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畳ベッドのデメリットはカビ?お手入れ方法やメリットも解説

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畳ベッドのメリット

畳

この記事は、

「畳ベッドを買おうか迷ってる」
「メリットやデメリットを知って買うかどうかの参考にしたい」

という人に向けて書いています。

本記事では、畳ベッドのメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

畳ベッドの特徴や使用方法、価格帯、メリットを知りたい方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

畳ベッドの魅力に触れることができるだけでなく、省スペースで快適な睡眠を手軽に実現できる方法を知ることができます。

畳ベッドの具体的なメリットは以下のとおりです。

・調湿機能で快適
・保温性がある
・イ草の香りでリラックスできる
・和室と同じ寝心地
・立ち上がりやすい
・ホコリを吸い込みにくい
・布団の上げ下ろしがしやすい
・小上がりとしても使える
・収納スペースが増える

以下、順に解説します。

①調湿機能で快適

畳ベッドには、調湿機能があります。

畳の表面には、竹や藺草が使用されているため、これらの自然素材が湿気を吸収し、蒸散させてくれます。

四季があり多湿の日本で生まれた畳は、そうした機能面でも優れています。

夏場は汗や空気中の湿気を吸収してくれますし、冬場は結露の心配がありません。

②保温性がある

保温性がある畳ベッドは、冬場に特に効果的です。

畳ベッドは床から少し浮いているため、床冷えを防止してくれます。

また、畳の間には空気層ができ、この空気層が体温を逃がさず保温してくれるので、暖かさを保ちやすくなります。

そのため寒い季節でも快適に眠ることができます。

③イ草の香りでリラックスできる

畳ベッドには、イ草(いぐさ)を使用したものがあります。

イ草は天然素材であり、その香りにはリラックス効果があると言われています。

畳ベッドで眠ることで、イ草の香りに包まれ、ストレス解消につながるかもしれません。

また、イ草は、湿気を吸収する性質があるため、畳ベッドの内部を常に乾燥させ、快適な寝心地を提供してくれます。

さらに、イ草には天然の防臭効果があり、汗臭の原因となるイソ吉草酸や尿臭の原因となるアンモニアなどを消臭してくれます。

畳ベッドのイ草の香りに癒されながら、快適な眠りを手に入れてみませんか?

④和室と同じ寝心地

畳ベッドのメリットのひとつは、和室と同じ寝心地を味わえることです。

畳ベッドは、畳の上に布団を置いて寝る形式で、一般的なベッドとは違い、体にしなやかなフィット感があります。

また、畳の上で寝ることで、床やベッドの硬さを感じず、体が緊張を解きほぐされるという効果があります。

さらに、畳は夏場は涼しく、冬場は暖かく、体温を調整してくれるため、四季折々の快適な寝心地を提供してくれます。

和室のような落ち着いた空間で寝たい人には、畳ベッドはおすすめの選択肢です。

⑤立ち上がりやすい

畳ベッドのメリットのひとつに、立ち上がりやすさがあります。

畳ベッドは床に近いため、座った状態から立ち上がるときに足腰を使いやすく、高齢者や腰痛のある人にもおすすめです。

また、通常のベッドよりも硬めの寝心地であるため、体を支える力が必要な立ち上がりもしやすくなっています。

このように、畳ベッドは立ち上がりやすさがあるため、高齢者や足腰の弱い人も安心して使えます。

⑥ホコリを吸い込みにくい

畳ベッドには、ホコリを吸い込みにくいというメリットがあります。

床で寝るのと比べて鼻や口が高い位置にあるため、ホコリが舞い上がっても吸い込みづらくなります。

これは畳ベッドに限らずベッド全般の特徴ですが、畳ベッドの場合は「床で寝るのと何が違うの?」という比較をされることが多いため、あえて紹介しました。

「ハウスダストアレルギーだけど畳で寝たい」という人には有力な選択肢です。

⑦布団の上げ下ろしがしやすい

畳ベッドは床と比べて高い位置にあるため、布団の上げ下ろしが簡単であるというメリットがあります。

床にしゃがみこんで布団を持ち上げるより、ある程度の高さにある布団を持ち上げるほうが足腰の負担が軽いのは言うまでもありませんね。

⑧小上がりとしても使える

畳ベッドには小上がりの機能があるため、リビングなどでちょっとしたくつろぎスペースとしても利用することができます。

一般的なベッドと異なり、床から高さがあるため、座っているだけでも畳の上に座っているような感覚を味わえます。

また、小上がりにすることで、収納スペースとしても使うことができます。

衣類や寝具などをしまっておけば、ベッド周りをスッキリとさせることができます。

さらに、小上がりの機能を使うことで、子供たちが遊びやすい空間を作ることもできます。

子供たちが座って、おもちゃを広げたり、絵を描いたりすることができます。

畳ベッドは、多機能なベッドとして、日常生活でさまざまな用途に使えるメリットがあります。

⑨収納スペースが増える

畳ベッドのメリットの一つに、収納スペースの増加が挙げられます。

畳ベッドには引き出しや収納ボックスが付いている場合があり、ベッド下にもスペースがあるため、普通のベッドよりも多くの収納スペースが確保できます。

例えば、シーツや枕カバー、掃除機やホコリ取り道具、季節外の衣類や布団などを収納することができます。

また、収納スペースが増えることで、部屋のスペースを有効活用することができます。

特に、スペースに余裕がない小さな部屋やシェアハウスなどでは、収納スペースが多い畳ベッドは非常に便利です。

畳ベッドのデメリット

メリット・デメリット

畳ベッドは和室の風合いを残しながら、寝心地や収納スペースを確保することができるといった多くのメリットがありますが、その一方でデメリットも存在します。

ここでは、畳ベッドのデメリットについて詳しく解説していきます。

畳ベッドを検討されている方は、この記事を読むことで、畳ベッドについてより深く理解し、購入の際に役立てることができます。

具体的なデメリットは以下です。

・カビ対策が必要
・汚したときのお手入れが面倒
・ダニが発生しやすい
・畳の劣化の問題
・落下の心配がある
・通常のベッドより寝心地が硬い

以下、順に解説します。

カビ対策が必要

畳ベッドはカビ対策が必要です。

畳は汗や湿気を吸い込むため、カビの繁殖につながります。

特に布団を敷きっぱなしの万年床状態だとかなりカビが生えやすい環境です。

カビの発生は湿度が主な原因なので、カビを減らすためには室内の湿度を30~60%に下げる対策をとることが推奨されます。

浴室や乾燥機など湿気の発生源を外に排出する、エアコンや除湿機を使う、窓を開けて換気をよくする、日光に当てる、風通しの良い場所に移動するなどの方法があります。

汚したときのお手入れが面倒

畳ベッドのデメリットの一つに、汚れた時のお手入れが面倒な点が挙げられます。

畳には汚れやすいという特性があるため、布団やシーツ、衣服などからの汚れや、汗、ホコリなどがたまりやすくなっています。

特に、毎日使用する場合は汚れが蓄積されるため、適切なお手入れが必要です。

ダニが発生しやすい

畳ベッドにはダニが発生しやすいというデメリットがあります。

上述したように、畳の表面にはさまざまな汚れが溜まります。

ダニは、汗や皮脂などをエサにして、さまざまな皮膚疾患やアレルギーを引き起こす原因になります。

このため、畳ベッドを使用する場合は、定期的に掃除を行うことが必要です。

掃除方法としては、掃除機で吸い取る方法や、軽く叩いて埃を落とす方法などがあります。

また、ダニの発生を抑えるために、除湿器を使用することや、布団を敷きっぱなしにしないようにすることも有効です。

畳の劣化の問題

畳の劣化は避けて通れない問題です。

長期間使用していると、どうしても摩耗や色あせが生じます。

また、畳の上で寝たり座ったりすると、畳がへこむ可能性があります。

畳を交換するとなると、費用や手間もかかってしまいますが、芯の部分は丈夫なままなので、藺草の部分だけが弱くなることがあります。

使用状況にもよりますが、畳の寿命は3~4年です。

ほとんどの場合、畳は裏返しにして、反対側を新品同様の状態で使うことができます。

また、畳の両面のみが傷んだり汚れたりした場合は、畳表を張り替える(表替え)ことができます。

落下の心配がある

畳ベッドには、ベッドにつきものの落下の危険性があります。

小さなお子様や高齢者、寝相が激しい人。体の柔らかい子供ならまだしも、骨がもろくなっている高齢者が落下すると骨折することもあり、油断できません。

大人になってもベッドから落ちるようなら、畳ベッドは採用しないほうがいいかもしれません。

通常のベッドより寝心地が硬い

畳ベッドは、通常のベッドに比べて寝心地が硬くなります。

通常のベッドはマットレスを敷くためクッション性がありますが、畳はマットレスほどのクッション性がなく、敷布団1枚で身体を支えることになります。

そのため、柔らかい寝心地を求める人には不向きです。

ただし、硬めの寝心地が好きな方や、腰痛や肩こりなどで困っている方には適している場合もあります。

寝心地については、自分に合った敷布団の選択やマットレスの使用で調整することもできます。

畳ベッドを使って後悔した口コミ

後悔した口コミ

畳ベッドとは

畳ベッドとは、畳の上に布団を置いて寝るベッドのことです。

畳ベッドは、日本の伝統的な畳文化に根ざした寝具で、和室での使用が一般的ですが、フローリング床に布団を敷くのに抵抗がある方が洋室で使うこともあります。

畳ベッドは、床に布団を敷いたときと同じ寝心地が得られる一方、転倒や転落の危険性があるため、高齢者や小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。

なお畳の上に敷く寝具は敷布団が一般的で、マットレスはあまり使われません。

畳ベッドの使い方・お手入れ方法

畳ベッドの使い方

畳ベッドは通常のベッドと異なり、使い方やお手入れ方法に特徴があります。

ここでは、畳ベッドの正しい使い方とお手入れ方法について詳しく説明していきます。

畳ベッドの初めての使い方に迷ったり、長く使っているけどお手入れ方法が不明な方も、この記事を読むことで解決できる情報が盛りだくさんです。

畳ベッドを長く使いたい方や、新しい畳ベッドを導入しようと考えている方にとって、この記事は大変役に立つでしょう。

起きたら布団は畳む

畳ベッドのもっとも基本的なメンテナンス方法は、起きたら布団を畳むことです。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。この汗がカビの原因になります。

布団を畳むことで、畳の表面を空気に触れさせ、水分の蒸発を促すことができます。

また、湿気の多い季節や寝汗をかきやすい人は、布団を畳んでからしばらく置いておくことで湿気を取り除くこともできます。

定期的に布団を干すことや、除湿器を使うこともカビ対策に役立ちます。

お手入れ方法

畳ベッドのお手入れ方法は、以下の3ステップ。

1.畳の表面のホコリを掃除機やホウキで取り除く
2.濡らして固く絞った雑巾で水拭き
3.乾いた雑巾で乾拭き

雑巾2枚を用意するのが面倒という方は、1のみでもOKです。

「ふだんから布団を敷いているのにホコリなんて溜まるの?」と思うかもしれませんが、毎日同じ場所で寝ていればホコリだけでなく髪の毛や体毛などもベッドに落ちます。

人間の体から出る汚れはすべてダニの餌になるため、定期的に一掃しておく必要があります。

2の水拭きはしっかり絞れていないと畳に水分が残り、カビの原因になってしまいます。

水分が畳の奥まで染み込んでしまったら表面を拭くだけでは除去できないので、力を入れて絞るようにしましょう。

カビが生えた場合の対処法

畳ベッドにカビが生えてしまった場合は、アルコールスプレーを使います。

用意するもの:
・消毒用エタノール
・スプレー陽気
・ブラシ
・ブラシが浸せる容器

手順:
1.アルコールスプレーをカビ部分にまんべんなくかける
2.10~15分放置
3.容器にエタノールを入れる
4.アルコールを浸したブラシでカビを掻きだす
5.ブラシを容器に浸してカビをとる
6.4~5を繰り返す

時間がかかるので、面倒なら畳を替えたほうが早いかもしれません。

失敗しない畳ベッドの選び方

畳ベッドの選び方

畳ベッドは日本人にとって馴染み深い寝具の一つですが、種類や選び方には様々なポイントがあり、失敗すると使い勝手が悪かったり、長期間使えなかったりすることもあります。

この記事では、畳ベッドを購入する際に注意すべきポイントや、畳ベッドの種類などについて詳しく解説していきます。

畳ベッドの選び方や使い方に不安を感じている方、畳ベッドを購入しようと考えている方は必見です。

この記事を読むことで、失敗しない畳ベッドの選び方や使い方が身につくだけでなく、畳ベッドを長く快適に使うためのコツも学べます。

畳の種類

畳にはいくつかの種類があります。

一般的に使用されているのは、イ草を使った「い草畳」です。

天然素材のイ草は通気性に優れ、吸湿性・放湿性が高いため、畳に最適な素材です。

一方で、耐久性が低く、長期間使用すると劣化しやすいという欠点があります。

また、化学繊維(ポリプロピレン)を使った畳「美草畳」、水洗いができる「洗える畳」、クッション材を入れた「クッション畳」など、様々な種類があります。

選ぶ際は、畳の材質や機能性だけでなく、デザインや価格帯などにも注目し、自分に合った畳を選びましょう。

サイズ

畳ベッドのサイズはシングルサイズがもっとも一般的ですが、寝返りをよくうつ人はセミダブルやダブルを選択したほうがいい場合もあります。

クイーンサイズやキングサイズはなくはないですが、種類が少なく、あっても10万円オーバーです。

2人でゆったり寝たいなら、単純にシングルサイズを2つ並べて連結するという使い方もあります。

なお、畳ベッドの畳はベッド用に大きさを調整されているので、1畳や2畳といったサイズ感はあてになりません。

収納の有無

畳ベッドを選ぶ上で収納の有無は重要なポイントの一つです。

収納スペースがあれば、ベッド下に収納ボックスや引出しが付いたタイプや、跳ね上げ式のベッドなどを選ぶことができます。

ベッド下に引き出しや収納ボックスがあると、寝具や衣類などを収納することができ、スペースの有効活用につながります。

また、跳ね上げ式のベッドは、寝るときは普通のベッドと同じ高さになりますが、収納するときには畳の上に上げることができ、部屋のスペースを取りません。

収納がないタイプのベッドは、置く場所に余裕がある場合に適しています。

自分の部屋にあった収納スペースの有無を考慮して、畳ベッドを選ぶことが大切です。

棚付きの有無

棚付きの有無は寝るときの使い勝手にかかわるポイントです。

棚付きの畳ベッドは、スペースを有効活用できるため、小さな部屋には特に適しています。

また、本やスマホなどを置くためのスペースがあるため、手軽にリラックスできます。

ただし、棚付きの畳ベッドは、フラットなベッドに比べてやや値段が高くなります。

また、棚がついている分、ベッド自体の重量も重くなる、かつでっぱりができるため、引っ越しの際は面倒に感じることでしょう。

おすすめ畳ベッドメーカー

おすすめランキング

「どの畳ベッドを買えばいいかわからない」という方向けに、高すぎず手の出しやすいお値段のメーカーを選びました。

ヒノキの香り「源ベッド」

源ベッドはファミリー層に人気のあるメーカーです。

高級木材ヒノキを使用した国産メーカーとしてはリーズナブルなお値段でコスパ良しです。

参考:源ベッドの畳ベッド特集

バリエーション豊富な「neruco」

nerucoは日本最大級のベッド・マットレス通販専門店です。

畳ベッドはどちらかというと傍流ですが、にもかかわらず複数のバリエーションを揃えており、収納のあるタイプ・ないタイプはもちろん、珍しいステージタイプのベッドもあります。

お値段も3万円台から10万円台まで幅広いので、なんとなくのイメージとおおまかな予算さえあれば、好みのベッドが必ず見つかります。

参考:nerucoの畳ベッド特集

収納付きなら「ニトリ」

ニトリはシンプルで王道の畳ベッドを揃えており、お値段も3~7万円代と標準的。

引出しが2段になった大容量収納を備えるベッドもあり、たくさん収納したいならニトリがおすすめです。

参考:畳ベッド検索結果 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

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