この記事は、
「コインランドリーの乾燥機でダニ退治できるの?」
「ダニ退治したいときの温度や時間設定は?」
といった疑問をお持ちの方に向けて書いています。
羽毛布団はコインランドリーの乾燥機でダニ退治できる?
「羽毛布団はコインランドリーの乾燥機だけでダニ退治できる?」
→できます。
ダニは50℃以上の高温で死滅しますが、コインランドリーは通常だと60~70℃の温度になるため、確実に退治できます。
ただし、羽毛布団はデリケートな素材であり、高温での乾燥が布団自体にダメージを与える可能性があります。
羽毛布団のコインランドリー乾燥温度
「羽毛布団のコインランドリー乾燥温度は何度がいいの?」
→低温または中温設定にしましょう。
コインランドリー乾燥機の温度は、
低温:50~60℃
中温:60~70℃
高温:70~80℃
となっています。
温度が高ければ高いほど短時間でダニを死滅させられますが、羽毛布団がその温度に耐えられるかどうかをチェックしなければいけません。
洗濯表示でタンブル乾燥ができるかチェック
温度を決めるときは羽毛布団の洗濯表示をチェックしましょう。
(タンブル乾燥不可)
このマークがあったら乾燥機の使用はNGです。
(タンブル乾燥可、60℃まで)
このマークがあったら低温設定で使いましょう。
(タンブル乾燥可、80℃まで)
このマークがあったら中温設定で使いましょう。
羽毛布団のコインランドリー乾燥時間
羽毛布団のコインランドリー乾燥時間の目安は、
・低温設定で1時間程度
・中温設定で20分程度
です。
寝具につくチリダニは50℃で最大6時間、60℃で最大15分で死滅します。
低温設定は50~60℃の間、中温設定は60~70℃の間。
スイッチオンしてから布団内部まで熱が浸透するのに少し時間がかかるため、タイムラグも考慮してこれくらいの時間があれば充分です。
羽毛布団のコインランドリー乾燥機での注意点
乾燥機にかけたあとは、必ず掃除機で表裏両面を吸引しましょう。
ダニアレルゲンは生体だけでなくダニの死骸や糞からも出ています。これらをしっかり除去することで晴れて清潔な布団になります。
コインランドリー乾燥機は機種によっては吸引機能がついていることもありますが、掃除機のように密着して全面吸い取ってくれるわけではなく、ムラが出ます。
そのため、乾燥機にかけたあとは必ず掃除機で吸い取りましょう。
羽毛布団の乾燥機その他Q&A
羽毛布団は洗濯せず乾燥機だけにしてもいい?
「羽毛布団は洗濯せず乾燥機だけにしてもいい?」
→構いません。
ただし、カバーは外してきちんと洗濯しましょう。
寝ている間にかいた汗や皮脂がカバーに染み込んでいるとダニの餌になります。
汗や皮脂の成分は乾燥させても残ります。
自宅の乾燥機は羽毛布団に使える?
「自宅の乾燥機は羽毛布団に使える?」
→おすすめしません。
洗濯乾燥機の多くは、一般的な衣類を対象としています。
そのため、容量が羽毛布団に対して小さい場合が多く、適切に乾燥させることが難しいです。
代わりに、布団乾燥機を使用することをおすすめします。
これらは、布団に適した温度と時間で乾燥させることができ、羽毛布団を長持ちさせるために最適です。
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