マットレスを直置きしたら毎日立てる必要はある?
「マットレスを直置きしたら毎日立てないといけないの?」
マットレスを立てるのはカビ対策に必要ですが、毎日やるとなるとちょっと面倒ですよね。
でも安心してください。
通常の使用環境であれば、毎日立てる必要はありません。
毎日立てたほうがいいのは、汗かきな人や、夏場などで日中締め切って部屋が暑くなる場合。つまりカビが生育しやすい状況のときです。
なるべく敷きっぱなしにしておきたいなら、すのこや除湿シートで対策をするのも有効ですし、いっそベッドの導入を考えてもいいかもしれません。
マットレスを床やフローリングに直置きする際はカビに注意!
マットレスを直置きするときに気をつけなければいけないのはカビです。
カビは敷きっぱなしのマットレスの底面に生えます。
直置きは床と密着しているため、空気が入れ替わりません。
そのため、寝ている間にかいた汗の水分がマットレス底面に溜まって蒸発しなくなります。
適温で水分豊富な環境はカビにとって快適で増殖しやすい環境です。
そのため、週一回程度の頻度で定期的に陰干しして湿気を払いましょう。
マットレス 直置き すのこ
マットレスのカビ対策として、すのこを敷くのは有効です。
すのこを敷いて床との間に隙間を設けることで、空気が循環するようになります。
すのこラグだと床にシートのように敷けるので、ほとんど直置きのような感覚で眠ることができます。
ただし、ラグも敷きっぱなしにするのは良くありません。
床との接地面積がベッドにくらべて大きいので、たまには外で干してあげましょう。
すのこはマットレスと違って日干しOKです。
マットレス 直置き 除湿シート
除湿シートを敷くのも湿気対策として有効です。
除湿シートはマットレスと床の間に敷くことで、マットレスに染み込んだ汗などの水分が床に移るのを防いで吸収します。
ときどき干すことで除湿シートにたまった水分を蒸発させて、また最初と同じように使えます。
近年はシリカゲル製やモイスファイン製など速乾性のあるものも出てきています。
汗臭くなるのが気になるなら洗えるタイプをチョイスしましょう。
マットレス 直置き ベッドパッド
ベッドパッドはマットレスとシーツの間に敷く寝具です。
寝汗や汚れがマットレスに到達する前にガードするもので、防水機能がついたものもあり、しっかりマットレスを守ってくれます。
赤ちゃんの吐き戻しやおもらしがさかんな時期には一枚あると便利です。
ただし、固定できないシートタイプのものは、よくズレます。せっかく敷いたのに、位置がズレていたせいで汚れがマットレスについてしまうなんてことも。
ちなみに寝心地の向上は期待できません。
マットレス 直置き メンテナンス
マットレスを床に直置きするさいのメンテナンス方法は主に陰干しです。
床に敷いていると寝汗などで裏面が湿ってくるので、壁に立てかけるなどして空気にさらし、乾燥させます。
頻度は週一回が目安です。
三つ折りタイプならどこにも立てかけずにスタンドアローンで立つことができるので、起きたら立てる習慣にしてもいいですね。
なお、敷布団のように天日干しするのはおすすめしません。
マットレスの素材のウレタンやファイバーは陽光に含まれる紫外線で劣化が促進されるからです。
また、いくら通気性の良いマットレスでも、定期的に干さないとカビが生えます。
「通気性が良い」=「干さなくていい」というわけではありません。
マットレス 直置き カーペット
「カーペットを敷いた上にマットレスを直置きするのはいいの?」
→かまいません。
分厚いカーペットは、床に直接敷くより断熱性やクッション性が高く、特に冬は快適に眠れます。
ただし、湿気対策は必須です。
カーペットに汗が到達しないようにするために、
・週に一度はマットレスをどかして換気をする
・ベッドパッドなどを敷いてそれ以上下に水分が到達しないようにする
などの工夫をしましょう。
マットレス 直置き 子供
「子供用にマットレスを直置きしても大丈夫?」
→問題ありません。
子供は大人にくらべて代謝が高く、冬の寒さにも強いです。また、大人ほどのフカフカのクッション性も必要ありません。
小学校の硬い椅子に毎日何時間も座っていられるぐらいですからね。
大人ならあんなクッション性ゼロの椅子に座っていたらすぐにお尻が痛くなっちゃいますよね。
寒がりな子供にはふかふかで厚めの敷きパッドで底冷えしないようにしてあげましょう。
マットレス 直置き おしゃれ
おしゃれなマットレスの直置きコーディネート画像を紹介します。
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ポイントがいくつか見えてきますね。
・家具は暖色系の落ち着いた色合いで統一
・低めの本棚などをヘッドボード代わりにしてベッド風に見せる
マットレス 直置き おすすめ
ベッドなしで床や畳に直置きできるおすすめ人気マットレスを紹介します。
選んだ基準は、
・ノンコイル(ウレタンかファイバー)
・厚み10cm前後
・高反発
の3つです。
軽い素材なので女性でもさっと動かせますし、底付きしないで快適に眠れます。
「コイルマットレスを買っちゃって、重くて動かせない・・」
「安さにつられて買ってみたらトッパータイプで厚さが3cmしかなかった・・」
なんてことがないように、この条件で選ぶことをおすすめします。
それでは床置きマットレスの3条件を満たすマットレスを紹介します。
エアリーマットレスMARS-S
素材:ファイバー
価格:16,800円
エアリーマットレスは高反発ファイバー素材「エアロキューブ」を使用していて、薄いのにしっかり支えてくれます。
新幹線の座席にも使われる東洋紡製で、実績と耐久性は信頼できます。
おすすめはMARS-S。
夏でも冬でも使えるリバーシブルカバーで年中快適。
ファイバー製なので通気性が抜群に高く、床においてもカビが生えにくいのもメリットです。
三つ折りでタイプで起きたらコンパクトに収納しておけます。
関連記事:エアリーマットレスの口コミ
モットン
素材:ウレタン
価格:39,800円
モットンは日本人が日本人のために作ったマットレスです。
その特徴は寝返りがしやすいこと。通常のマットレスの8割の力で寝返りできるため、体に負担がかかりにくい構造になっています。
厚みがたっぷり10cmもあり底付きの心配なし。
水分が下に流れやすい構造になっていて、マットレスに染み込んだ汗がすばやく排出されます。そのため通気性もウレタンマットレスにしては良い方です。
硬さが3種類から選べるので、がっしり体型の人から華奢な女性までぴったりの硬さが見つかります。
三つ折りタイプでないのが唯一の欠点ですが、付属のゴムバンドを使うことで三つ折りにして収納できます。
モットン公式サイト関連記事:モットンの口コミは悪い?高反発マットレスの辛口評価
雲のやすらぎプレミアム
素材:ウレタン
価格:39,800円
雲のやすらぎプレミアムは「腰に優しい敷布団」の売り文句で売上を伸ばしています。
厚さ17cm、5層構造のふかふかマットレスで、名前のとおりまるで雲の上に寝ているような寝心地。
そんなに厚いならさぞかし重いのかと思いきや、意外なほど本体は軽く、6.7kgしかありません。女性でもらくらく上げ下げできます。
買うなら断然公式サイトがおすすめ。公式限定特典として100日間返金保証がついてきます。
関連記事:【雲のやすらぎプレミアムの悪評】腰痛悪化?口コミの評判と真相
マニフレックス メッシュウィング
素材:ウレタン
価格:34,485円
イタリアNo.1寝具ブランド、マニフレックス。
その中でも日本で最も売れているのはこのメッシュウィングです。
厚み10cmで三つ折り高反発、メッシュ仕様で通気性もよく、まさに床置きに適した条件が揃っています。
マニフレックスはハイエンドモデルなら30万円以上する高級ブランドですが、メッシュウイングは最安値に近い3万円台で入手できます。
しかも品質保証が驚きの10年。一度買ったらしばらくはマットレスの心配をせずにすみます。
コスパ抜群のマットレスです。
関連記事:マニフレックスの口コミ
エアウィーヴスマートZ01
素材:ファイバー
価格:66,000円
エアウィーヴは浅田真央さんや錦織圭選手など数々のアスリートに愛用される高反発ファイバーマットレスです。
水洗いできるので汚してもサッと洗っていつも清潔。
通気性も抜群でカビの心配はいりません。
プラスチック製品なのでアレルギーもの心配も不要。ハウスダストアレルギーの子供にもおすすめです。
床置きには、三つ折りタイプのエアウィーヴスマートZ01をおすすめします。
厚み9cmで硬い床にも一枚で十分。
ただし、通気性がよすぎて冬は寒いので、寒がりな人は厚めのふかふか敷きパッドなど防寒対策をしましょう。
関連記事:エアウィーヴの口コミ