ブレインスリープピローとエアウィーヴの枕を比較!おすすめはどっち?
「ブレインスリープピローとエアウィーヴってどこが違うの?」
パッと見は両方ともモジャモジャの素材で、似ているように思えるけど、どこがどう違うのかわかりにくいですよね。
そこで、両者のスタンダード商品であるブレインスリープピローとエアウィーヴピロースタンダードを比較してみました。
ブレインスリープピロー | エアウィーヴ | |
コンセプト・特徴 |
深部体温を下げて快眠
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深部体温を下げて快眠 |
価格(税込) | 33,000円 | 16,500円 |
サイズ | 35cm×60cm | 40cm×56cm |
高さ | LOW 6-8cm STANDARD 9-11cm HIGH 12-14cm |
7-11cm |
高さ調節 | 上下をひっくり返して2段階 |
シートコアを抜き差しして3段階
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構造 |
7つのグラデーション構造
真ん中が柔らかく端が硬い |
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素材 | ファイバー | ファイバー |
保証 | なし | 返金保証30日 品質保証1年 |
パターン別におすすめ製品を紹介します。
「値段を抑えたい」
→エアウィーヴをおすすめします。
エアウィーヴは1万円台で購入できます。
一方ブレインスリープピローは3万円台。ただし廉価版のブレインスリープピローニューウェーブだとエアウィーヴピロースタンダードとほぼ同額です。
「首こり・首の痛みに悩んでる」
→ブレインスリープピローをおすすめします。
枕の高さが合わず、無理な寝姿勢で体を痛めている可能性があります。
枕の高さがより幅広く試せるのはブレインスリープピローです。
ブレインスリープピローは3種類の高さに分かれていて、なおかつ公式サイトで買うと1回だけ無料で高さ交換できます。
「これまでの枕が頭に合わない」
→ブレインスリープピローをおすすめします。
ブレインスリープピローは最初の1週間で頭の形に合わせて変形するため、特殊な形でもぴったりフィットして、まるでオーダーメイドのような仕上がりになります。
「頭が蒸れない、涼しい枕がいい」
→どちらでもOKです。
両者ともファイバー製で通気性は抜群。夏でも涼しく快適です。
他の要素で選びましょう。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの口コミを比較
ブレインスリープピローとエアウィーヴの口コミを比較してみました。
まずは総合評価。
★の数はブレインスリープピローのほうが少し上回っています。
ただしレビュー数がエアウィーヴの10分の1です。
レビュー数と販売数が比例していると考えると、販売実績はエアウィーヴのほうが圧倒的に多いといえます。
(調査日:2022年4月6日)
○ブレインスリープピローの口コミ評判
Amazonでは18件で★4.2
楽天では61件で★4.36
・熱がこもらず快適
・首凝り・首や肩の痛みが軽減された
・いびきが軽減された
・朝まで熟睡できるようになった
・公式以外だとサイズ交換できない
・高さが合わない
・首・肩が痛い
○エアウィーヴピロースタンダードの口コミ評判
Amazonでは327件で★4.0
楽天では525件で★4.03
・いびきが軽減された
・ぐっすり眠れるようになった
・高さ調整できるのが良い
・頭が蒸れない
・すぐへたる
・高さが合わない
・肩こり・首凝りが改善しない
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ブレインスリープピローとエアウィーヴの特徴を比較
ブレインスリープピローの主な特徴は以下3点。
・深部体温を下げて深い睡眠を実現
・オーダーメイド並のフィット感
・(公式限定)サイズ交換可能
・リサイクル可能
ファイバー製ならではの通気性のよさで、頭が蒸れず涼しく快適。
最初の1週間で上層部分が頭の形にあわせて変化し、最適な形を作り出します。
ファイバーの素材はプラスチックなのでリサイクルできてエコです。
続いてブレインスリープピローニューウェーブの特徴は以下3点。
・肩から支えるショルダーサポート
・首を支える4つの筋肉にアプローチするネックサスペンション
・7つの頸椎を理想のウェーブに導くウェーブフィット
見た目はトゥルースリーパーのセブンスピローに似ていますね。
一方、エアウィーヴの特徴は以下。
・通気性抜群
・硬さが選べる
・高さが自分で調整できる
同じファイバー製なので通気性の良さは共通していますね。
エアウィーヴはスタンダードな硬さと柔らかめの2種類があります。好みでチョイスできますね。
また、中のシートコアを抜き差しすることで3段階の高さ調整が可能。何回か寝てみて自分好みの高さに併せられるのはメリットですね。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの価格を比較
ブレインスリープピローとエアウィーヴの価格を比較しました。
ブレインスリープピロー
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ノーマル | 33,000円 |
ニューウェーブ | 16,500円 | |
エアウィーヴピロー
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スタンダード | 15,180円 |
ソフト | 15,180円 | |
S-LINE | 21,780円 |
スタンダードタイプどうしで比較するとブレインスリープピローのほうが約2倍の値段です。
最も安いタイプで比較すると、1000円程度しか変わりません。
涼しい枕がほしいだけならエアウィーヴで充分ですね。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの保証を比較
ブレインスリープピローとエアウィーヴの保証を比較しました。
結果、保証の手厚さはエアウィーヴの勝利でした。
保証には大きくわけて「品質保証」と「返金保証」があります。
品質保証とは、保証期間内に凹み・へたりが起こったら無償修理または新品と交換してもらえるというもの。
返金保証とは、使ってみて気に入らなかったら購入代金を返金してくれるもの。「返品できるかどうか」という疑問は、「返金保証がついているか」という質問とイコールです。
さて、ブレインスリープピローは品質保証、返金保証ともにありません。
返品は未開封の状態でしかできません。あくまで間違って注文してしまったときのセーフティネットという程度の意味合いです。使ってみて寝心地が悪いから返品、というのはできません。
ただし、公式サイトから購入すると、1回だけ無料でサイズ交換ができます。
返金保証とは違いますが、枕が合わないときのための救済措置があるという点で覚えておきたいポイントです。
一方、エアウィーヴは品質保証、返金保証ともにあります。
品質保証期間は1年。
返金保証期間は30日です。
使い心地を試してから返品するかどうか決められるので親切ですね。
ちなみに返金保証は商品代金は無料ですが、返品するときの送料は自己負担です。出費がゼロではないことに注意。
以上の内容から、保証内容はエアウィーヴのほうが優れているといえます。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの高さ・サイズを比較
ブレインスリープピローとエアウィーヴのサイズを比較しました。
ブレインスリープピロー | エアウィーヴ | |
サイズ | 35cm×60cm | 40cm×56cm |
高さ | LOW 6-8cm STANDARD 9-11cm HIGH 12-14cm |
7-11cm |
市販カバーを使うならどちらも標準サイズで使えます。
枕カバーの標準的なサイズは3種類。
小さめ:35㎝×50㎝
標準:43㎝×63㎝
大きめ:50㎝×70㎝
どちらもぴったりフィットというわけにはいかず、やや余りが出ますが、仕方ありませんね。
高さは、1商品だけに限ると、エアウィーヴのほうが高さ調整の幅は大きいですが、全サイズを含めるとブレインスリープピローのほうが選べる幅が大きいです。
また、ブレインスリープピローは「pillow matching」といって、身長や好みの高さを入力するとおすすめのサイズを紹介してくれるサービスがあります。
「高さが合わない・・」ということが起こりにくくなりますね。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの反発力を比較
両者の反発力はいずれも共通で、高反発です。
ファイバー製の中材は、枕に限らずマットレスもほぼすべて高反発で、寝返りがしやすい仕組みになっています。
アスリートなど筋肉量の多い人、肥満で体重が重い人、がっしりした体型の人だと、ある程度の反発力がないと体が沈んで自然な寝姿勢がとりにくくなり、歪みにつながります。
一方、小柄な女性や細身の人など、体重の軽い人は、あまり高反発だと体が浮いてしまうこともあり、逆に低反発のほうがむいていることもあります。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの耐久性を比較
ブレインスリープピローとエアウィーヴの耐久性を比較しました。
結果はエアウィーヴの勝利です。
芯材の耐久性は主に以下の2点で推測できます。
・圧縮試験の結果
・品質保証期間
圧縮試験の結果は両者とも公表していません。
品質保証はエアウィーヴは1年で、ブレインスリープピローはありません。
以上の点から、エアウィーヴのほうが耐久性の根拠がしっかりしていて、より長持ちすると考えられます。
ただし、ファイバー製寝具は、ほかの素材に比べて短命な傾向があります。
たとえばマットレスでいうと、ファイバーマットレスの品質保証期間は最も長いものでも3年。
一方、ウレタンやコイルマットレスだと10年を超えるものもあります。
10年使いたいなら、ファイバー製の枕は避けたほうがいいかもしれません。
ブレインスリープピローとエアウィーヴの硬さ・構造を比較
ブレインスリープピローとエアウィーヴの硬さ・構造を比較しました。
硬さは全般的に硬めです。
ただし、エアウィーヴピローソフトだけは柔らかめの寝心地になっていて、華奢な体格の女性向けです。
ブレインスリープピローは真ん中と左右で硬さの違う「ゾーニング」を採用しています。
スタンダード版は7ゾーン。ニューウェーブは3ゾーン。いずれも真ん中が柔らかく、両端にいくと硬くなります。
一方、エアウィーヴはゾーニングを採用しているのはS-LINEのみです。S-LINEは3ゾーンで、同じく真ん中が柔らかく端が硬い構造です。
枕でゾーニングをする理由は、仰向けと横向きでそれぞれ最適な寝姿勢をとるためです。
仰向けで寝たときは頭が適度に沈むと背骨のS字カーブが維持され、横向きで寝たときはある程度頭が高い位置にある方が背骨がまっすぐになり、肩が圧迫されずにすみます。
ブレインスリープピローとエアウィーヴのメリットとデメリット
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
・高さ交換できる
・幅広い高さから選べる
・値段が高い
・品質保証がない
・返金保証がない
・硬さが選べる
・返金保証がある
・品質保証がある
・高さ調整ができる
・交換サービスがない
また、ファイバー製品ならではの、両者に共通のメリット・デメリットもあります。
・ホコリが出ない
・ダニがつきにくい
・通気性が良い
・蒸れにくい
・水洗いできる
・値段が高い
・耐久性が高くない
・柔らかい枕が好きな人には不向き