マニフレックスの寿命は?マットレスの耐久性
「マニフレックスの寿命ってどれくらい?」
→ざっくり回答すると、フトンシリーズは3年以上、それ以外は10年以上です。
寿命の指標は主に、
・ウレタン密度
・圧縮試験結果
・品質保証年数
がありますが、中でも最も信頼できる指標が最後の「品質保証年数」です。
マットレスの品質保証は「へたり」に対して適用されます。
保証期間内に、凹んで戻らなくなったなどの不具合があれば、メーカーがチェックした上で代替品と交換してもらうことができます。
へたって交換したら、ユーザーはうれしいですが、メーカーはその分損するわけです。
そのため、一般的なマットレスの保証年数はせいぜい0~3年程度。
しかし、マニフレックスの保証年数は驚異の10年以上(フトンシリーズは3年)。
高耐久性の秘密は、芯材の「エリオセル」。
エリオセルは水で発泡させたウレタン素材で、マニフレックス全品で採用されています。
職人の国、ドイツの検査機関「LGA-GERMANY」の厳しい耐久試験をクリアした確かな品質。
またエリオセルは通気性がよく、オープンセル構造といって、ウレタン膜に無数の孔が空いています。
空気が自由に出入りできるため、寝返りを打つたびにまるで呼吸をするように空気が入れ替わり、カビが発生しにくい仕組みになっています。
マニフレックス メッシュウィングの寿命
「マニフレックスメッシュウィングの寿命ってどれくらい?」
→10年以上です。
メッシュウィングの保証期間は10年。
3万円台で10年保証のマットレスは他にありません。
11㎝の厚みでどこでも敷けて三つ折りできて高反発で高耐久。
コスパよすぎです。
マニフレックス イタリアンフトンの寿命
「マニフレックスのイタリアンフトンの寿命ってどれくらい?」
→5年程度です。
フトンシリーズの保証期間は3年。
他のラインナップの保証期間が軒並み10年以上なのに比べると、見劣りするのは事実。
しかし、それはマニフレックスの平均レベルが異様に高いからで、他メーカーと比べると3年保証は標準的です。
マニフレックス アウトレット品の寿命
「マニフレックスのアウトレット品の寿命ってどれくらい?」
モノの種類にもよりますが、品質保証が適用されないことを考えると、本来の保証期間より2~3割程度引いて考えたほうがよさそうです。
保管期間が短ければ新品と遜色ない寿命が期待できますが、製造年月日が公開されていないので推測しづらいです。
ちなみにマニフレックスのアウトレット品を狙うときは、買うものを決めてからチェックしましょう。
商品の入れ替わりがちらほらあるので、次回覗いたときには品切れになっているかもしれません。
買うものを決めておいて、在庫があったら即買いするのが後悔しない買い物のコツです。
関連記事:マニフレックスのアウトレット
マニフレックスの寿命:枕の耐久性
「マニフレックスの枕の寿命ってどれくらい?」
マニフレックスは枕の耐久性も高く、保証年数は一律3年。
ロロボールピローだけ保証がありませんが、それ以外の、
・ピローグランデ
・バイオシェイプピロー
・フラットピロー
・ピローサンパウロ
といった人気枕はすべて3年保証がついています。
他のメーカーだと、枕は保証なしか、あっても1年。
そんな中で3年保証は図抜けて長い年数です。
その秘訣はやはりマニフレックス独自のウレタン素材「エリオセル」。
枕は通常のエリオセルより柔らかく高密度な「エリオセル・マインドフォーム」を採用しています。
一般にウレタンの芯材は密度が高いほど耐久性が高いので、通常のエリオセルより長寿命が期待できます。
ロロボールピローだけは素材にエリオセルを使わず「ロロボールファイバー」というポリエステルの綿状素材を使っています。
関連記事:マニフレックス枕の口コミ!ピローグランデの評判と寿命
マニフレックスのへたりを避けて寿命を伸ばす方法
マニフレックスのマットレスは数万円。安い買い物ではないので、できるだけ長く使いたいですよね。
そこで、ここではマニフレックスをできるだけ長くヘタらず使い続けられる方法を紹介します。
マニフレックスの寿命を伸ばす方法①陰干し
陰干しはマニフレックスだけでなくウレタンマットレスの基本中の基本です。
マットレスは寝ている間にかいた汗を吸収します。
マニフレックスはウレタン製ですが、汗に含まれる水分と塩分は両方ともウレタンの大敵です。
ウレタンは水に触れると加水分解して劣化します。
そして水分は重力にしたがって上から下へと流れていき、やがてマットレスの底面にたまります。
ほうっておくとカビが発生してしまうので、陰干しをして裏面を空気に触れさせます。
晴れた日に風に当てると水分が蒸発してすっきりカラカラに乾きます。
他にも湿度が高い梅雨や夏の時期などは、積極的に陰干ししましょう。
マニフレックスの寿命を伸ばす方法②下に除湿シートを敷く
除湿シートを敷くとマニフレックス底面の湿気を吸収してくれます。
定期的に干さないといけないのでやや面倒ですが。
ちなみにマニフレックス専用の除湿シート「マニシート・ドライ」が販売されています。
除湿機能に加えてアンモニア、酢酸、イソ吉草酸など加齢臭の原因となる物質を消臭・抗菌する機能もあります。
ただし、定価9,350円(税込)と高いので市販の除湿シートでも十分です。
市販なら1,000円台からありますからね。
マニフレックスの寿命を伸ばす方法③裏表をローテーションさせる
裏表や上下をローテーションさせることもマニフレックスの長持ちに有効です。
ずっと同じ向きで寝ていると、同じ場所にダメージが集中してへたりやすくなります。
一番先にヘタリがくるのが腰部分、次いで肩周りです。
そこで、ローテーションによって負荷がかかる場所をずらすことで、ダメージが分散されてヘタるまでの時間が長くなります。
マニフレックスのマットレスは表裏・上下の区別なく同じ寝心地で使えるので、1ヶ月に1回程度、表裏または上下をひっくり返して、均等に使っていくのがよいでしょう。
マニフレックスの寿命を伸ばす方法④保護アイテムを使う
保護アイテムを使って汗や汚れからマットレスを守るのも有効です。
・シーツ
・ベッドパッド
・トッパー
・マットレスプロテクター
ウレタンマットレスは洗えないので、いったんカビや汚れがつくと、完全に落とすのは至難の業です。
そのため、いかにマットレスを清潔な状態に保っておくかが大切です。
マニフレックスの寿命を伸ばす方法⑤シーツを洗濯
シーツを洗濯すると皮脂などの汚れが洗い流されて、マットレスにダニやカビがつくのを予防できます。
頻度の目安は週一回です。
マニフレックスの交換時期
マニフレックスの交換時期の目安は、以下のような症状が出てきたときです。
・お尻の部分が凹んでいる
・人の形に凹んでいる
・柔らかく反発力がない
・カビが生えた
・身体が痛い
不衛生な状態は健康を害しますし、不自然な寝姿勢が続くと腰痛や首肩の痛みのもとになります。
お金がもったいないからと買い替えずにいると、いちばん大切な健康を損なうハメになるので、思い切って買い替えましょう。
マニフレックスに寿命がきたら保証は使える?
マニフレックスの保証について解説します。
まず、保証には大きくわけて「品質保証」と「返金保証」の2つがあります。
品質保証:「○年以内にヘタったら交換します」というもの
返金保証:「使ってみて満足しなかったら返金します」というもの
このうち、マニフレックスで適用されるのは「品質保証」のみです。
保証条件は、期間内の「へたり」ただ1点です。
使用環境に著しく左右されるカビや汚れは保証対象外です。
ただし、「○㎝以上へたったら交換対象」という定量的なルールがありません。
へたったと感じたら送ってください、検査してへたりが認められたら保証します、という内容です。
メーカーの胸先三寸な気もしないでもないですね(笑)
マニフレックスの品質保証期間はウレタンマットレスの中では抜群に長いです。
タイプ | 名称 | 特徴 | 価格(シングル・(税抜)) | 保証期間 |
三つ折り
|
メッシュウイング | スタンダード版 | 31,350円 | 10年 |
カモウイング | メッシュウイングの迷彩柄バージョン | 31,350円 | 10年 | |
メッシュウイング レオナルド | リバーシブル 表と裏で異なる寝心地 |
46,250円 | 10年 | |
DDウイング | 柔らかく密度の高いMF使用 | 55,000円 | 10年 | |
トッパー | エルゴ・トッパー | トッパー | 17,300円 | なし |
布団
|
イタリアンフトンⅡ | スタンダード | 25,562円 | 3年 |
スーパーレイ ロイヤル | 体感温度が一定になる生地使用 柔らかく密度の高いMF使用 |
41,800円 | 3年 | |
マニ・フトン カモ | リバーシブル 表と裏で異なる寝心地 |
25,562円 | 3年 | |
ベッドマットレス
|
モデル 246 | スタンダードモデル | 30,250円 | 12年 |
フラッグFX | フラッグシップモデル | 88,000円 | 12年 | |
オクラホマ | シリーズ最大の厚み リバーシブル |
58,000円 | 12年 | |
モデル ローマ | リバーシブル 本体が2層構造 |
143,000円 | 12年 | |
モデル トリノ | リバーシブル | 68,000円 | 12年 | |
T-75 | リバーシブル 体感温度が一定になる生地使用 |
143,000円 | 12年 | |
ディアマンテ | 最高級モデル 3層構造 |
440,000円 | 15年 | |
マニ・スポーツ | 最も硬いハードタイプ | 38,500円 | 12年 | |
モデル 万平 | ホテル仕様 | 200,000円 | 12年 | |
モデルEX-II | 柔らかく包み込まれるような寝心地 | 137,500円 | 15年 | |
エア・メッシュ | 吸湿・放湿性に優れるエアーサーキュレーションメッシュ使用 | 38,500円 | 12年 | |
エア・メッシュ ハットトリック | 吸湿・放湿性に優れるエアーサーキュレーションメッシュ使用 側地が洗える | 44,000円 | 12年 |
特に一番人気のメッシュウィング。
3万円台で10年保証がつくマットレスは他にありません。非常にコスパがいいです。
マニフレックスの中で迷っているなら、自信をもってメッシュウィングをおすすめします。
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