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ムアツ布団のカビを自宅で取る方法とカビ取り業者

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ムアツ布団にカビが生えたときの取り方

「ムアツ布団にカビが生えちゃった!どうしたらいいの?」

という人のために、対処法を解説します。

対処のしかたは、カビの浸透度合いによって4つに分かれます。

1.カビがカバー(側地)にうっすらついている状態
→カバーを外して水洗いします。

2.カビがカバーについているが、芯材にまでは及んでいない状態
→カバーを交換します。

3.カビが芯材の表面に達している場合
→芯材を取り出して叩き洗いします。カバーは洗ってカビが取れなければ替えます。

4.カビが芯材の中まで達している状態
→カビ取りクリーニングに出す

それでもダメなら捨てます。

これらについて詳しく解説していきます。

ムアツ布団のカビは洗濯できる?

ムアツ布団本体は洗濯できませんが、側地は洗濯できます。

カビが側地だけにわずかについている状態なら、洗濯するだけでとれます。

といっても、そのまま洗濯機に入れるのはさすがに抵抗があるでしょうから、手洗いでカビを落とします。洗濯機はそのあと。

洗う前に側地に縫い込まれている洗濯表示をチェックします。

例えばスリープスパなら、

・温度40℃以内で非常に弱い洗濯
・タンブル乾燥はダメ
・干すときは日陰でつり干し
・塩素系漂白剤はダメ
・アイロン禁止
・石油系溶剤による弱いドライクリーニング可
・非常に弱いウェットクリーニング可

といった洗濯表示があります。

要するに、「こするときは優しく、洗濯機はネットに入れて、日陰で干してね」ということですね。

流水でもみ洗いしてカビがとれればOK。洗濯機で洗って干して、また使えます。

ムアツ布団の側地の交換

カビがたくさんついていて「さすがに使い続けるの気持ち悪いな」と思ったら、潔く捨てて買いなおしましょう。

ただし、できればこの手段はとりたくないです。

理由は高いからです。

ムアツ布団専用側地は昭和西川ウェブサイトで取扱がありますが、1組で1万円以上するので、ちょっと高すぎです。

「では市販カバーはどうか?」と思って楽天やアマゾンをチェックしましたが、ファスナー式のマットレスカバーは取扱がありませんでした。

キレイな形でなくてもいいのなら、ボックスシーツを使ったり、フラットシーツでも上下2枚で引けば、2000円くらいで済みます。

三つ折りタイプも同様で、正規カバーをあきらめるのなら、マットレスは三つ折りだけどカバーはふつうのフラットシーツ、という組み合わせでガマンしましょう。

のべタイプの側地交換方法

のべタイプの側地交換方法は以下の手順で行います。

1.側面のファスナーを開ける
2.芯材を取り出す
3.新しい側地のファスナーを開ける
4.芯材を新しい側地に入れる
5.新しい側地のファスナーを閉める

ファスナーはL字になっているので、芯材を取り出しやすく入れやすいです。しっかり奥まで押し込んで角を合わせ、マットレスがチャックに挟まらないように気をつけて閉めましょう。

入れる際に上下を間違わないように。タマゴ型のデコボコがあるほうが上です。

三つ折りタイプの側地交換方法

三つ折りタイプの側地交換方法は、のべタイプと同じですが、中材が3分割されてそれぞれ独立しているため、同じことを3回繰り返します。

手順は以下です。

1.側面のファスナーを開ける
2.芯材を取り出す
3.1と2を3回繰り返して3つの中材を取り出す
4.新しい側地のファスナーを1つ開ける
5.芯材を1つ、新しい側地に入れる
6.新しい側地のファスナーを閉める
7.4~6を3回繰り返して3つの中材を新しい側地に入れる

ムアツ布団のウレタンを叩き洗い

カビがムアツ布団のウレタン部分まで達していた場合は、シミを落とす要領で叩き洗いをします。

ウレタンマットレスは洗えないので、直接水につけることはしません。

なるべく水が染み込まないように、タオルか雑巾を濡らして固く絞ります。カビ取りハイターなどの薬剤も少しならつけても構いません。

それから部分的にトントン洗いをします。

表面のカビならこれで除去できます。

最後にしっかり乾燥させます。カラッと晴れている日なら壁に立てかけて風を通しておけばOK。濡れ具合がひどいならドライヤーを使ってもかまいません。熱風を近づけすぎないようにしましょう。

ムアツ布団のカビはクリーニングでとれる?

ムアツ布団のカビがひどいときはカビ取りクリーニングに出します。

プロしか使えない専用薬剤や洗浄機器を使ってきれいに除去してくれます。本格的なところだとオゾンで殺菌消臭までしてくれます。

シルバーサービス振興会から「消毒工程管理認定」を受けた事業所ならさらに信頼がおけますね。

ついでに手作業でシミなどの汚れもきれいになって返ってきますよ。

マットレス本体も側地も丸投げできるのでラクですね。

ただしけっこう高額です。料金は1万円前後が相場です。

使用年数によっては買い替えも検討したほうが良いですね。

クリーニング店への持ち込み

クリーニング店への持ち込みは重いのであまり現実的ではありません。

宅配クリーニング

マットレスの宅配クリーニングは、

・あらうや
・ダスタリー東京
・京場クリーンライフ

といったところがありますが、この中だとダントツで京場クリーンライフが安いです。ムアツ布団コースがあり、シングル4,510円です。相場の半額。

ただし自社集配できるのが東京と千葉だけで、ほかの地域は配送料金が別途かかります。

ムアツ布団がカビないお手入れ方法

これまでカビが生えたときの対処法を説明してきましたが、そもそもカビが生えなければそんな心配もいらないわけです。

そこで、ここではカビが生えないためのお手入れについて解説します。

カビが生えなければカバーを買うお金もクリーニング代もかからない! メンテをちゃんとする方がコスパ良いですよ。

ムアツ布団にカビが生える原因

ムアツ布団にカビが生える原因は「湿気」と「温度」です。

床やフローリングに直引きで、敷きっぱなしになっている場合は、この2大要因が重なっています。

寝ている間に汗などになって放出された水分が、敷布団にじんわり浸透していき、底面にとどまります。風が吹かないので空気の入れ替わりもありません。湿度が高いまま毎晩体温で温められ、カビの胞子が成長しやすい環境になっています。

冬だからといって油断は禁物。たしかに気温は低いですが、部屋と床下の温度差で床が結露する場合があります。そうなるとマットレスの裏側に水分が発生します。

ムアツ布団のお手入れは陰干し!

ムアツ布団のお手入れのコツはとにかく湿気をためないこと。これに尽きます。

そのための簡単な方法は、起床後にムアツ布団を立てる。これだけ。

すると自然に空気が動いて、湿った空気が部屋の中で循環します。

窓を開けて風通しを良くしておけばなお良し。

立てかけるのも億劫なら、すのこベッドを使うなど、空気が入れ替わる工夫をするのも良いですね。

これで買い替えで悩まなくてすみますね。

ムアツ布団 カビ ダニ

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