シーズーは性格悪い?後悔するポイントと特徴・性格・飼い方

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シーズーは性格悪い?

シーズーは性格悪い?

この記事は、

「犬を飼いたいんだけど、シーズーって性格悪いの?」

「あまり飼いにくい犬種だったらやだな・・」

という方に向けて書いています。

結論からお伝えすると、シーズーはとても扱いやすい犬種です。

性格が悪いどころか、むしろその真逆で、

・人懐こい
・穏やか
・協調性がある

といった、好条件が3つも揃っています。

さらに、あまり吠えないので吠え声に悩まされることはほぼありません。

また、そんなに噛まない犬種なので、大型犬や噛むのが大好きな犬種が起こしがちな、噛んで家具を破壊するようなトラブルもほとんどない犬種です。

ですから、初心者にもおすすめできるほどの性格の持ち主でもあり、家庭で共に過ごすには申し分のないパートナーといえます。

そんな性格だからこそ、シーズーは今も昔も変わりなく、一定の人気がある愛玩犬なのですね。

ちなみに予備知識ですが、「愛玩犬」とは人がかわいがるため(=愛玩するため)・ペットとして家庭で飼いやすいように、他の犬を小型化・改良されて誕生した犬のことを指します。

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シーズーで後悔するポイントは臭い

鼻ぺちゃでモフモフ、垂れ耳が特徴的なシーズー。

その容姿の特徴ゆえに、しっかりトリミングやブラッシングなどのお手入れをしてあげないと、体臭の原因になってしまうことがあります。

垂れ耳の場合は、耳の通気を塞ぐ形状になっていることから、耳の中が蒸れてしまいがちです。

それゆえに、犬独特の耳の匂いが気になることもありますし、長毛種ならではのモフモフさはいいのですが、よだれが毛について細菌が増えてしまうと、よだれやけしてしまい、匂いを放つこともあります。

また、シーズーは脂性(オイリー肌)気味な鼻ぺちゃ犬種(鼻が短い短頭種)です。

短頭種には顔にシワがあるのが特徴なのですが、そのシワの部分に皮脂や汚れ、ゴミが溜まってしまうと、体臭の原因になってしまいます。

こういったことを知らずに飼い始めてしまうと、「体臭がちょっと…」と後悔してしまう原因になってしまうのです。

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シーズーの後悔・失敗しないしつけ方

シーズーの後悔しないしつけ方

シーズーのしつけとして覚えさせたいことは、

・トイレトレーニング
・おすわり
・まて
・ふせ
・クレートトレーニング

など、一般的な犬とあまり変わらないもので問題ありません。

クレートトレーニングに関しては、お出かけのときのみならず、緊急時にも非常に大切なことなので、小さい頃からクレートに入ることに慣れさせておくことをおすすめします。

その他、分離不安にならないよう留守番トレーニング、拾い食いをさせないようにするトレーニングなども重要です。

また吠えにくい犬種とはお伝えしましたが、一切吠えないというわけではありません。

吠えたら伝わると覚えてしまわないように、無駄吠えのトレーニングもしておくようにしましょう。

でも、「教えないといけないことはわかったけど、どうやって?」という意見もあるでしょうから、ここで少し、しつけのポイントも詳しくご紹介しておきますね!

しつけの時期は子犬のときに

犬がしつけを覚えやすい時期は子犬のときです。

つまり、子犬のときにしっかりと飼い主さんとの信頼関係を築けるようにしておく必要があります。

子犬のときってかわいいだけではなく、やることなすことに手を焼く時期でもあるため、信頼を築こうと焦るあまり空回りしたり、頑張っても覚えてくれなくて…と落ち込んだりして、しつけ自体に疲れてしまうこともあるでしょう。

しかし、そこで諦めてしまうと、わがままな犬になってしまう可能性があります

しっかり社会化をさせて、他にも色んなわんちゃんがいて、色んな人がいて、色んな環境があるということを経験させて、生活に慣れさせていきましょう。

混合ワクチンや狂犬病ワクチンの摂取が済んだら、ドッグランなどに連れて行ってみるのも社会化に有効ですよ。

基本は褒める。叱るときは短く

犬のしつけの基本は、大きく3つあります。

・できたときは褒める
・悪いことをしたときは無視
・叱るときは短く端的にる

この3つを念頭に置いておきましょう。

褒める・構わない・るのメリハリがあると、しっかりけじめがついて犬も理解しやすくなるからです。

「子犬なのに無視…?!」と冷たく感じる方もいるでしょう。

しかし「これをやっても褒めてくれない…飼い主さんが構ってくれない」という経験を繰り返していくことで、犬自身が考え、学ぶことがあるのです。

ただし、いけないこと(人や犬に危害が及ぶことなど)をしてしまったときには、叱らないといけないこともあります。

その場合は、「ダメ」「いけない」「ノー」など短くわかりやすい言葉で伝えるようにしてください。

どのワードで叱るのか、家庭内で合わせておくといいですね。

叱るときには飼い主さんもイライラ・ハラハラしてしまっているでしょうが、「何回言ったらわかるの!前もやったでしょう!」などと、ダラダラ叱り続けてしまわないように注意してください。

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シーズーの特徴

シーズーの一番の特徴は、なんといっても短頭種であることです。

短頭種の犬種はアンダーショット(上顎より下顎が少し突き出ている状態)の子が多いのですが、簡単にいうと受け口ということ。

独特の愛らしい表情は、アンダーショットゆえなのですね。

また、毛色は

・ゴールド&ホワイト(白がメインで明るめの茶色の模様)
・ブラック&ホワイト(白がメインで黒の模様)

が多いのですが、もちろんこの2種類のみではなく、グレーが濃い子や日本ではあまり見かける機会はありませんが、単色のシーズーもいます。

ちなみに、シーズーは成長と共に毛色が変わるのも特徴のひとつ。

子犬の頃から模様や色が変化するのを見守ることができるのも、飼い主さんの特権といえますね!

そんな魅力いっぱいのシーズーの歴史や寿命などについても、詳しく確認してみましょう。

歴史

シーズーはラサアプソ(原産:チベット)とペキニーズ(原産:中国)の交配から誕生し、固定化された歴史がある愛玩犬です。

もともとラサアプソは、チベットの寺院で飼育されており「守り神」として格式ある僧院でしか飼育することを禁止されていたこともあり、門外不出とされていました。

そのため一般に飼育させることはなかったものの、近隣国には、

・献上品
・貢ぎ物
・縁起のいい犬

ということで、親交の証として贈っていたのです。

この流れで、チベットは中国の王族にも「魔除け犬」としてラサアプソを献上しています。

献上品として中国に渡ったラサアプソが、中国原産のペキニーズと交配されたことにより、シーズーが誕生したのです。

ちなみに、シーズーは漢字で書くと「獅子」。

中国ではラサアプソの威厳を引き継いで、獅子として大事にされていたことがわかりますね。

子犬の値段相場

シーズーをペットショップで買う際の相場は、18万円から30万円です。

ただし、

・有名なブリーダーのもとで生まれた
・親犬に受賞歴のあるショードッグがいる
・珍しい毛色

などの理由で、値段が高騰することもあります。

また、月齢が増えるほどに、値段が下がっていく傾向もありますし、ブリーダーから直接買う場合も、記載した相場を下回ることもあるため、あくまで目安として考えてくださいね。

平均寿命

シーズーの平均寿命は12歳から16歳。

小型犬としてはスタンダードな寿命といえますね。

しかし、この寿命は病気の有無なども関係しますし、どんな生活(食事・運動など)をしてきたかなどによっても違ってくるものです。

愛犬のために飼い主さんができる長生きのための工夫は、惜しみなくしてあげられるようにしましょう。

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シーズーの飼い方

シーズーの飼い方

平均体重が4キロから8キロ、体高も20センチから28センチしかない小型犬に該当するシーズー。

性格も温厚で、物覚えもよく、愛情深い犬種でもあるので、幼い子がいる家庭や高齢者がいる家庭でも大変飼いやすい犬種とはいえ、共に暮していくからには、いくつか注意しなければいけないこともあります。

・小さいから、散歩ってそんなにしなくていい?
・長毛種ってトリミングはマスト?
・毛がモフモフだけど暑さは大丈夫?
・口周りの匂いがするってことはシャンプーは多めにすべき?
・短頭種の場合は、なにか気を付けないといけないことはある?

など、挙げ始めるときりがないほど、気になる点もあることでしょう。

ここではシーズーの飼い方のポイントをご紹介していきます。

トリミングは必要

長毛種であるシーズーは、トリミングはマスト!

頻度はできれば月に1回程度が理想的です。

可能であれば、トリミングサロンなどで手入れしてもらうことがおすすめ。

シーズーを飼う醍醐味のひとつとして、カットの種類が豊富ということもありますからね。

・サマーカット
・丸刈り
・テディベアカット
・トップノット(頭の毛を長く伸ばす)

など、愛犬のスタイルを楽しめるのも、飼い主さんの特権ともいえるでしょう。

ただ、さすがに毎月トリミングサロンに通うとなると、それなりの経済的負担になることもあります。

そのため、行けない場合は、目の周りは短くご自宅でカットしてあげるようにしましょう。

目の周りの毛が伸びてしまうと、伸びた毛が目に入って目を傷つけてしまったり、涙やけを起こしてしまったり、結膜炎などの眼病の原因になることがあります。

愛犬の目の輝きは、健康の証。

目の健康チェックも飼い主さんがしっかりしてあげるようにしましょう。

ブラッシングは毎日必要

シーズーはダブルコートの長毛種ですから、ブラッシングを怠らないようにしてあげましょう。

ブラッシングをあまりしていないと、毛がからまってしまい毛玉ができる原因になります。

とくにシーズーの被毛は、

・アンダーコートが厚い
・伸びるスピードが速め
・ふわふわで柔らか目な毛質

など、毛がからまってしまう条件がそろっているのです。

ただし、このような毛質ですから、ブラッシングの仕方を間違えてしまうと、静電気をおこしやすくなったり、切れ毛を増やしたりしてしまうこともあるため、力を入れすぎないように優しくブラッシングしてあげてください。

また、ブラッシングは抜け毛の処理や毛玉防止の効果のみならず、血流を促す効果もありますし、ブラッシングの際に愛犬の皮膚の状態のチェックもできます。

そのため、短くカットしているから、毛玉の心配もないしブラッシングは不要というわけではありません。

「愛犬の健康チェックも兼ねてブラッシングをする」と考えておくといいですね。

臭いはふつう。シャンプーは月1回程度

シーズー自体は、実はそんなに臭いがする犬種というわけではありません。

そのため、シャンプーは月に1回程度が理想的です。

口周りのシワのケアや垂れ耳ゆえの耳のケアを怠ると、臭いを感じてしまうこともあるでしょうが、それはシャンプーで解決するのではなく、部分ケアで解決するようにしましょう。

顔から臭いがするからといって、毎回シャンプーをしてしまうと、皮膚に必要な油分を奪い、皮膚の保湿力も奪ってしまうこともあり、今度は皮膚炎になってしまうことがあります。

ただし、耳周りを洗うときには注意してください。

ただでさえ垂れ耳で内部が蒸れやすくなっているため、耳に水が入らないようにしなければなりません。

耳周辺は軽く流す程度で大丈夫です。

また、耳の内側の皮膚は弱い部分でもあるので、力を入れないよう、専用のウエットティッシュなどで優しく拭く程度のケアをしてあげましょう。

散歩時間の目安

シーズーは実は筋肉質で、遊ぶことが大好きな犬種です。

おうちで遊ぶことも必要ですが、それで運動量が十分というわけではありません。

筋肉質ということは、散歩を怠ると太りやすいということでもありますからね。

1日トータル30分程度になる散歩量はしてあげるようにしましょう。

朝に15分、夕方に15分などで構いません。

ただし、散歩の距離や時間については個体差があるので、愛犬の様子や体力に合わせてあげるようにしてください。

犬にとって外の匂いを嗅ぐことや、おうち以外の場所を歩くことは、本能を満たすという意味でも非常に大切なこと。

「小型犬=散歩しないでいい」という、間違った認識をお持ちの飼い主さんも残念ながらいます。

しかし、犬も人間と同様に、適度な日光浴や外の景色を見て気分転換するのも必要なのですよ。

熱中症対策が必要

シーズーのみならず、短頭種全体にいえることなのですが、短頭種は他の犬種に比べると暑さに弱い傾向があります。

また、シーズーの場合は、被毛もアンダーコートが厚いこともあり、暑さを溜め込みやすいのです。

そのため、夏の暑い日・気温が高い日には熱中症にならないよう注意してあげてください。

たとえば、

・散歩に行く時間は日が落ちてコンクリートの暑さが引いてから行く、日が出る前の早朝に行く
・部屋にいる際はエアコンで室内の温度管理をする
・クールマットやひんやりシートを使用する

などでも、熱中症対策は可能です。

愛犬がハアハアと息を上げていたり、大量によだれを垂らしたままになっていたりする場合は、熱中症になっている可能性があります。

参考:日本動物医療センター-犬の熱中症

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シーズーのかかりやすい病気

犬種によってかかりやすい病気があるものですが、シーズーの場合、どんな病気にかかりやすい傾向があるのでしょう。

・まん丸な目
・垂れ下がった耳
・短頭種
・ふわふわな長毛種

など、シーズーならではの特徴ゆえに、かかりやすい病気があるのですよね。

もちろん、かかりやすい病気というだけで、絶対的にかかるというものではありませんし、ここでご紹介しないような病気になる可能性も否めません。

ですが、知っているだけでも、万が一のときの心づもりや飼い方のコツにもつながりますので、しっかり知識をつけておくようにしましょう。

皮膚炎

少し触れましたが、シーズーの皮膚は脂性な傾向があります。

どちらかというと、乾燥しているエリアの方が飼いやすい犬種ということです。

そして、そもそも、シーズーの皮膚はあまり強い方ではありません。

つまり、日本のような湿気が多く夏の暑さも厳しい国にいると、どうしても皮膚炎になる可能性が高くなります。

油分と高温多湿の条件がそろうと、菌が増殖しやすくなってしまうのです。

また、細菌のみならず、肌も敏感になりやすいため、アレルギーとして皮膚に反応が出ることもあります。

いずれにしても症状としては

・皮膚が赤くなったり湿疹が出る
・フケが出る
・湿疹が出てしきりになめたりかきむしろうとしたりする
・脱毛する
・皮膚から異臭がする

などが挙げられます。

愛犬のブラッシングの際に、飼い主さんがしっかり皮膚の状態チェックするようにしてあげましょう。

参考:よこた動物診療室-シーズー

外耳炎

これまでにも少し触れてきましたが、垂れ耳の犬種の場合は、耳の中が蒸れて細菌が増殖してしまい、外耳炎を起こしてしまうことがしばしばあります。

特に、暑い日や湿度の高い日が多い日本です。

菌の増殖に拍車をかけてしまうことになってしまいます。

症状としては、

・耳垢が溜まりやすい
・耳から異臭がする
・耳をかゆがってしきりにかこうとする
・頭を何度も振る
・耳の内側が赤くなる
・(ひどい場合)耳から膿が出る

などがありますが、耳の内部の変化は、飼い主さんが日々チェックしていないと気づけません。

定期的に耳を持ち上げて内部の状態をチェックする習慣をつけておくと、変化にも気づきやすくなれますよ。

ただし、耳垢などの耳のケアは、やりすぎもよくありませんし、汚れがきれいにならないからといって力を入れてしまうとかえって、悪化させてしまうことも…。

かゆがっている素振りを見せたり、耳が赤くなったりしているようであれば、動物病院に連れて行って、医師に相談するようにしましょう。

短頭種気道症候群

短頭種(マズルが短い犬種)の場合、呼吸器関係のトラブル・病気が起こりやすい傾向があります。

総称して「短頭種気道症候群」と呼ばれるのですが、特徴・症状は以下のとおり。

鼻孔狭窄
・呼吸の際に空気の通りが悪くなってしまう
・呼吸困難
気管虚脱・気管低形成
・咳をよくする
・パンティング(口を開けてハアハアする)がうまくできず体温調整ができない
軟口蓋過長
・ブーブーと鼻を鳴らしたりいびきをかいたりする
・無呼吸状態になる

命にかかわる重篤な内容も含まれているので、注意が必要です。

愛玩犬として人為的にかわいさを求めて、マズルが短くなるように改良されて生まれた犬種ということもあり、鼻や咽頭などの呼吸に必要な管に影響が出てしまう傾向があります。

先天性の場合もありますが、高温多湿や肥満などから症状が悪化することもあるため、飼い主さんができる管理はしっかりしてあげるようにしましょう。

参考:アトム動物病院-短頭種気道症候群

結膜炎

トリミングが必須とご紹介しているとおり、目の周りの毛が伸びてしまうことで、目を傷つけてしまうことがあります。

もちろん、他にも異物混入やアレルギーなどの原因もあるのですが、トリミングを怠ったせいで結膜炎になってしまう子が後を絶ちません。

伸びた毛が目に触れることにより、目にばい菌が増殖してしまい、角膜を傷つけてしまうのです。

結膜炎の症状:
・目やにが出る
・涙が止まらない、涙やけをする
・目が充血して赤くなる
・結膜が腫れてしまう
・まばたきが多くなりかゆそうにしている

犬の目のトラブルに関しては、早期発見・早期治療により改善できることも多いので、症状が出てしまった場合には、できるだけ早く動物病院に相談するようにしましょう。

「まぁ、一時のことだろう…」なんて様子を見ているうちにも、ばい菌が増えていってしまいますからね。

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まとめ:シーズーは初心者OK!最初は1頭で飼おう

シーズーは明るく元気で愛情深い性格の持ち主なので、初心者にも飼いやすい犬種です。

・長毛種であること
・短頭種であること
という、この2点は気を付けておきたいということだけを忘れずにいたら、最良のパートナーになってくれます。

また、シーズーは他の犬ともフレンドリーに接することができる犬種なので、多頭飼いには向いている犬種です。

そのため、留守が多い家庭などでは、多頭飼いを検討することもあるでしょうが、初心者の場合は、最初は1頭で飼うことをおすすめします。

また、すでに1頭いて多頭飼いをお考えの場合であっても、シーズーは少し頑固でプライドが高いところもありますし、犬同士の相性もありますから、「シーズーはフレンドリーだから大丈夫!」と安易に考えないようにしましょう。

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