、おねしょ、カビなど、気を付けて使っていてもふいに汚れてしまうのがマットレス。

マットレスは厄介なことに水洗いできないため、洗濯機やコインランドリーで洗うことができません。

そのため、汚れを手で落とすのが基本です。

ここでは汚れの種類別に洗い方を解説します。

マットレスの洗い方①生理など血液汚れ

生理や鼻血などの血液がポタポタたれてマットレスを汚してしまったとき。

血液はタンパク質が含まれているので普通の汚れと少し違います。また基本的に血液は時間が経つと固まるので、汚れ落としはスピードがものをいいます。

何はともあれ、凝固する前にできるだけティッシュ等で拭き取りましょう。

それからは道具を使って浮かせて取ります。染み抜きの要領です。

セスキ炭酸ソーダ

用意するもの:
・セスキ炭酸ソーダ
・水
・バケツ

シーツの汚れはセスキ炭酸ソーダで落とせます。

セスキ炭酸ソーダを使った血液シミの落とし方:
1.水1リットルを用意する
2.水にセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れる
3.シーツを一晩漬ける
4.洗濯機で洗う

これできれいさっぱり!

重曹

用意するもの:
・重曹
・水
・使わない歯ブラシ(やわらかめ)
・タオル1枚

重曹を使ったマットレスの血液シミの落とし方:
1.水分をできるだけ拭き取る
2.重曹と水を混ぜてペースト状にしたものを汚れに塗る
3.30分放置
4.やわらかめの歯ブラシで優しくこする
5.濡らして硬く絞ったタオルでつまんで揉むように拭く
6.陰干し

塩も重曹と同じで、血液汚れを落とせます。

用意するもの:
・塩
・水
・タオル3枚

塩を使ったマットレスの血液シミの落とし方:
1.塩水を作る
2.タオルに塩水を染み込ませる
3.血液汚れにトントン叩き洗いをする
4.別のタオルにふつうの水を染み込ませ、あまり絞らずにトントン叩き洗いをする
5.乾いたタオルで水を拭き取る
6.陰干し

マットレスの洗い方②ゲロ

ゲロ(嘔吐物)の洗い方は、次亜塩素酸を使うのが最も確実です。

ただの嘔吐なら色とニオイさえ消えればなんでもいいのですが、ノロウイルスだった場合、感染拡大防止のために次亜塩素酸で確実に殺菌する必要があります。

使うアイテムはノロキラーというスプレーがおすすめです。

理由はスプレーというお手軽さと、安全性の高さ。

主原料は塩素系漂白剤に使われる「次亜塩素酸ナトリウム」ではなく「次亜塩素酸水」です。

食品添加物にも使われるほど安全性が高く、赤ちゃんのいる家庭でも安心して使えます。

カバーをはがしてマットレス本体を出し、表面が湿る程度にスプレーして、拭き取ります。

何度かやって匂いがなくなれば終了です。

マットレスの洗い方③寝汗のシミ

寝汗や皮脂がマットレスやシーツにつくと空気に触れて変色して黄ばみになることがあります。

寝汗の黄ばみにはワイドハイターなどの漂白剤が有効です。洗濯時に使いましょう。

皮脂の黄ばみは重曹が有効です。皮脂に含まれる油を除去する必要があるので、油を分解してから洗濯します。

重曹と水を練ってペーストを作り、塗りつけて放置してから洗濯機で洗いましょう。

マットレスの洗い方④下痢

赤ちゃんの下痢やうんちで汚してしまった場合は、除菌が重要です。

1.ゴム手袋(使い捨てのプラスチック手袋でもOK)をする
2.固形物を取り除く
3.屋外または風呂場でぬるま湯の流水で汚れを流す
4.バケツに酵素入り洗剤(ライオンのブルーダイヤなど)と酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)を入れて1時間ほど放置
5.洗濯機で洗う

マットレスの洗い方:カビ

カビ

マットレスのカビの洗い方は、カビ本体を落とす方法と、黒ずみごと落とす方法があります。

カビ本体だけを除去する方法はアルコールや重曹を使います。

これらの方法は安全ですが、黒ずみは消えません。

裏面であまり目に触れない部分なので、気にならないのであればかまいませんが、なんとなく気持ち悪いから黒ずみも除去したい場合は、漂白剤を使います。

漂白剤は、すっきり綺麗になってさっぱりしますが、肌荒れ成分をしっかり除去する必要があり、やや面倒です。

ご自身の好みに合わせて選んでください。

マットレスのカビ除去方法①エタノール

マットレスについたカビを消毒用エタノールで除去する方法:
1.エタノールをスプレーボトルに入れて、カビ部分にスプレーする(ビショビショになるくらいが目安)
2.1時間ぐらい放置
3.人肌ぐらいのぬるま湯に雑巾や布をつけて絞り、カビ部分にトントン叩き洗いをする
4.ドライヤーで乾かして陰干しする

80%程度のアルコールはカビを殺す効果が高いので、マットレスに限らずカビ全般に使えます。揮発性が高いのですぐに蒸発して乾くのもマットレス向き。

ただし、黒ずみは残ります。黒ずみを除去するには漂白剤が必要です。

マットレスのカビ除去方法②重曹とエタノール

マットレスのカビを重曹とエタノールで除去する方法:
1.重曹小さじ1杯を200ccのぬるま湯に溶かし、スプレーボトルにいれる
2.カビ部分にスプレー
3.5分ほど放置
4.タオルや雑巾で重曹を拭き取る
5.カビ部分にエタノールをスプレー

重曹は弱アルカリ性で安全な成分なので、成分残りによるお肌の荒れはあまり気にする必要がありません。

ただし、黒ずみは残ります。黒ずみを除去するには漂白剤が必要です。

マットレスのカビ除去方法③カビ対策スプレー

カビ対策スプレーは商品によっては揮発性が高くビショビショに濡らせるものと、拭き取りに気を付けなければいけないものがあります。

おすすめはカビホワイトのソフトタイプ。

次亜塩素酸を主原料とするカビ除去剤で、薬剤が揮発するため、あまり神経質に拭き取らなくてもいいのがメリットです。

晴れた日に少し湿る程度にスプレーして、適度に拭き取り、そのままマットレスを陰干ししておけばスッキリ乾きます。

最後にニオイを嗅いで、プールのような塩素臭がなければOK。

マットレスのカビ除去方法④酸素系漂白剤

酸素系漂白剤を使うとカビを黒ずみごと落とせます。

ただし、使い方は要注意で、肌に触れるとかぶれたり赤みが出たりするため、最後に成分を落としきる必要があります。

残してはいけないというところが少し手間ですね。

やり方はトントン洗いです。

ゴム手袋をはめ、タオルなどに漂白剤を垂らしてカビ部分をトントン叩いていきます。

続けていると黒ずみが薄くなってきます。

ほとんど黒ずみが気にならないぐらいになったら、次は拭き取りです。

別のタオルを水で濡らし、同じようにトントン洗いします。漂白剤の成分を拭き取るつもりでやります。

そのあと、完全に乾いたらカバーを装着します。

酸素系漂白剤の例としては、オキシクリーンやワイドハイターなどがあります。

どうしてもカビ除去できなかったら捨てる

関連記事:マットレスのカビ●

マットレスの洗い方:おねしょ

赤ちゃんやお年寄り、ペットのおねしょ対策はクエン酸でできます。

手順は以下。

1.スプレーボトルに水200ccと小さじ1杯のクエン酸を入れてクエン酸水を作る
2.おねしょ部分に吹きかける
3.タオルや紙おむつで水分を吸い取る
4.ニオイやシミがなくなるまで2と3の繰り返し

なぜクエン酸でおしっこの臭い除去や染み抜きができるのか? それは中和反応によるものです。ニオイの原因であるアンモニアはアルカリ性。クエン酸は酸性。この二つが混ざることでアンモニアが分解中和されてニオイがなくなるというわけです。

マットレスの洗い方:クリーニング

自分では限界があると思ったら、クリーニングを検討しましょう。

マットレス素材はデリケートなため、ソフトに洗う必要があります。

まず説明書か洗濯表示を見て、水洗い可能かどうか確認しましょう。そもそも自宅で洗えなかったというパターンも珍しくありません。

どのマットレスにも共通する「NGな」洗い方は、

・コインランドリーや洗濯機で洗う
・高温で洗う

です。

洗濯機は大物洗いでも入れてはいけません。洗濯ネットに入れるとか入れないとかの問題ではなく、自動洗浄だと加減がきかないところが問題です。

特にドラム式洗濯機は重力を利用して叩きつけて汚れをを落とす洗い方なので、マットレスにダメージを与えてしまいます。

布団だと布団洗い専用の洗濯機で棒に巻き付けて固定して洗うやり方がありますが、マットレスは変形した状態でそのような環境にさらされると、変形したまま元に戻らなくなる可能性があります。

高温で洗うものの例は、
・スチーム洗浄
・バキューム洗浄
・アイロン

たった1回の洗濯でもう使えなくなって買い替えをしなければならなくなることも。お金の無駄になるのでなるべく避けたいところですね。

マットレスのクリーニング:プロ(業者)に依頼

マットレスを洗いたいとき、クリーンライフパートナーなど専門業者にクリーニングしてもらうという手があります。

住んでいる地域で検索してみましょう。

ただし、料金が洋服のクリーニングと比べてかなり高いです。5~6千円で済めばラッキーで、ふつうは1万円以上します。

安いマットレスなら、思い切って買いなおすほうがオトクになる場合もあるので、業者のホームページに書いてある見積金額をチェックして、お財布と相談しましょう。

マットレスのクリーニング:コインランドリーはNG

コインランドリーはマットレスの洗濯NGです。

マットレスは優しくソフトに洗わないといけませんが、コインランドリーは基本的に叩きつけて汚れを落とす方式なので、汚れを落とす力は強力ですが乱暴です。

コインランドリーで洗ってしまうと、洗い上がりでひどく変形してまともに使えなくなるリスクがあります。

ついつい「お手軽だし、布団が洗えるって書いてるし・・」と安易に考えてやってしまったが最後、マットレスがご臨終になる可能性がおおいにあります。

以上の理由から、マットレスにコインランドリーはNGです。

マットレスのクリーニング:自宅で自分でやる

まず大前提として、お風呂で洗えるマットレスはファイバー製と、ごく一部のウレタン製のみです。

ほとんどのウレタンマットレスは、お風呂で洗えません。「水洗い可」などの記載があるマットレスのみにしてください。水洗いできないマットレスを洗ってしまうと、ボロボロになったりちぎれたりして使い物にならなくなります。

また、アイロンは厳禁です。早く乾かしたいからといって洋服のようにアイロンを使うと素材によって縮んだり溶けたりします。

マットレスはどの種類であれ高温は避けましょう。

ウレタンマットレスの洗い方

1.マットレスを浴槽に入れる

2.その上から人肌程度のぬるま湯を流す
マットレスが水を吸いきったら止めます。

3.洗剤を垂らす
中性洗剤をひと回し。

4.足で踏む
上から下までまんべんなく何度も踏んでいきます。
泡が全体的に行きわたり、洗剤が浸透したら、終了です。

5.すすぎ
浴槽に水を入れつつ、また踏みます。シャワーのほうが有効かもしれません。泡がなくなるまですすいでください。

6.乾燥
水を止め、端から踏んで水分を抜いていきます。雑巾のように絞ると変形することがあるのでおすすめしません。

その後、風通しの良い日陰において自然乾燥させます。乾燥機やドライヤーなど熱風で乾かすのはNGです。天日干しもおすすめしません。時間はかかっても陰干しがベストです。厚さにもよりますが、最低半日は干して、水分の抜け具合を確かめてください。水分は下に溜まるので、干したときに一番下になっている場所を触って、湿っていなければOKです。

ファイバーマットレスの洗い方

ファイバーマットレスはシャワーで水洗いします。

手順は以下。

1.カバーをはがす
2.カバーは洗濯機で洗う
3.本体を風呂場に持ち込み、シャワーで洗う(汚れが気になるなら中性洗剤でつけ置き洗い)
4.日陰で乾かす
5.カバーを装着

シャワーの温度は40℃までにしましょう。熱湯だと変形したり弾性が弱くなる可能性があります。

基本的にはこれで十分ですが、汚れが気になるなら上記のウレタンマットレスと同じ踏み洗いの工程を行ってください。洗剤は中性洗剤です。

洗ったら、乾かす前に、軽くトントンと床に打ちつけて水分を落としましょう。傘を畳むときと同じ要領です。大粒の水滴を残さないことで、水分が早く蒸発します。

乾かすのもウレタンマットレスと同じ陰干しです。ただし乾くスピードはウレタンと比べて段違いに早く、1~2時間程度ですっきり乾きます。

コイルマットレスの洗い方

コイルマットレスは手洗いできません。

構造がウレタンやファイバーと比べて複雑なので、ちょっと分解してみるというわけにもいきません。

そのため、クリーニング店に持ち込んで洗浄してもらう必要があります。

アルカリ電解水などプロの道具を持っているので、頼りにしましょう。その代わり高いですが・・。

もっとも、洗わないといけないほどの汚れはごくわずか。

嘔吐や飲み物を派手にこぼしてしまってニオイがとれないといったときぐらいで、たいていはカバーの洗濯で解決できます。

マットレスの洗い方を動画で解説

マットレスの洗い方を解説しているyoutube動画があったので紹介します。

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