低脂肪ドッグフードおすすめランキング!膵炎やダイエットに

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低脂肪ドッグフードの選び方

この記事は

「うちのワンコ、ぽっちゃりしてきたからダイエットさせたい・・」

「膵炎には低脂肪がいいって聞いたけど・・」

という方のために書いています。

ダイエットにも膵炎にも低脂肪は必要ですが、では低脂肪ならなんでもいいのかというと違います。

たとえば、ダイエット目的の食事では低脂肪に加えて低カロリーを目指しますが、膵炎の療法食だと健康維持のためにカロリーはある程度必要です。

そこで、本記事では低脂肪ドッグフード選びについて詳しく解説します。

低脂肪ドッグフードの選び方:
・脂質10%以下
・高タンパク
・気になる添加物が入っていないか
・素材のわかる安全な油脂が使われているか
・ダイエットの場合はカロリーもチェック
・膵炎の場合はタンパク質や炭水化物でエネルギーを補う
・肝臓病は低脂肪の必要なし

「詳しい解説はいいからおすすめドッグフードだけ教えて!」という方は下のリンクから飛んでください。

ダイエットにおすすめの低脂肪ドッグフードランキングを見る

膵炎におすすめの低脂肪ドッグフードランキングを見る

低脂肪ドッグフードの選び方①脂質10%以下

低脂肪ドッグフードの基準として、脂質は12%以下、できれば10%以下が望ましいです。

ドッグフードには平均的して13~15%程度の脂質が含まれています。

肉の配合量が多いフードだと17~18%に達することもあります。

脂肪を制限するなら、少なくとも平均以下の12%、できれば10%以下にしましょう。

炭水化物やたんぱく質が1gあたり4kcalなのに対し、脂質のカロリーは1gあたり9kcal。倍以上の開きがあります。それだけエネルギーが多く太りやすいといえます。

低脂肪ドッグフードの選び方②高タンパク

タンパク質は成長に欠かせない、筋肉を作る必須栄養素です。

タンパク質の配合量はある程度値段と比例します。

安いフードはとうもろこしが主原料なため、たんぱく質は少なめで、炭水化物の比率が大きくなります。

炭水化物は優秀なエネルギー源ですが、動かないでいると脂肪に変わりやすいため、運動量の少ない室内犬は太りやすくなります。

アメリカでは貧困層のほうが太っているといわれます。その理由は、安価で炭水化物の塊のピザをたくさん食べているからです。

健康を維持したいなら、食費にはある程度お金をかけなさいということですね。

具体的なタンパク質の基準は、最低でもAAFCOの基準を満たす18%、できれば25%前後はほしいところ。

「高タンパク」の文字に惑わされず、栄養表示を見て判断するとよいでしょう。

低脂肪ドッグフードの選び方③気になる添加物が無添加

添加物はペットフード安全法の基準が守られていればさほど敏感になる必要はありませんが、そうはいっても気になる人は気になりますし、また敏感体質だと添加物アレルギーが起こることもあります。

ただ、本当に添加物がゼロの「完全無添加」となるとキロ3,000円以上の高級ドッグフードになります。

「キロ3,000円はちょっと・・」という人は、原材料一覧をチェックして、以下の添加物が入っていなければOKとしましょう。

・BHA(酸化防止剤)
・BHT(酸化防止剤)
・没食子酸プロピル(酸化防止剤)
・エトキシキン(酸化防止剤)
・ソルビン酸カリウム(保存料)
・亜硫酸ナトリウム(保存料)
・プロピレングリコール(保湿剤)
・亜硝酸ナトリウム(発色剤)
・青色○号など(着色剤)

キロ1,000円以上であれば、これらの添加物が入っていないドッグフードはたくさんあります。

なお、ごく少量の酸化防止剤が配合されていることより、フードが酸化する方が圧倒的に犬の体にとって毒であることは知識として持っておきましょう。

●添加物リンク

低脂肪ドッグフードの選び方④素材のわかる安全な油脂が使われているか

続いては「素材のわかる安全な油脂が使われているか」です。

よくない表記の代表例は「動物性脂肪」「植物性油脂」です。

一口に動物といっても鶏・豚・牛・羊・アヒルなど色々ありますが、「動物性脂肪」だけではどの動物かわかりません。犬によってはアレルギーにもかかわります。

商品説明の中できちんと書いてくれていれば構いませんが、あいまいな表記のままで疑問がが解消されないときは怪しいと思ったほうが良いですね。

動物性油脂の表記例:
・牛脂
・鶏脂
・魚油(フィッシュオイルとも)
・サーモンオイル

植物性油脂の表記例:
・亜麻仁油
・オリーブオイル
・ひまわり油
・アボカドオイル
・月見草オイル
・ボラ―ジオイル
・コーン油
・アーモンド油
・菜種油
・大豆油

このようなはっきり原材料がわかる表記であれば問題ありません。

油脂を配合する目的

動物性油脂を配合する目的は食いつきをよくするためです。

一般的なドライフードは高温で調理するため、素材の風味が抜けてしまい、そのままではおいしくありません。

そこで、仕上げの最終段階で、犬が好む匂いの動物性油脂を表面にまぶす(オイルコーティングする)ことで、風味をよくしています。

なお、表面のオイルは酸化しやすいため、オイルコーティングをしたドッグフードには酸化防止剤が必須です。

魚油を配合する目的はDHA、EPA、オメガ3脂肪酸を摂るためです。

いずれも皮膚と毛並みの健康維持に欠かせない栄養素です。

ちなみに油脂に含まれるトランス脂肪酸は血中のLDLコレステロールを増加させ、動脈硬化をはじめ血管リスクがあります。摂りすぎは禁物です。

低脂肪ドッグフードの選び方⑤ダイエットの場合はカロリーもチェック

ダイエット

ダイエットにとりくむ場合は、脂肪だけでなくカロリーもチェックしましょう。

「低脂肪=低カロリー」というのは思い込みです。

炭水化物やたんぱく質も立派なエネルギー源です。これらが高比率で配合されていた場合は高カロリーになります。

低脂肪で安心して食べさせていたら、実はカロリー過多で太ってしまった、ということになりかねません。

具体的な目安は100gあたり350kcal以下です。

標準的なフードのカロリーは100gあたり360~380kcalです。

低カロリーのヘルシーフードは320~350kcalが多いです。300kcalを切るフードはほぼありません。

犬は人間のように言葉で体調を説明できないため、極端なダイエットをして体調が悪化してもそれを訴えることができません。

健康を維持しつつ痩せるには、無理せずゆるやかに数か月かけて体重を落としていく必要があります。

ということで、ダイエットの場合はカロリーもあわせてチェックしましょう。

低脂肪ドッグフードの選び方⑥膵炎の場合

膵炎の発症率は犬種によって異なり、ミニチュアシュナウザーやヨークシャーテリアが発症しやすいといわれています。

急性膵炎はいったん治ったようにみえても再発しやすく、慢性膵炎に移行しがち。いったん膵炎を発症したら、食事療法はずっと続ける覚悟で取り組む必要があります。

膵炎の食事療法は低脂肪食です。

脂肪をたくさん摂取するとCCK(コレシストキニン)の分泌が促進されます。

CCKはさらに膵液の分泌を促進します。膵液が過剰分泌されると自己消化が起こるため、膵炎を助長することになってしまいます。

このため、低脂肪は必須条件ですが、不足しがち栄養をたんぱく質や炭水化物で補う必要があります。

手作りの場合は鶏ささみ、馬肉、鹿肉なども低脂肪高タンパクなのでおすすめです。

参考:関内どうぶつクリニック-膵炎の食事

低脂肪ドッグフードの選び方⑦肝臓病の場合

肝炎をはじめとする肝臓病では、低脂肪である必要はありません。

肝炎を患った犬は栄養不足に陥りがちなため、むしろタンパク質と脂肪はエネルギー要求量に応じた量を与える必要があります。
(あげすぎはNGです)

充分なエネルギーを摂取することで、免疫が弱っていくのを防いだり、肝性脳症の悪化を遅らせることができます。

制限するべきなのは銅とナトリウムです。

ただし、以下の場合は脂肪制限が必要です。
・胆汁の鬱滞
・肝リピドーシス
・末期の肝疾患
・脂肪便

参考:ローズ動物病院-肝臓病と食事管理

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【低脂肪ドッグフード】おすすめランキング(ダイエット編)

ダイエットにおすすめの低脂肪ドッグフードランキングを紹介します。

犬心 糖&脂コントロール(脂質5~9%)

犬心 糖&脂コントロール

主原料:牛、鶏、馬、魚肉
カロリー:325kcal
価格:2,860円(1kg)

「犬心 糖&脂コントロール」は素材にこだわったナチュラル療法食です。

糖質と脂肪の量を抑えることで、命に係わる7疾患を同時にケア。

犬心 糖&脂コントロールでケアできる7疾患:
・膵炎
・高脂血症
・甲状腺機能低下症
・脂質代謝異常症
・糖尿病
・クッシング症候群
・メタボ肥満

低脂肪なだけでなく、オメガ3脂肪酸を含む「良質な脂肪」にこだわっています。

原料ごとに個別の製法で調理する「自然そのまま製法」で、たんぱく質が消化しやすくなっているため胃に負担をかけません。

食物繊維と乳酸菌を配合していることから、お腹の健康維持にも役立ちます。

カロリーが325kcalと低めに設定されているので、育ち盛りのパピーには少しエネルギー不足。成犬またはシニア犬なら問題ありません。

参考:犬心公式サイト

関連記事:犬心の口コミ

このこのごはん(脂質8.2%)

主原料:鶏肉(ささみ・レバー)、まぐろ、鹿肉
カロリー:341kcal
価格:3,850円(1kg)

このこのごはんはトイプードル・チワワ・ミニチュアダックスといった小型犬に特化したドッグフードです。

運動量が少ない室内犬を想定しているため、低脂肪かつカロリー控えめ。ニオイ・毛並み・目の周りの健康維持にも配慮した作りです。

チキンが主原料のドッグフードは珍しくもなんともありませんが、チキンの中でも高価なささみを主原料にしたドッグフードは他にはなく、このこのごはんだけ。

健康と食いつきにこだわっていて、保存料は使わず、原材料はあたりまえのようにヒューマングレード。

小麦を使わないグルテンフリーに加え、オイルコーティングをせず、かつお節の香りで食欲をそそります。

さらに野菜・海藻・フルーツをブレンドした贅沢仕上げ。

かなりお高めの値段にも関わらず、ネット通販だけで58万袋売れてるヒット商品です。

ダイエットしつつもふわふわ毛並みや目元のキレイをキープしたい方におすすめです。

参考:このこのごはん公式サイト

関連記事:このこのごはん口コミ

アランズナチュラルドッグフード(脂質11%)

主原料:ラム
カロリー:342kcal
価格:4,708円(2kg)

アランズナチュラルドッグフードは良質なグラスフェッドラムをベースにしたグレインフリードッグフードです。

ラム(羊肉)は低脂肪高タンパクで、カルニチン・不飽和脂肪酸・ビタミンA・B群・鉄分など豊富な栄養が含まれています。

またラムはアレルギーが起こりにくい食材としても知られています。ラム以外におアレルギーの起こりやすい穀物、乳製品、牛・豚・鶏肉は使っていません。

サツマイモで食物繊維を、ラムと豆類でたんぱく質を確保。

原材料はほぼ肉と豆と野菜のみで、添加物は一切使っていません。

カロリーは342kcalと通常のドッグフードより1割程度抑え気味。必要な栄養をしっかり確保しつつダイエットできます。

イギリス産で、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアした工場で生産されています。

参考:アランズ ナチュラル公式サイト

関連記事:アランズナチュラルドッグフード口コミ

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【低脂肪ドッグフード】おすすめランキング(膵炎)

膵炎のワンちゃんにおすすめの低脂肪ドッグフードを紹介します。

犬心 糖&脂コントロール(脂質5~9%)

犬心 糖&脂コントロール

主原料:牛、鶏、馬、魚肉
カロリー:325kcal
価格:2,860円(1kg)

「犬心 糖&脂コントロール」は素材にこだわったナチュラル療法食です。

糖質と脂肪の量を抑えることで、命に係わる7疾患を同時にケア。

犬心 糖&脂コントロールでケアできる7疾患:
・膵炎
・高脂血症
・甲状腺機能低下症
・脂質代謝異常症
・糖尿病
・クッシング症候群
・メタボ肥満

低脂肪なだけでなく、オメガ3脂肪酸を含む「良質な脂肪」にこだわっています。

原料ごとに個別の製法で調理する「自然そのまま製法」で、たんぱく質が消化しやすくなっているため胃に負担をかけません。

食物繊維と乳酸菌を配合していることから、お腹の健康維持にも役立ちます。

カロリーが325kcalと低めに設定されているので、育ち盛りのパピーには少しエネルギー不足。成犬またはシニア犬なら問題ありません。

参考:犬心 糖&脂コントロール公式サイト

ドッグフード工房 馬肉(脂質7%)

主原料:馬肉
カロリー:375kcal
価格:6,732円(3kg)

ドッグフード工房は馬肉メインの無添加ドッグフードです。

馬肉は低脂肪・低カロリー・高タンパクで、グリコーゲンが牛肉の2倍も含まれています。

国内で放牧されて育った馬肉をはじめ、人間用の新鮮で安全な天然食材のみを使っています。ビタミンやミネラルといった栄養添加物さえ使わない完全無添加。

米を配合して炭水化物で補っているので、カロリーは標準レベル。ダイエットには向きませんが、膵炎のワンちゃんにはおすすめです。

AAFCOの総合栄養食の基準を満たしているのでドッグフード工房と水だけで必要な栄養素がとれます。

参考:ドッグフード工房公式サイト

関連記事:ドッグフード工房の口コミ

ナチュロル(脂質10%)

ナチュロル

主原料:牛肉、馬肉、鶏肉、魚
カロリー:400kcal
価格:3,300円(850g)

ナチュロルは無添加のプレミアムドッグフードです。

グレインフリーかつグルテンフリーで、生肉比率は驚異の55%。

ヒューマングレードの国内専門工場で製造しているので、人が食べられるほど安全性が高く、高品質で新鮮なフードが届きます。

涙やけや毛並み、ニオイをサポートする原料も配合していて、これらも同時にケアできます。

全犬種・オールステージ対応ですが、カロリーがパピー用並みに高いので、育ち盛りで膵炎を発症した場合でも、成長するのに充分な栄養がとれます。

関連記事:ナチュロルの口コミ

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