モットンの寿命はどれくらい?
「モットンの寿命はどれくらい?」
→高反発ウレタンマットレスであることを考えると、5~8年程度です。
ちなみに公式サイトでは「10年程度使える」との記載があります。
口コミをチェックすると、買ってすぐにヘタった人の口コミが見られました。
ただし、「すぐにヘタった」系の口コミは、モットンに限らずほとんどどのマットレスでも見られるものです。
モットンが特別品質が悪いわけではなく、初期不良または適切な使用がされていなかったのどちらかと考えられます。
マットレスの寿命は、利用者の体重や使い方、日光・湿気へのさらされ具合など、使用環境に大きく左右されます。
そのため、メーカーは「○年使えます」といった明言は避けるのがふつうです。
モットン公式サイトモットンの耐久性は低い?へたりやすい?
「モットンの耐久性は低いの?高いの?」
→耐久性はふつうです。
特別へたりやすいわけでもなければ、何十年も使えるほど頑丈でもありません。
8万回の耐久試験で96%の復元率をマーク。
ウレタンマットレスの耐久性の指標とされるウレタン密度は30D。
いずれも合格点です。
さらにモットンは硬さが3種類から選べます。
「硬さが選べることと、耐久性ってなにか関係があるの?」
→あります。特に体重が重い人にはメリットがあります。
体重が重い人が柔らかいマットレスを選んでしまうと、深く沈みます。
深く沈むということは、それだけマットレスの変形が大きいということ。
負荷がかかって変形した状態が長いとヘタりやすくなります。
体重が重い人は、硬めで反発力の高いのモットンを選ぶことで、寝転んでもマットレスの変形は少なくなります。
それだけ長寿命が期待できるということですね。
モットンの寿命を伸ばして長持ちさせる方法
モットンは安い買い物ではないので、いったん買ったら、できるだけ長く使いたいですよね。
モットンの寿命を伸ばして長持ちさせる方法は3つ。
・湿気対策
・ヘタリ対策
・汚れ対策
以下、順に解説します。
モットンを長持ちさせる方法①湿気対策
寝汗その他の体から出る水分で、マットレスに少しずつ湿気が蓄積していきます。
ほうっておくと底面に黒カビが生えてくる可能性があります。
シーツのカビならなんとかなりますが、マットレス本体にカビが生えてしまうと、なかなか除去できません。
そこで湿気対策(除湿)が必要になります。
湿気対策の基本は陰干しです。
週に一回程度、晴れた日に窓を開けて、モットンを壁に立てかけるだけ。
日光の当たる場所には置かないでください。素材のウレタンは紫外線で劣化します。
天気が悪い日なら立てかけて除湿機を使ってもOK。
布団乾燥機はあまりおすすめしません。最高60℃の熱風でウレタンが劣化する可能性があるからです。
除湿シートを敷くのもいいですね。
モットンを長持ちさせる方法②へたり対策
次にへたり対策です。
モットンに限らず、マットレスを使い続けていると腰部分からヘタってきます。
横になったとき、腰の部分には全体重の4割が集中しています。
それだけ負荷がかかりやすく、ダメージが蓄積しやすい部分です。
そこで、へたり対策としてローテーションを行います。
やり方は1〜2ヶ月毎に上下や表裏をひっくり返します。
こうすることで、もっともダメージを受けやすい腰周りの負荷が分散され、へたりがくる時期を遅らせることができます。
マットレスによっては上下で硬さが違っていたり、裏面はベースマットになっていて表面しか使えないものもありますが、モットンはどう寝ても同じ寝心地なのでローテーションの幅が広いです。
ちなみに湯たんぽの使用は可能ですが、温度を低めにすることをおすすめします。
ウレタンは高熱で劣化するので、50℃くらいまでの温度で使用したいですね
モットンを長持ちさせる方法③汚れ対策
最後に、汚れ対策です。
人は寝ているだけでたくさんの老廃物を排出します。
汗、フケ、髪の毛、垢など。
ちょっとした汚れなら、汚れそのものがすぐにモットンの劣化に繋がることはありません。
しかし、これらの汚れはダニやカビの栄養になります。
いくら反発力が残っていても、ダニやカビの住処になってしまっては安心して眠れませんよね。
モットンはウレタン製で、水洗いができません。
そのため、いかに汚さずに使用できるかが大切です。
マットレスに直接汚れが落ちないようにするためには、シーツやベッドパッドは必須です。
もしジュースをこぼしてしまったなどの液体汚れがついてしまった場合は、濡らして固く絞ったタオルでトントン叩いて汚れを落としてください。
モットンにへたりがきたら交換時期
「モットンの交換時期っていつ?」
→目安はヘタリが来たら交換です。
・腰やお尻の部分が沈む
・体の形に跡が残る
・寝返りが以前よりしづらくなった
・以前より柔らかくなり反発力がなくなった
これらのサインがあれば交換時期です。
また、認識上は特段の変化がなくても、
・寝苦しくなった
・眠れなくなった
・寝起きに体が痛い
といった変化があれば、無意識に体がマットレスの変化を感じ取っている可能性があります。
あとはカビやダニが繁殖して不衛生になったら問答無用で交換しましょう。
モットン公式サイト