布団クリーナーはいらない?メリット・デメリットや効果、必要性

布団クリーナーはいらない?おすすめしない3つの理由

布団クリーナー

この記事は、

「布団クリーナーって買ったほうがいいの?それともいらないの?」

という疑問をお持ちの方に向けて書いています。

まず、先に結論からお伝えしますと、布団クリーナーは特段必要ありません。予算があるなら、そのお金で布団乾燥機を買うことをおすすめします。

たしかに、あるときから布団クリーナーが話題になりました。実際にやってみると、特に初めて使用するときは、

・こんなに汚れた布団で寝てたって考えると怖いくらい!
・気持ちいいくらい汚れが取れた!
・くせになって、やらないと気が済まない!

などの意見も多数あります。

これらの好意的意見があるにもかかわらず、おすすめしない理由は以下の3点です。

・ダニを死滅させるのに時間がかかる
・強い紫外線は素材を傷める
・叩く機能も素材を傷める

以下、詳しく解説します。

①ダニを死滅させるのに時間がかかる

ダニ

最近の布団クリーナーには、温風機能や紫外線機能といったダニ対策機能がついているものもありますが、人力で布団のダニ退治をしようとすると、相当な時間と根気が必要になります。

たとえば、レイコップの布団クリーナーの場合、温風でダニを死滅させるには、「温風吹き出し口から出る60℃の温風に3秒以上当てること」が明記されています。

しかし、温風吹き出し口は30cmにも満たない幅しかありません。

そんな小さな吹き出し口で、布団全体に3秒以上ずつ密着させ続けようと思うと、かなりの時間がかかります。

一家全員の布団をキレイにしようと思ったら、手間や時間はさらにその3倍、4倍。

ちなみにUV(紫外線)にいたっては、5秒当てると記載されています。

キレイにしたという満足感がほしいなら、掃除機のようにサッサとかければすみますが、期待している効果を得ようと思うと、じっくり時間をかけて取り組む必要があり面倒です。

これがもし布団乾燥機なら、スイッチON、あとは放置でOK。

布団乾燥機でも、温風が当たらない面があれば、途中で布団の向きを変える必要があるケースもありますが、布団クリーナーのように、布団全面を人力でやる必要はありません。

根気や手間を考えると、布団クリーナーよりも、布団乾燥機を使用したほうが、効率的といえます。

②強い紫外線は素材を傷める

UVライト

布団クリーナーに搭載されている、殺菌効果があるという紫外線(UV-C)は、たしかに除菌力が強く、布団の衛生管理という意味では効果はあるのですが、寝具の素材によっては、紫外線に弱いものもあります。

たとえば、

・ウレタン
・羊毛
・ナイロン
・ポリプロピレン
・ポリエチレン

などは紫外線に弱く、光劣化してしまう素材です。

実際に、こういった素材を布団の詰め物や側生地に使用している寝具は多数あります。

そういった素材のものに、自ら紫外線を当てるわけです。

きれいにしているつもりが、布団そのものの劣化を早めてしまい、長く使用できなくなってしまったら本末転倒ですし、これで寝心地まで悪くなってしまったら取り返しがつきません。

また、ひとつ予備知識として覚えておきたいのは、UV-Cの効果の強さゆえの、悪影響です。

UV-Cが人の皮膚や目に誤って触れてしまうと、痛みや腫れなどの事故につながってしまうことがあります。

特に、小さなお子さんなどは、紫外線の出る部分のパーツに興味を持って、誤って触れたり見たがったりしてしまうこともありますので、思わぬトラブルに見舞われてしまう可能性も否めません。

殺菌効果にばかり気を取られて、布団そのものを傷めたり、人体にトラブルが起きてしまっては元も子もないことになってしまいますよね…。

参考:知らずに使うと危険! コロナ禍で広がる “殺菌ランプ” | NHK

③叩く機能も素材を傷める

布団クリーナーに布団を叩く機能がついているものもありますが、これも素材を傷めることもあります。

理念としては、叩いて汚れを浮かび上がらせて、クリーナーでしっかり吸い込むということですが、叩いたらいいというわけではありません。

たしかに、日の当たるポカポカ陽気にはベランダに布団を干して、布団叩きでパンパンと叩いて…という光景はみなさん一度は目にしたことがあるでしょうし、やったことがある人もいることでしょう。

軽く叩く分にはもちろん構わないのですが、天然の綿などの布団の場合は叩けば叩くほどに、繊維を潰して劣化させてしまう原因になります。

そうすることで、いっそうほこりが立ちやすくなることすらあり、これではハウスダストの原因を生み出しているようなものです。

布団クリーナーの叩く回数は、毎分4,000回を超えるものもあります。

布団を傷めて、わざとほこりを巻き上げて、たくさん汚れが取れているように感じているだけと考えると、いったいなんのために布団クリーナーを使用しているのかわからなくなってしまいませんか?

布団クリーナーのメリット・デメリット

メリット・デメリット

これまでは、布団クリーナーがあまりおすすめはしないという話をしてきましたが、布団クリーナーにはもちろんメリットもあります。

ウイルスや花粉など、布団の汚れを気にする人もいますし、やらないよりはやっておきたいという人がいるのも当然です。

ですので、わかりやすいよう、メリットとデメリットを表にして比較してみましょう。

メリット:
・ダニの死骸やフンの除去ができる
・布団の中のほこりや花粉などが除去できる
・ちゃんとやれば衛生的な状態を保てる
・掃除をしてスッキリした気持ちになれる
デメリット:
・布団の素材、繊維を痛める
・掃除した気になってしまう
・ちゃんとやるのはかなりの重労働に…
・購入費や電気代がかかる

たしかに、布団クリーナーを使用するだけでもメリットになることもあります。

しかし、よく見てみると、別に布団クリーナーを使用しなくても対処できるものもあるのではないでしょうか。

たとえば、布団の天日干しはあまり効果がないなんていわれることもありますし、天日干しをするだけでは、ダニを死滅させることはできませんが、除湿はできます。

また、一般の掃除機でも、ダニの死骸や布団の表面のフケや垢の吸引は可能です。

もちろん、クリーナーを使用したという満足感で、気持ちよく寝られるというメリットもありますが、クリーナーを使用するだけでいいという話でもありません。

そもそも布団を干すのは、布団の除湿の目的もありますから、しっかり干すことも大事な作業です。

そもそもダニが寄り付かない対策をしよう

ダニが寄り付かない対策

布団クリーナーを使用うんぬんよりも、第一に考えるべきは、そもそもダニが寄り付かないようにしておくことです。

まず、布団に寄り付くダニの習性を知りましょう。

布団に寄生するダニは、

・50℃以上で動きが鈍り出し、60℃では死滅する
・20℃から30℃の温度が好き
・湿度が60%から80%程度ある環境が好き
・6月から9月の湿気の多い時期、人が汗をかきやすい時期に繫殖しやすい
・9月下旬以降にダニの死骸が増えやすくなる
・動物性の素材(羊毛や羽毛など)で繫殖、寄生しやすい

などの習性があります。

これらを理解した上で、正しい寝具選びや、衛生管理をして、ダニが寄りつきにくい環境にしていきましょう。

ここでは、すぐにでも対応できるダニ対策をご紹介します。

できることから、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ダニが寄り付かない寝具に変える

ダニは動物生の素材のものに寄生しやすい性質がありますので、寄り付きにくい素材のマットレスや布団を使用するようにしましょう。

忌避素材(虫が嫌って寄り付きにくい防虫素材)の例:
・ポリエステル
・ウレタン
・ファイバー
・高密度繊維

これらの素材は、静電気が起きにくく、花粉がつきにくい素材です。

特に、ファイバーは通気性のよさを兼ね揃えている上に、洗えるものも多い優れモノ。

もちろん、上記でご紹介した素材にもメリット・デメリットはあるとはいえ、比較的管理はしやすい素材ですので、メンテナンスの苦労もさほどありません。

へたに寝具に、防虫剤などを使用して人体に悪影響を及ぼす危険がある対処法を用いるよりも、断然、素材にこだわったほうがよっぽど安心して使用できますよね。

もしくは、防虫加工がされている素材を選ぶのもあり。

ただし、いずれの素材であっても、高温多湿な日本ですから、除湿は注意するようにしましょう。

関連記事:防ダニマットレスランキング!エアウィーヴはダニがこない

シーツは週1回洗濯する

シーツは週に1回は洗濯するようにしましょう。

布団よりも直接体に触れるものですから、シーツを洗濯する習慣はつけておいて損はありません。

というのも、あまり意識していないものですが、人は寝ている間にも汗をかいています。

これは、人間の生きるメカニズムとして当たり前のことです。

特に発熱時や飲酒時は、想像以上に汗をかくことがありますし、
・ストレス
・ホルモンバランス
・汗かき
・寒がりでパジャマを着込んで寝る
など、体質や体調によっても汗の量は変わります。

また、これらの自発的な理由以外にも、気温、寝具の素材(熱がこもりやすい・むれやすいもの)など、意図していないところで汗をかいていることもたくさんあるものです。

もちろん汗のみならず、抜けた髪の毛や皮膚汚れがついたりして、シーツは不衛生な状態になります。

布団は重量もあるので、手入れするにも重労働になることがありますが、シーツの洗濯程度であれば、さほど大変な手間にもなりません。

雨が続く時期などは、幅が大きなシーツを週1回のペースで洗濯するのは難しいこともあるでしょうが、シーツの洗濯については、気に留めておくようにしましょう。

なお、シーツ以外にも、枕カバーなども定期的に洗濯しておくとなおよしですよ。

布団乾燥機を定期的に使う

定期的に布団乾燥機を使用するようにしましょう。

ダニが繁殖しやすい6月〜8月であれば、週に2,3回使用する、その他の時期でも最低でも2週に1回(理想は週に1回)使用するのがおすすめです。

また、ダニを完全に撃退したい場合には、1日に2回を数日続けるようにしましょう。

できれば3日以上続けるようにしてください。

そして、布団乾燥機のコツは、50℃程度で使用して、1回20分〜30分使用することです。

さきほど、ダニは60℃で死滅する習性があるとお伝えしましたが、だからといって布団乾燥機を高温で使用し続けるのはおすすめできません。

なぜなら、高温は素材を傷めやすいから。

ですので、ダニの動きが鈍くなる50℃程度の温風で、時間をかけて退治するようにします。

また、余談ですが、布団乾燥機は布団の衛生管理のみならず、
・靴や洗濯衣類を乾かしたいとき
・暖房したいとき
・梅雨時期のジメジメ対策をしたいとき
・寒い日に布団を温めておきたいとき
などにも活用できますので、1台持っていても決して無駄になるものではありません。

おすすめの布団乾燥機

ちなみにおすすめの布団乾燥機はアイリスオーヤマのカラリエです。

まずなんといっても安い。有名メーカーで1万円を切る価格はあまりありません。

次に、操作がラク。マットいらずで、ノズルを布団に突っ込んで先端を立てるだけ。5秒で設置が終わります。

最後に、雨でぬれた靴も乾かせる一石二鳥仕様。二股に分かれたアタッチメントが標準で付属していて、左右の靴を同時に乾かせます。

コスパ最強の布団乾燥機をじょうずに使って、快適な生活を過ごしましょう!

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関連記事:マットレスのダニ予防は退治→除去→予防の3つの対策

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