マットレスのノウハウ

一人暮らしにベッドはいらない?6畳ベッドなし生活のおしゃれレイアウト

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一人暮らしにベッドはいらない

ベッド

「一人暮らしにベッドはいる?」
「布団とベッド、どっちが便利?」

一人暮らしをするとなると、いちばん大きな家具となるベッドを置くべきかどうか悩む人もいることでしょう。

狭い部屋にベッドを置いたら、あとは何も置けない! ということがないようにしたいものです。

高さのあるベッドだとさらに圧迫感があり、部屋がより狭く感じられてしまいます。

ベッドか、それとも布団かは、部屋の間取りや広さなどにより異なります。

さらに中にはベッドを置けるスペースがあっても、部屋を広く使いたいからベッドはいらないと考える人もいるでしょう。

ここでは、一人暮らしでのベッドなしのメリット・デメリットとともに、ベッドの代わりになるアイテムを紹介します。

一人暮らしでベッドなしのメリット

メリット・デメリット

「ベッドがないと具体的にどんなメリットがあるの?」

という方のために、ここではベッドなしのメリットを解説します。

一人暮らしでベッドなしのメリット:
・ベッド費用が不要になり安い
・ホコリがたまらず清潔
・処分も引越しも身軽

それぞれについて詳しく解説します。

①ベッド費用が不要になり安い

ベッドを購入するとなると、最低でも2万円ぐらいはします。

脚と一体型になったベッドもありますが、基本的にベッドフレームとマットレスは必要です。相場だと3〜4万円といったところでしょうか。

しかし、布団やマットレスを床に直置きすればベッドフレームを購入する必要がありません。

敷き布団、掛け布団、毛布、枕があれば一年中使えますし、値段も一番安いものならセットで1万円程度とリーズナブルです。

寝心地を考えて少々高めの布団を買ったとしても、ベッドを買うよりは安いです。

さらにベッドは大きいため、処分するにも費用がかかります。

②ホコリがたまらず清潔

ベッドの下はホコリが溜まりやすく、掃除もしにくく面倒です。

これらのホコリは、布団や衣服から出た繊維のくず、体からはがれ落ちたあか、ふけ、抜け毛、ダニのふんや死がい、かびの胞子などの集合体、ハウスダストです。

ホコリは見た目が悪いだけでなく、アレルギーやぜん息、感染症といった病気の原因となります。

また、ホコリが集まると、そこにダニがさらに集まり、より不潔になってしまいます。

また、ベッドの裏側も要注意です。

人は寝ている間にコップ一杯の汗をかくといわれています。汗は寝具に吸収されていて、ベッドの裏にたっぷりと溜まっています。

ベッドのマットレスは洗うことができませんから、そのまま放置していると、マットレスの裏側にかびが繁殖してポツポツと黒い点が現れることになります。

マットレスは湿度が高く髪の毛や皮脂といった栄養源があるので、ダニもかびも大喜びです。

その点、布団なら毎日上げ下げすることで、掃除しやすいですし、ホコリもたまらず清潔に保てます。

③処分も引越しも身軽


狭い部屋でベッドを移動させるのはかなりの労力を使いますが、さらに引っ越ししたり、処分することを考えると大変です。

ベッドは大型家具です。購入するときには運搬料がかかりますが、引越しや処分する時も手間やお金がかかります。

まず、一人暮らしの引越しは「単身パック」が安くて魅力的ですが、ベッドを運ぶとなると追加料金がかかってきます。

実は「単身パック」は荷物の運搬に使われるコンテナボックスに入るものと決まっているので、マットレスもベッドフレームも入りません。

ベッドは「単身パック」に非対応のため、宅配便で運ぶことになり、かなりの費用がかかります。

さらにベッドフレームはそのまま運べないので、解体してバラバラにする必要があり、大きい、重いと本当に面倒です。

かといって処分するのも同じように大変です。

一番安くすむのが、粗大ゴミとして自治体に回収してもらう方法です。

一例として、東京都中野区の処理手数料を参考にあげてみます。(※2023年1月時点)

ベッドの種類 費用
シングルベッド 1200円
セミダブルベッド 2000円
ダブルベッド 2000円
パイプベッド 1200円
ソファーベッド 2000円
シングル脚付ベッドマット 1200円
ベッドヘッド 400円
ベッドの板 400円
ベッドパッド 400円
ベッドマット(シングル・セミダブルサイズ)スプリング入りの物 1200円
ベッドマット(ダブル・クイーン・キングサイズ)スプリング入りの物 1200円

その点、布団なら処分も安く、引越しも身軽です。

一人暮らしベッドなしで後悔する人(デメリット)

一人暮らしベッドなし生活にはメリットがある反面、当然以下のようなデメリットもあります。

ベッドなしのデメリット:
・モノが多い人
・めんどくさがりな人
・寒がりな人

ここからは、それぞれについて解説します。

①モノが多い人(ベッド下収納がない)

収納の少ない部屋の場合、ベッド下をうまく使うことで、ある程度の収納スペースが確保できるようになります。

ベッド下に収納スペースが付いたものには大容量のものもあります。

たとえば「大容量収納付きベッド」はたいていベッド下にスーツケースやカーペット、客用布団なども収納できるようになっています。

引き出しやスライド収納、ベッドの床面を上に上げると下が全て収納スペースになっているなどタイプはいろいろです。

しかし、そもそもベッドがなければそんな収納スペースもありません。

布団で部屋の収納スペースがかなり取られてしまいますし、収納の少ない部屋だとモノが多い人は不便さを感じるでしょう。

②めんどくさがりな人(上げ下げが必要)

ベッドはいつでも使える状態なので、寝ようと思えばすぐに横になることができます。

しかし、布団を敷かないと横になることができません。

日常的に上げ下げが必要です。

だったら、すぐに寝られるようにと敷いておくと、これは「万年床」と呼ばれ、不精者といわれてしまいます。

ベッドは許されるのに、なぜ、布団の敷きっぱなしはいけないのでしょうか。

ベッドは下が開いていたり、マットレスに通気がよくなるような工夫がされていますが、布団の場合はそれがありません。

ですから、カビやダニが繁殖しやすいのです。

畳ならまだ通気がいいのですが、フローリングだと断熱効果があり、その上に布団を敷いていると、カビやダニの温床になります。

ある日、布団をめくってみたら、布団とフローリングがカビだらけになっていたということも珍しいことではありません。

賃貸物件なら引っ越し時に修繕費を請求されることになります。

ですから、できるだけ万年床はやめて、布団を干すなどしてカビやダニを防ぐようにしましょう。

③寒がりな人(床冷えしやすい)

寒がりな人もベッドなしで後悔する人です。

フローリングの場合、特に冬は布団と床との距離が近いので、冷気を感じやすくなります。

いわゆる「床冷え」ですから、寒がりの人は注意しましょう。

一方、ベッドはフローリングとの間にある程度の距離があるので、床冷えを感じにくいのです。

敷布団が薄いと寒いだけでなく、床の硬さも気になることがあります。

寒いと感じたら、布団を2枚重ねたり、薄めのマットレスや敷きパッドを重ねて使うことで心地良く眠れるようになります。

一人暮らしベッドなし生活には三つ折りマットレスがおすすめ

ベッドを置けるスペースがない人や、ミニマリストに人気なのが「三つ折りマットレス」です。

かんたんに折りたためるので、収納性に優れています。

収納のしやすさを考えて作られているマットレスですし、床置きのソファとしても使うことができます。

■三つ折りマットレスの選び方は?
チェック点は以下の6つです。

・1枚で使用するなら8~10cmほどの厚さ
・敷布団の上に敷くなら5cm程度の厚さ
・耐久性の高い素材(密度は「D」表記、「30D」以上なら◎)
・柔らかな寝心地なら低反発のマットレス
・耐久性に優れたものなら高反発
・洗えるかどうか

「人生の3分の1を過ごす場所」ですから、毎日使う布団の選び方で人生が違ってきます。

質が悪いものを選んでしまうと寝心地が悪く、いくら寝ても疲れが取れません。

財布と相談しながら、体に良い布団やマットレスを買うようにしましょう。

関連記事:折りたたみマットレスおすすめ!人気の三つ折りと選び方

ベッドマットレスにするならすのこか除湿シートは必須

マットレスをこまめに陰干ししたり、カビ対策を行えればいいのですが、忙しくてできない人には、すのこや除湿シートがおすすめです。

寝汗はマットレスを通り、床まで届いてしまうため、湿気が床とマットレスの間に留まってしまうのです。

寒い時期は、床は冷たく、マットレスは体温と寝汗で暖かいため結露ができる原因になります。

そもそも結露はなぜ、発生するのでしょうか。

冬、窓ガラスやサッシにたくさんの水滴が付く現象が見られることがあります。

これが結露です。

夏、よく冷えた飲み物を入れたグラスの表面に、たくさんの水滴がついているのを見かけることがありますが、これも同じ現象です。

結露を放置してしまうと、カビが発生し、アレルギー症状を引き起こす原因になります。(参考:厚労省「居住環境とアレルギー」)

参考:厚生労働省:居住環境とアレルギー

ですから、結露を見たら放置せず、結露対策が必要です。

マットレスの下にすのこか除湿シートを敷いて、湿気が溜まらないようにしましょう。

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ベッドの代用で2wayソファもあり

「2wayソファ」とはソファはもちろん、ベッド・収納・スツールなどの機能が付いているタイプのものを指します。

夜はベッドとして、日中は折りたためばソファとして使えますし、狭いワンルームでもすっきり置けるのが魅力です。

ベッドとソファを兼用する事でその分、部屋が広く感じられますし、その上、リーズナブルです。

小さくてもおしゃれな2wayソファをベッドの代用として使ってみてはいかがですか。

一人暮らし6畳ベッドなしのおしゃれレイアウト例

 

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