お悩み別トゥルースリーパーのおすすめ種類
この記事は、
「トゥルースリーパーは種類がいっぱいあってどれを選べばいいのかわからない」
「それぞれの違いを知りたい」
という方に向けて書いています。
たしかに似たような商品が多いのは事実。
たとえば低反発トッパーだけでも5種類あります。
これでは迷うのも無理はありません。
そこで、最初にお悩み別におすすめの種類を紹介し、その後に個別の詳細な解説を行います。
まず最初に決めておきたいのは硬さです。
「かため」「ふつう」「やわらかめ」のどれがいいか?
(トゥルースリーパーはやわらかい低反発の寝心地で有名ですが、一応ほかの硬さもあります)
腰痛持ちや硬めが好みの人
腰痛持ちや硬めが好みの人の場合、
・洗えるマットレスがいい→セロ
・洗えなくても大丈夫→エアフリー
がおすすめです。
セロは洗えるファイバー製(エアウィーヴと同系統)、エアフリーは洗えないウレタン製です。
ちなみに同じ「硬め」の中でも、セロのほうが硬いです。
硬い方が寝返りが打ちやすく、腰痛に有利ですが、体に合わないと接地面が痛くなることも。
ふつうの硬さが好みの人
ふつうの硬さが好みの人は、ウェルフィットがおすすめです。
高反発と低反発の中間、中反発の性質を持ち、ほどよく沈み込んでくれます。
柔らかめが好みの人
トゥルースリーパーの王道は低反発なので、柔らかめが好みの人にこそおすすめしたいブランドです。
「ベッドに1枚で敷けるマットレスがほしい」
→プレミアベッドマットレスをおすすめします。
トゥルースリーパーのラインナップの中で、ベッドマットレスはこの1種類のみです。迷いません。
「畳に敷けるマットレスがほしい」
→プレミアケア布団タイプをおすすめします。
低反発は沈み込みが大きいため、1枚で敷くと底付きする可能性があるのですが、プレミアケア布団タイプは低反発と高反発の2層になっていて、厚みが7㎝あるので、平均的な体重なら充分支えられます。
「すでにマットレスがあるけど寝心地を変えたい」
→プレミアリッチをおすすめします。
マットレスの上に重ねて敷くマットレス(トッパーやオーバーレイマットレスともいいます)なので、今あるマットレスを捨てずに済みます。
トゥルースリーパーならではの優しく沈み込む寝心地を味わえます。
トゥルースリーパーの種類
トゥルースリーパーの種類は2023年7月時点で12種類です。
名称 | 特徴 | 価格(シングル・税込) | かたさ | サイズ |
プレミアベッドマットレス | 低反発と高反発のリバーシブル×3か所 5層構造 | 67,000円 | やわらかめとかためのリバーシブル | 厚さ150mm×幅970mm×長さ1950mm |
プレミアメルティスト | 低反発、高反発、ウェーブ層の3層 | 54,780円 | やわらかめ | 厚さ100mm×幅970mm×長さ1950mm |
プレミアリッチ 洗えるプラス | 上層部が洗濯機で洗える | 39,800円 | やわらかめ | 厚さ50mm×幅970mm×長さ1950mm |
プレミアケア 布団タイプ | 三つ折り 低反発と高反発の二層 1枚で敷ける | 30,000円 | やわらかめ | 厚さ70mm×幅900mm×長さ1950mm |
プレミアケア | 低反発トッパー | 28,800円 | やわらかめ | 厚さ50mm×幅970mm×長さ1950mm |
プレミアリッチ | 低反発と高反発の2層 | 27,800円 | やわらかめ | 厚さ50mm×幅970mm×長さ1950mm |
プレミアム | 低反発トッパー | 26,780円 | やわらかめ | 厚さ50mm×幅970mm×長さ1950mm |
ライト3.5 | 軽量トッパー | 20,570円 | やわらかめ | 厚さ35mm×幅970mm×長さ1950mm |
ウェルフィット | 三つ折り 中反発と硬めの2層 素材並び替えで耐久性UP | 32,780円 | ふつう | 厚さ75mm×幅970mm×長さ1950mm |
エアフリー | 硬め ハニカムピラー加工 | 29,800円 | かため | 厚さ50mm×幅970mm×長さ1950mm |
セロ | 洗えるファイバー製 | 27,280円 | かため | 厚さ50mm×幅970mm×長さ1950mm |
セロlight3.5 | 軽量トッパー 洗えるファイバー製 | 20,570円 | かため | 厚さ35mm×幅970mm×長さ1950mm |
以下、順に解説します。
関連記事:トゥルースリーパーのぶっちゃけ口コミ!プレミアムは評判悪い?
トゥルースリーパープレミアリッチ
種類:低反発トッパー
価格:27,800円
トゥルースリーパー・プレミアリッチは、ショップジャパンのトップセラー「トゥルースリーパー・プレミアケア」のリモデルであり、2023年12月現在最も売れているトゥルースリーパーでもあります。
2つのモデルの主な違いは、その層構造にあります。
トゥルースリーパープレミアケアは1層構造でしたが、トゥルースリーパープレミアリッチは2層構造になっていて、体圧分散性が向上しています。
一番上の層には白いウルトラ・ヴィスコ・エラスティック(低反発フォーム)、その下には青い高反発フォームが使われています。
下層に高反発を配置したことで、下に敷くのマットレスが柔らかめだったり、ややヘタってきても、大きく凹むことはなく、背骨のS字カーブをキープして自然な寝姿勢で眠れます。。
ウレタンなので洗えませんが、抗菌防カビ防ダニ仕様で長く清潔を保てます。
また16万回の耐久試験をクリアしているため、耐久性にも期待が持てます。
マットレスの上に敷く低反発マットレスを探しているのなら、まずはこれをおすすめします。
トゥルースリーパープレミアケア
種類:低反発トッパー
価格:28,800円
トゥルースリーパー・プレミアケアは、トゥルースリーパー・プレミアリッチの前モデルです。
シンプルな低反発のみ1層構造で、プレミアリッチが登場するまでは最も売れていたモデルでした。
表裏がないので、ローテーションして寿命を延ばせるのが強みですね。
ただし、プレミアリッチが上位互換なので、これを買うならプレミアリッチをおすすめします。
トゥルースリーパープレミアム
種類:低反発トッパー
価格:25,080円
トゥルースリーパープレミアムは2003年から販売している伝統商品ともいえる存在。
ただし、プレミアリッチという同系統の売れ筋商品の前に、存在はかすんでしまっています。
トゥルースリーパーはまとめ買いセットで5割引きになりますが、プレミアムだけは単体で割引で購入することができます。
詳細は以下の記事で解説しています。
関連記事:トゥルースリーパープレミアムを15000円で買う方法と福袋
トゥルースリーパープレミアメルティスト
種類:低反発トッパー
価格:54,780円
プレミアメルティストは分厚いふかふかマットレス。
トゥルースリーパープレミアリッチと同系統の「マットレスの上に敷くマットレス」ですが、厚みがなんと2倍の10㎝もあります。
ふつうは10㎝のウレタンマットレスだとベッドに1枚で敷ける厚みですが、立ち位置的にはトッパーです。
低反発「ウルトラヴィスコエラスティック」、高反発「ハードサポートフォーム」、ウェーブ層「ウェーブクッション」の3層構造です。
ウェーブ層には隙間があり空気が通るため、通気性もよし。
JIS K 6400-4にのっとった24万回の耐久試験をクリアしており耐久性も不足なし。
専用バンドを使えば三つ折り状態で保管できます。
なお以前はプレミアケアメルティストという名称でした。
トゥルースリーパーネオフィール
種類:低反発トッパー
価格:25,080円
トゥルースリーパーネオフィールは低反発と高反発の2層構造のトッパーで、プレミアリッチと立ち位置がかぶっています。
そのせいか、プレミアリッチの登場と重なるように、2023年7月現在、廃番になっています。
トゥルースリーパーセロ
種類:高反発トッパー
価格:27,280円
トゥルースリーパーはほとんどのラインナップがウレタン素材ですが、トゥルースリーパーセロはファイバー製です。
ファイバーマットレスというとエアウィーヴやアイリスオーヤマのエアリーマットレスが有名ですね。
プラスチック繊維でできているので、水洗いできて通気性が抜群なのが特徴です。
また、高反発なため、あまり沈みません。
弾力性の高い網状素材「エアブリッド」と固綿「ファイバーブリッド」のリバーシブル2層構造。
エアブリッド面は通気性が高く、ムレがちな夏におすすめ。
ファイバーブリッド面は保温性が高く、寒い冬におすすめ。
他のトゥルースリーパーとまったく立ち位置が違う「硬いマットレス」なので、検討するときは注意しましょう。
トゥルースリーパーウェルフィット
種類:中反発三つ折り
価格:32,780円
トゥルースリーパーウェルフィットは高反発と低反発の中間の「中反発」という反発性能が特徴。
中反発層とプロファイル(凹凸)層の2層構造。空気が通り抜けるので通気性は心配いりません。
厚さが7㎝あり、平均的な体重の人なら床に1枚で敷けます。
三つ折りタイプなので収納がラクなのもいいですね。
一人暮らしの女性におすすめです。
トゥルースリーパーエクセレント
(2023年7月現在、廃番になっています)
種類:低反発トッパー
価格:32,780円
トゥルースリーパーエクセレントは低反発と高反発の二層構造。
今では残念ながら廃番になっていますが、プレミアリッチにつながる系譜ですね。
トゥルースリーパーライト3.5
トゥルースリーパーライト3.5は、トゥルースリーパープレミアムがやや薄くなったお手軽バージョンです。
トゥルースリーパープレミアムの性能はそのままに、厚さが5㎝→3.5㎝となっていて、お値段も約5,000円安くなっています。
ドンキホーテなどでもよく販売されています。
ときどき「トゥルースリーパープレミアム3.5」と紹介されていることがありますが、正式名称は「トゥルースリーパーライト3.5」です。
トゥルースリーパープレミアベッドマットレス
トゥルースリーパープレミアベッドマットレスは、トゥルースリーパーシリーズの中で唯一のベッドマットレスです。
トゥルースリーパー史上前代未聞の5層構造15㎝の極厚マットレス。
うち上の3層は肩・腰・足で3分割されており、同時にリバーシブルになっていて、裏返すことで柔らかめと硬めの2種類の硬さが味わえます。
3つとも柔らかめにするもよし、寝返りをラクにしたいなら真ん中だけ硬めにするもよし。
自分で好みの寝心地に調整できるのはありがたいですね。
付属の敷きパッドは取り外して洗えます。
32万回の圧縮試験に合格していて、その耐久性は折り紙付き。
トゥルースリーパーの種類の違い
トゥルースリーパーの種類の違いについて解説します。
トゥルースリーパープレミアムとプレミアリッチの違い
トゥルースリーパープレミアムとプレミアリッチの違いは、層構造と清潔性です。
プレミアムが低反発1層なのに対し、プレミアリッチは低反発と高反発の2層構造です。
高反発層があることにより、腰や肩などの重い部分が沈み込みすぎるのを防ぐことができます。
また、プレミアリッチは抗菌防カビ防ダニ性能があるのに対し、プレミアムはありません。
値段はプレミアリッチのほうが1割ほど高いのですが、数年使うことを考えたらプレミアリッチをおすすめします。
トゥルースリーパーライトとプレミアムの違い
トゥルースリーパーライトとプレミアムの違いは、厚さと価格。
あとはまったく同じ。
ライトの厚みは3.5㎝、プレミアムは5㎝。
価格はライトが20,570円、プレミアムが27,800円。
ライトは安いエントリーモデルという位置づけですね。
下に敷くマットレスに充分厚みがあるなら、ライトでも充分です。
店舗で入手しやすいのはライトのほうです。
トゥルースリーパーの枕の種類
2023年7月現在、トゥルースリーパーの枕は全部で8種類。
名称 | 価格 | 特徴 | サイズ |
セブンスピローウルトラフィット | 16,800円 | 低反発スリット入り | 縦 680mm×横 900mm×最大高さ 100mm |
セブンスピローライト | 9,900円 | コンパクトサイズ | 縦600mm×横680mm×最大高さ83mm |
セブンスピロー | 16,280円 | 7つの部位を支える | 縦680mm×横900mm×最大高さ90mm |
エンジェルフィットピロー | 10,780円 | 高さ調整できる(チップ量調整) | 縦450mm×横620mm |
セロピロー | 10,780円 | 洗える高反発 | 縦300mm×横600mm×高さ60mm |
ウェルフィットピロー | 16,280円 | 中反発 オープンセル | 縦35cm×横70cm |
ネオフィールピロー | 10,780円 | 中反発 吸放湿性 | 縦33㎝×横50㎝×高さ6.5㎝ |
ネックフィットピロー | 6,600円 | 一般的な低反発枕 | 縦300mm×横500mm×高さ100mm |
ここでは、人気の高い3種類に絞って解説します。
セブンスピロー
種類:低反発
価格:16,800円
低セブンスピローは反発枕のロングセラー。
一般的な枕とは一線を画した大胆な形状は人間工学に基づいていて、、頭・首・両肩・両腕の7か所で体を支えます。
シングルベッドとほぼ同じ幅の90㎝あるため、寝返りで枕から落ちる心配はありません。寝相が悪い人も安心。
専用カバーは抗菌消臭加工。さらに表層に無膜ウレタンを使用していて、通気性が一般的なウレタンより40倍もアップ。ムレの不快感を大幅に軽減してくれます。
JIS規格より厳しい20万回の耐久試験に耐えているので、耐久性も心配なし。
セブンスピローライト
セブンスピローライトはセブンスピローの性能そのままに、一回り小ぶりになった商品です。
セブンスピローでは大きすぎて迷う人や、小柄な女性におすすめです。
セブンスピローウルトラフィット
セブンスピローウルトラフィットは、12本のスリットが入ったウルトラフィットカット構造です。
横向きになったときに肩が深く沈むため、より体圧分散されリラックスした寝姿勢をとれます。
横向き寝が多い人におすすめです。
セブンスピローとウルトラフィットの違い
セブンスピローとウルトラフィットの違いは、スリットの有無です。
スリットがあると、荷重が集中したときに深く沈み込むことで、体圧分散させやすくなります。
荷重が集中するときとは、横向きになったときの肩部分です。
仰向き寝が多い人にはセブンスピローがおすすめ。
横向き寝が多い人にはセブンスピローウルトラフィットがおすすめです。