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モットンの通気性は悪い?夏はカビが生えるのか

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モットンの通気性は良い?悪い?


「モットンの通気性っていいの?悪いの?」

→ウレタンマットレスの中ではいいほうです。

モットンの素材は高反発ウレタンです。

ウレタンマットレスは石油由来の製品で、発泡させたウレタンフォームでできています。

イメージとしては無数の泡の塊です。

泡には膜が張っているので、あまり空気を通しません。

そのため、一般にウレタンマットレスは通気性が悪いです。

中には、

・オープンセル構造(泡に穴を空ける)
・無膜加工(膜を取り去る)

といった特殊加工をして、通気性を向上させているマットレスもあります。

しかし、モットンはそうした加工はしていません。

ただし、ナノスリーという特殊なウレタンを使っていて、泡の大きさを調整しています。モットンはこのナノスリー技術で通気性を向上させています。

ファイバー性のエアウィーヴなどと比べるとどうしても通気性は劣りますが、素材の問題なので仕方ありませんね。

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モットンは夏は暑い?

「モットンって夏は暑いの?」

たしかに、夏は暑いという口コミを見かけました。

ただ、モットンに限った話ではなく、ファイバー製以外のマットレスだと、正直どれも夏の暑苦しさは似たようなものです。

雨が降ってジメジメする感じや、屋根からの輻射熱は、寝具を変えてもいかんともしがたいものがあります。

モットンは高反発なので、低反発のマットレスと比べるとマシです。

沈み込みが少なく、低反発特有の体にフィットしてまとわりついてくる感じがありません。

沈み込みが少ないということは、それだけ接地面が少ないということなので、空気の通りもよくなりますし、汗の蒸発も促進できます。

モットンは寝返りが打ちやすいので、暑くなってもかんたんに寝姿勢を変えられます。

その点ではほかのマットレスより有利といえます。

モットンが暑いときの対処法

モットンが暑いときの対処法について解説します。

・カバーを替える

モットンに付属しているカバーはベロア素材です。

ベロア素材は冬は暖かくていいのですが、夏は熱がこもって不向きな素材です。

そこで、カバーをはがして、またはカバーの上からシーツをかけてみましょう。

シーツの素材は、綿(コットン)がおすすめです。

綿は通気性も吸汗性も肌触りもよく、安価で長持ちするなどの数々の利点を備えた、もっとも普及しているシーツ素材です。

・冷感シーツ(敷きパッド)をかける

ひんやりした感触を得るために、接触冷感素材や温度調節機能付きの敷きパッドをかけてみましょう。

特に敷きパッドは汗を吸収してくれるのでマットレスが汚れにくく、カビ対策なもなります。

「クールパッド」などで検索するとたくさん見つかります。

・寝具周りの温度を下げる

夏は昼間の強い日光のせいで、夜になっても屋根や壁の温度が下がっていません。

そこで、冷房や扇風機を壁や天井にあてて、壁の温度を下げます。

空気の循環をよくするために、ベッドを壁から離すことも有効です。

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モットンは蒸れてカビる?

「モットンは蒸れるとカビるの?」

→カビることはあります。

梅雨時も、夏の暑い日も、高熱の風邪で寝汗をたくさんかいた日も、ずっと床に直置きの万年床で敷きっぱなしにしていたら、さすがにカビは生えます。

では冬は大丈夫なのかというと、違います。

冬は床とモットンの温度差や、窓際なら窓の内外の温度差で結露が生じます。

気づいたら黒カビが発生していたなんてイヤですよね。

そのため、湿気を払うメンテナンスが大事です。

とはいっても難しいことはありません。

基本的なお手入れは陰干しだけです。

陰干しさえしていれば、カビが生える心配はいりません。

やり方は、起きたら壁に立てかけるだけ。

毎日が厳しいなら、週一回でもOKです。

窓を開けて風を通すとさらに水分の蒸発が早くなってベターです。

同じ湿気対策として、除湿シートをモットンの下に敷いておくのも有効です。

汗などの水分はマットレスを伝って底面にたまります。

その湿気を除湿シートで吸収することで、モットンに湿気が残りにくくなります。

収納する場合は、すのこを押入れに敷いておくと空気が循環して湿気対策になります。

さらに、カバーの洗濯も汚れ対策で有効です。

カバーを洗濯すると、ダニの餌になる髪の毛・フケ・垢・汗を除去できます。

モットンがカビたら保証はある?

「モットンがカビたら保証はあるの?」

→残念ながら、カビに対する保証はありません。

まず、モットンには品質保証がありません。

そもそも、品質保証があるマットレスでも、保証内容はへたりに対する保証で、カビは対象外です。

次に、モットンには90日間返金保証があります。

返金保証を利用するとき、理由はなんでもいいのですが、本来の目的は「購入前にお試しできないユーザー向けの救済措置」です。

買ってみたら寝心地が悪かった、腰痛が悪化したなど、使い心地に満足できない人向けのサービスです。

カビさせてしまったのは、雑な扱いをしてしまったからで、本来ユーザーに帰すべき責任をメーカーに転嫁するのは筋が違うといえます。

購入後90日以内に返品すれば、交換してくれるかもしれませんが、悪質ユーザー認定されて二度とモットンを購入できない可能性も考えて選択しましょう。

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