マットレスのノウハウ

新しいマットレスに慣れるまではどれくらい時間がかかる?腰が痛いときの対処法も

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新しいマットレスに慣れるまでどれくらい時間かかる?100人アンケート

新しいマットレスに慣れるまで

この記事は、

「マットレスを変えてからなんかヘン・・」
「慣れるまでどれくらいガマンしなくちゃいけないの?」

という方に向けて書いています。

違和感があるのは体が慣れていないからなのか、それとも合っていないのか、見極めは意外と難しいもの。

そこで、新しいマットレスや敷布団に慣れるまではどれくらいかかったのか、アンケートをとりました。

新しいマットレスに体が馴染むまでの期間アンケート結果(円グラフ)

調査方法:クラウドワークス
対象人数:100人

最初から馴染んだ人は2割弱しかおらず、8割の人は違和感を抱えていることがわかります。つまり、最初に違和感を感じるのはなんら珍しいことではありません。

2日目から馴染んだ(一晩だけ違和感があった)人も含めると4割。

1週間以内になじんだ人は8割。

2週間以内になじんだ人は9割に上ります。

たいていの人は2週間以内になじんだという結果になったので、2週間たっても違和感が消えなければ、おかしいと思ったほうがよさそうですね。

新しいマットレスに慣れるまで時間がかかる理由

新しいマットレスに慣れるまで時間がかかる理由

なぜ新しいマットレスに慣れるまで時間がかかるのでしょうか?

その理由は、

・硬さが変わる
・寝姿勢が変わる

の2つです。

硬さが変わるとマットレスに触れる面積が変化し、寝心地が変わります。

どの寝心地がベストかは人によって違いますが、違和感に体が敏感に反応する体質なら、慣れるまで時間がかかります。

また、沈み込みの深さが変わることで、寝姿勢が変わります。

車に乗るときシートを少し倒すだけで座り心地が変わるのと同じで、最初は少し体が戸惑うことでしょう。

高反発マットレスに替えた場合

高反発マットレスに変えた場合は、硬すぎて接地面の筋肉がリラックスできず、こわばっている可能性があります。

慣れてないゆえの違和感ならいいですが、合わない硬さゆえの痛みのシグナルだった場合は、使用中止したほうが無難です。

参考までに、必要な硬さは体重に比例します。

たとえば痩せ型の女性なら、ガチガチのマットレスは不向きです。

逆に、体重が100kgある巨漢の男性なら、体重に負けない硬さのマットレスを選ぶ必要があります。

低反発マットレスに替えた場合

低反発マットレスに変えた場合は、寝姿勢が変わるからです。

低反発は高反発に比べて沈みやすいのですが、全体的に沈むわけではなく、肩や腰などの重い部位がよく沈みます。
(腰には全体重の44%、肩には33%がかかっています)

それまであまり沈まないフラットな姿勢で寝ていた人は、腰や肩が沈んだ姿勢で寝ることになり、違和感を感じるというわけです。

ただし、違和感がある程度なら構いませんが、腰痛や背中の痛みが出るようなら使用を中止しましょう。

寝姿勢が崩れる恐れもあります。

新しいマットレスで腰が痛い!なじまなかったときの対処法

馴染まなかったときの対処法

新しいマットレスで腰が痛くなっちゃった・・どうしたらいいの?」

という場合の対処法は、以下の3つです。

・厚めの敷きパッドを敷く
・上にトッパーを敷く
・マットレスを買い替える

以下、順に解説します。

マットレスに好転反応はない

「最初に痛みを感じるのは好転反応」

という主張をちょくちょく目にしますが、マットレスに好転反応はありません。

好転反応とは、東洋医学で使われる用語で、はり治療などを受けたあと痛みやだるさなどの一時的な体調悪化に陥ることを指します。

科学的根拠はない上に、東洋医学と寝具の慣れを同列に扱うのは間違いです。

「体が痛いのはきっと好転反応だ」

と誤解して、無理して使い続けるのはNGです。

厚めの敷きパッドを敷く

マットレスが硬すぎて痛い場合は、厚めの敷きパッドを敷くことで緩和できます。

モコモコフワフワの敷きパッドだと、接地面をやさしく受け止めてくれます。

2千円程度で買えるのもお手軽で良いですね。

シーツを外して敷きパッドを装着してみましょう。

ただしあまりモコモコしていると夏は暑いのが難点です。

トッパーを敷く

トッパーを敷くのは、マットレスの寝心地をガラッと変えたいときに有効です。

トッパーとは、通常のマットレスの上に重ねて敷く補助的なマットレスのこと。

単独で敷くには薄すぎますが、重ねて敷くことで、トッパーの寝心地になります。

硬いマットレスが合わないと思ったら柔らかめのトッパーを、柔らかいマットレスが合わないと思ったらかためのトッパーを選べばOK。

有名なものだと、トゥルースリーパー(低反発)やエアウィーヴ(高反発)があります。

もとのマットレスを捨てずに済むのもメリットの一つですね。

ただし、柔らかいマットレスの上に敷くと安定が悪くなることがあるのでご注意を。

以下の記事でおすすめトッパーを紹介しています。

関連記事:マットレストッパーおすすめ!選び方と人気ランキング

別のマットレスに買い替える

合わない場合はいっそ別のマットレスに買い替えるのも手です。

買ったばかりでもったいないと思うかもしれませんが、放置して腰痛になったらそれこそ元も子もありませんし、病院や整骨院通いで延々費用と手間がかかります。

とはいえ、一度お金を無駄にしてしまった経験を持つと、次のマットレスも合わなくてまたお金を無駄にしてしまうんじゃないか、という懸念が出てきます。

合う・合わないの見極めを事前情報だけで判断するのは非常に難しいもの。

どんなにスペックが良くても、どんなに高級なマットレスでも、どんなに評判のいいマットレスでも、あなたに合うかどうかは実際に寝てみるまでわかりません。

そんなときは、返金保証付きのマットレスを選ぶことをおすすめします。

ふつうは合わなくても涙を呑んでこらえるしかありませんが、中には「体に合わない場合は全額返金します」という親切なマットレスもあります(少数ですが)。

そういう商品を選べば、万が一合わなくても損することはありません。

以下の記事で返金保証付きのマットレスを紹介していますので参考にどうぞ。

関連記事:【マットレスお試し】返品・返金保証ありの無料おすすめ

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