雲のやすらぎのOKな敷き方:畳・フローリング・ベッド
この記事は、
「雲のやすらぎってどう使えばいい?」
「雲のやすらぎはどこに敷いて寝たらいいの?」
「雲のやすらぎのお手入れ方法は?」
といった疑問をお持ちの方に向けて書いています。
最初は敷き方から解説します。
まず、雲のやすらぎを床に直置きしても構いません。
日本式の畳の上でも西洋式のフローリングの上でもどちらでも大丈夫です。
ただ、直置きの場合、床との間で湿気がたまりやすいので、対策が必要です。
次に、ベッドに敷くのもOKです。
雲のやすらぎプレミアムには、マットレス、敷布団、三つ折りマットレスの3種類がありますが、いずれもベッドの上に敷けます。
ベッドに雲のやすらぎを敷く場合は、サイズチェックをしてください。
サイズが合わないものを購入しても敷けませんから、ベッドのサイズを確認の上、ぴったりのものを選びましょう。
直置きの場合は、雲のやすらぎのサイズと部屋のスペースの大きさを見比べて、購入すればいいでしょう。
①畳やフローリングに直置きする場合
雲のやすらぎを直置きする、畳やフローリングに敷くポイントを見てみます。
敷き方はふつうに1枚敷くだけです。
人数が増えれば、数を増やすかサイズを大きくします。
ただ、直置きにはいくつかデメリットがあります。
まず、すでに指摘したように床と雲のやすらぎの間に湿気がたまりやすいので、湿気対策をしなければいけません。
次に、直置きの場合、出しっぱなしというわけにもいきませんから、収納の必要があるのですが、雲のやすらぎは三つ折りタイプを除いて、折りたたみがしにくくなっています。
そのため、押し入れやクローゼットに収納しにくいのが難点。
ちょっと努力が要ります。
そうなると、立てかけておいておくことにもなりますが、見た目が悪いですね。
すのこを敷くと湿気対策になる
雲のやすらぎを畳やフローリングに敷く時の湿気対策として、すのこを敷くこともできます。
すのこを購入し、敷いたうえで、その上に雲のやすらぎを広げるのです。
これで床と雲のやすらぎの間に空間ができ、空気の通り道が確保できるので、湿気が抜けるようになります。
直置きで湿気によるカビなどを防ぎたい場合は、効果的な方法です。
直置きの場合、畳に敷いたほうがやや通気性はいいですが、フローリングに敷く時でもすのこを使えば、湿気の心配がなくなります。
除湿シートの利用もアリ
雲のやすらぎを直置きする場合、すのこによる対策のほか、除湿シートを使うのもアリです。
すのこだとちょっと敷くのが大変、大げさすぎるという場合は、除湿シートの使用が便利です。
除湿シートなら、軽くて簡単に敷けます。
価格的にも除湿シートなら、Amazonで2,000円前後で購入できます。
これまでにマットレスや敷布団を畳やフローリングに敷いて、カビが生えたことがあるという方には、除湿シートの使用はおすすめです。
②ベッドフレームの上に敷く場合
雲のやすらぎをベッドフレームの上に敷くこともできますが、ここでもポイントがあります。
まず、選びたいベッドフレームはすのこマットやすのこベッドです。
すのこマットはすのこベッドに脚がないタイプ。
折りたたみができるようになっていて、収納もしやすいです。
すのこベッドは床板がすのこになっていて、通気性が抜群。
すのこマットもすのこベッドも湿気がたまりにくいので、雲のやすらぎのカビ・ダニ対策になります。
すのこマットもすのこベッドも価格が比較的安いのがいいところです。
床板がメッシュ状になったパイプベッドも雲のやすらぎの湿気対策になります。
ただ、パイプベッドの場合、網目やパイプ間隔が広いと、寝心地が悪くなるので、慎重に選びましょう。
すでにベッドを所有していて、そのベッドが上記のタイプでない場合は、除湿シートを雲のやすらぎの下に敷けば、ベターです。
雲のやすらぎのNGな敷き方
雲のやすらぎにはNGな敷き方があるので、チェックしてみましょう。
次のような敷き方はやめておいたほうがいいです。
二段ベッド・ロフトベッドに敷く
雲のやすらぎは、まるで雲の上で寝ているような寝心地体験ができる敷布団・マットレス。
極上の睡眠が手に入り、気分も爽快になりますが、それもすべては敷き方にかかっているといっても過言ではありません。
敷き方を間違うと、本来の機能を発揮できないばかりか、安全性上の問題が生じることもあります。
以下でその注意点を解説するので、できるだけ守っていただき、雲のやすらぎのすばらしさを十分引き出すようにしてください。
そうすれば、毎日楽しい睡眠生活を送れますよ。
①今あるマットレスの上や下に敷く
雲のやすらぎを今あるマットレスの上や下に敷くのはNGです。
雲のやすらぎは単独で使うように作られた敷布団・マットレス。
上や下にそれ以外のマットレスを敷くことは想定されていません。
雲のやすらぎプレミアムマットレスと雲のやすらぎプレミアム敷布団の厚さは17cm。
三つ折りマットレスの厚さは13cm。
それぞれ極厚5層構造になっていて、体をしっかり支えてくれます。
これ以上マットレスを追加する必要もないでしょう。
必要がないというだけでなく、雲のやすらぎ本来の性能も発揮できなくなります。
例えば、両面のアルファマットとパワーアップした4cmの高反発スプリングマットが採用されていますが、上か下に別のマットレスを敷けば、その効果も台無しです。
へたったマットレスは捨てる
せっかく家にマットレスがあるのだから、へたっていても雲のやすらぎの上に敷いてみようかしらと思う人がいるかもしれませんが、やめておきましょう。
へたったマットレスの下に雲のやすらぎを敷く意味がありません。
これでは、せっかくの雲のやすらぎの効果が活かされないでしょう。
雲のやすらぎはやはり単独で使用するもの。
もったいないという気持ちはわかりますが、無駄なことはせず、へたったマットレスは捨ててしまいましょう。
③二段ベッド・ロフトベッドに敷く
雲のやすらぎは二段ベッド・ロフトベッドでも使用できますが、おすすめはできません。
雲のやすらぎの重さくらいなら、二段ベッドやロフトベッドに乗せることは可能です。
二段ベッドやロフトベッドの縦の長さや横幅が雲のやすらぎよりも大きければ、乗せるうえでの問題点もありません。
しかし、雲のやすらぎは極厚設計。
雲のやすらぎプレミアムマットレスと雲のやすらぎプレミアム敷布団では、17cmの厚さがあります。
この厚さだと、寝ているときに寝返りを打った場合に、ベッドの柵を乗り越えて、落下の危険性があります。
柵を高くすれば大丈夫でしょうが、それができない場合は、二段ベッドやロフトベッドでは雲のやすらぎを使用しないほうがいいです。
雲のやすらぎを長持ちさせるお手入れ方法
雲のやすらぎを長持ちさせるためのお手入れ方法、メンテナンス方法をご紹介します。
どんな敷き布団・マットレスも同じですが、定期的なお手入れをしないと、カビが生えたり、へたったりして、寿命が縮まります。
それは雲のやすらぎでも変わりません。
せっかく新しく購入した雲のやすらぎが湿気の影響でカビが生え、2、3カ月で使えなくなったり、半年でへたって寝心地が悪くなったりしたら、ショックも大きいですから、しっかりお手入れしたいところ。
その具体的な方法としては次のようなものがあります。
ヘタリ対策:ローテーション
汚れ対策:シーツやプロテクターで保護
それぞれとても大事なお手入れ方法でぜひとも定期的に実施していただきたいので、以下で詳しく説明しましょう。
カビ対策:天日干し
雲のやすらぎのカビ対策として、天日干しをしてください。
一部には雲のやすらぎは天日干しできないと説明しているサイトもあるようですが、取扱に関する説明書では、天日干しをすることが最良だとしています。
その際は、床などに接する面を表にして太陽に向けて立てかけて干してくださいとのことです。
天日干しによって、雲のやすらぎのじめじめがなくなり、湿気が飛びます。
天日干しの目安としては、週1回はしていただきたいところ。
特に畳やフローリングに直置きする場合は、この頻度がいいでしょう。
すのこやベッドに敷いている場合は、1か月に1回くらいの天日干しでも大丈夫です。
天日干しのおすすめ時間は午前10時から午後14時くらいまで。
この時間帯は、最も湿気が少ないからです。
雨が続く日は布団乾燥機でもOK
天日干しは雲のやすらぎのカビ対策に非常に有効なのですが、雨が続くなど、天候の悪い日が多ければ、できません。
そこで利用したいのが布団乾燥機です。
雲のやすらぎには布団乾燥機を使えます。
天日干しでは雲のやすらぎの表面温度が50℃くらいになりますが、布団乾燥機でも50℃から60℃くらいの設定にできます。
このくらいの温度なら、雲のやすらぎが傷んで劣化することもありません。
布団乾燥機を使えば、雲のやすらぎの湿気が効率よく抜け、カビ対策も万全です。
また、雲のやすらぎは重さがあるので、天日干しによる乾燥よりも布団乾燥機を使う方がやりやすいです。
ヘタリ対策:ローテーション
雲のやすらぎのへたり対策に有効なのがローテーション。
ローテーションとは、敷き布団やマットレスの上下左右、表裏を入れ替えて使うこと。
どんな敷き布団でもマットレスでもそうですが、ずっと同じ向きで使っていると、同じ個所に圧力が加わり続け、その個所だけ凹んだりへたったりするものです。
それを防止するのがローテーションで、寝る向きを変えることで、圧力が加わる部分も変わります。
そのため、敷き布団やマットレスをより長い間、気持ちよく使えるようになるのです。
ローテーションの間隔は、最低でも3カ月に1度、できれば1週間に1度くらいの頻度で行いたいところです。
雲のやすらぎはどのタイプもリバーシブル設計になっています。
本来は季節ごとに表裏を取り換えることになっているのですが、へたり防止としても役に立つ機能です。
なお、三つ折りタイプでは頭と足の硬さがそれぞれに合うようになっているので、ローテーションはあまりおすすめできません。
3つのパーツの入れ替えは可能ですが、ローテーションすると、しっくりこないでしょう。
それ以外のタイプでは、上下のローテーションに問題はありません。
汚れ対策:シーツやプロテクターで保護
雲のやすらぎの汚れ対策には、シーツやプロテクターで保護したいところ。
雲のやすらぎの体と接している部分には身体から発する汗や皮脂が付着しやすいので、何も上に敷かないと、汚れる一方です。
それを防ぐのがシーツやプロテクターです。
雲のやすらぎにおすすめのシーツとしては、次のようなものがあります。
・ボックスシーツ
・雲のやすらぎ専用シーツ
・マットレスプロテクター
雲のやすらぎには専用シーツが販売されているので、これを使えば、汚れ対策がしっかりできます。
市販のボックスシーツを使っても大丈夫。
市販のボックスシーツの中には、防ダニや消臭機能付きなどのタイプもあり、より快適に雲のやすらぎを使えるようになっています。
マットレスプロテクターはシーツの下に敷いて、マットレスを汚れから保護するもの。
シーツに比べると、保護に重点が置かれているので、より汚れ防止効果を期待できます。
シーツはときどき洗濯してダニの餌をなくそう
シーツで雲のやすらぎを保護したら、そのシーツはときどき洗濯してください。
シーツを敷きっぱなしでは、いずれ汚れがしみこんで、雲のやすらぎの内部にまで達してしまいます。
シーツには髪の毛、フケ、垢、汗などが付着します。
これがカビの原因にもなるし、ダニの餌にもなります。
長い間シーツを使い続ければ、とても不衛生・不潔なのです。
そのため、1週間に1回くらいの頻度で新しいものと取り換えて、古いものは洗濯をしてください。
関連記事:【雲のやすらぎのお手入れ】カビ対策は天日干し!布団乾燥機は弱めで
雲のやすらぎがへたったら使用中止しよう
腰に優しく、腰痛にいいとして販売されている雲のやすらぎですが、凹みができたりへたったりしたら使用を中止しましょう。
へたり具合にもよりますが、大きくへたったものを使い続けると、寝姿勢も崩れ、体にもよくありません。
腰痛悪化の原因にもなるでしょう。
ただ、片面だけのへたりの場合は、表裏をローテーションすれば、まだ使えます。
少しへたっている程度の場合は、マットレストッパーの重ね敷きである程度寝心地が復活します。
しかし、へたりが大きくなったときは、使用を中止して、新しいものを購入すべき頃合いです。
再購入の場合は、登録したメールアドレスに割引メールが届いているはずなので、そこに記載されたURLから申し込みをすると、お得です。
雲のやすらぎを毎日収納するなら三つ折りタイプを買うべし
雲のやすらぎを毎日収納して、ベッド上や部屋を片付けたいと思っているのなら、三つ折りタイプを購入すべきです。
三つ折りタイプなら、ベッド上の掃除をしたいとき、直置きの湿気対策をしたいときも簡単に3つに折って、収納できます。
マットレスが3か所に分かれていて、その間が折れるようになっているのです。
また、三つ折りタイプは厚さも13cmで、雲のやすらぎプレミアムマットレス、雲のやすらぎプレミアム敷き布団よりも4cm薄くなっています。
重さも上記の2つのタイプより少し軽いので、収納がしやすいです。
コンパクトに三つ折りされるので、部屋の端に置いておいてもいいし、押し入れにも収納できます。
毎日収納ということなら、ぜひとも雲のやすらぎ、三つ折りタイプを購入してみましょう。