世界一大きい犬は?ギネスの超大型犬の犬種はグレートデーン

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【世界一大きい犬】ギネス記録はグレートデーンのゼウス

犬が大好きな人だったら、「一番大きい犬ってどんな子なんだろう?」と、一度は興味を持ったことがあるのではないでしょうか?

実は、現在生きている犬で世界一の大きさ(体高)ということでギネス登録されている犬がいるんですよ。

気になるその世界一の大きさの犬は…アメリカ・テキサス州で暮らすデイビスファミリーが飼っている、グレートデーンのゼウス君。

もともとグレートデーンは超大型犬に該当する犬種とはいえ、ゼウスの背の高さはなんと、104.5センチもあるんです!

後ろ足だけで立ち上がると、2メートル15センチもの高さになってしまいます。

体重は90.7キロもあり、人々も「馬だよね?」と驚くほどのサイズです。

ゼウス君は3ヶ月の頃にデイビスファミリーに引き取られたのですが、パピーの頃からとにかく食いしん坊で、大きくなる要素は盛りだくさんだったとか!

1日2回のご飯の量は、大きなフードボウルで最大12杯も食べてしまうというのですから…。

ちなみに水入れは不要。

台所のシンクの流しでダイレクトにお水をがぶ飲みするのが、彼のスタンダードだから。

もともと大きなグレートーデンを飼いたいという思いはあったそうですが、「まさか自分がギネス認定される世界一大きな犬を飼うことになるなんて!」と、飼い主さん自身も驚いているそう。

街ではゼウス君のことを知らない人はいないほどの人気者になり、愛されながら元気に暮らしています。

過去のギネス記録保持者はグレートデーンのフレディ

現存する世界一の大きさの犬はわかりましたが、こうなると以前のギネス記録保持者も気になってきませんか?

ゼウス君が認定される前にも、同様にギネス認定された世界一の大きさの犬(前記録保持者)がいました。

その、気になる過去のギネス記録保持者も、犬種はゼウスと同じグレートデーン!

イギリス・イングランドで生活していたフレディ君です。

フレディの体高は103.5センチ、後ろ足で立ち上がった時には226センチ、体重は95キロ近くもありました。

子犬の頃はソファーが大好きで、なんと20台以上ものソファーをおもちゃにして壊してしまったという逸話も残しています。

そんなフレディですが、小さなころは兄弟の中でも一番小さく、同時に生まれた子の半分ほどのサイズしかなかったため、飼い主さんも、ここまで大きくなるとは想定していなかったとのこと。

ただ、超大型犬ともなると寿命があまり長くはありません。

平均が8年から10年といわれているのですが、残念ながらフレディの場合も、8歳と半年でこの世を去ってしまいました。

参考:CNN-Freddy the Great Dane, the tallest dog in the world, has died

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【世界一大きい犬】体高が高い犬種ランキング

ギネスなどに関わらず、一般的な標準サイズとして体高が高い犬種ってどんな犬種なんでしょうか?

昨今、日本では飼いやすさという意味でも小型犬が人気になっていることもあり、あまり大きい犬って見かけなくなってきましたよね。

とはいえ、大きな犬ならではの存在感や安心感があって、一緒にいるとなんだか犬というよりも、親友のような感覚にもなれる魅力もあるものです。

気になる体高が高い犬種をランキング形式でご紹介していきます!

出会ったことのある犬・実際に見たことのある犬はいるでしょうか?

1位 グレートデーン

ギネス保持のサイズでも紹介した、グレートデーンが堂々の1位です!

グレートデーンという名前の印象からデンマーク?と思ってしまいがちなのですが、原産国はドイツ。

体高の平均は70センチから90センチと、小さい子供を優に超える高さを誇ります。

もともと猟犬として活躍していたこともあり、筋肉質で引き締まった体つきであることも特徴のひとつ。

その体つき・たくましい顔つきとは裏腹に、性格はとっても温厚で人にも懐き、「優しい巨人」とも称されているんですよ。

2位 セントバーナード

アルプスの少女ハイジでもお馴染みのセントバーナード。

スイスの国犬(くにいぬ:その国を代表する・その国の原産の犬種)にもなっています。

もともとは山岳救助犬としても活躍していました。

体高の平均は65センチから90センチ。

その大きさゆえにおっとり・穏やかな性格で落ち着いていることや、辛抱強い特徴もある反面、甘えん坊な一面もあるセントバーナード。

垂れ耳・垂れた口元・垂れた目という見た目のわりに、山岳救助犬としての血統から責任感や自立心の強さもあり、警戒心が強い傾向もあります。

3位 アイリッシュウルフハウンド

 

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日本ではほとんど見かけることのないアイリッシュウルフハウンド。

テリア系の犬種で、名前のとおり原産国はアイルランドです。

サイトハウンド(優れた視力で獣・獲物を捕獲する)の獣猟犬として、紀元前からアイルランドの人々の生活と共にしてきました。

体高の平均は75センチから86センチです。

性格は、オオカミや狐などを相手にしていた猟犬ということもあり、勇猛果敢!

猟モードに入った時のアイリッシュウルフハウンドは、ライオンのようともいわれています。

基本的には忍耐強く温厚な犬種ではありますが、猟犬としての本能が強い子の場合は、警戒心が強く出ることも。

4位 ボルゾイ

 

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足の速さでも有名なボルゾイはロシア原産の狩猟犬です。

ボルゾイとは、ロシア語で「すばやい」「俊敏」という意味があります。

それを証明するかのように、ボルゾイがトップスピードにのった時は時速50キロを優に超える俊足の持ち主。

華奢に見えるその体つきからは、なかなか想像がつかない方もいるのではないでしょうか?

体高の平均は65センチから85センチもあるにも関わらず、体重の平均は35キロから50キロしかありません。

基本的には穏やかで優しいのですが、感受性が強く頑固で敏感・臆病なところもあり、個体差がでやすい性格の犬種でもあります。

5位 グレートピレニーズ

 

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日本ではピレネーとも呼ばれることのあるグレートピレニーズは、フランスで生まれた牧羊犬。

時にはその家畜を守る番犬としても飼われることもありました。

フランス王国国王のルイ14世やフランス王妃マリーアントワネットからも愛されたグレートピレニーズは、フランス王室の護衛犬として活躍していたこともある犬種です。

体高の平均は65センチから80センチ。

性格はおおらかで穏やかな一面もあるのですが、番犬や牧羊犬としての気質を備えていることもあり、独立心や警戒心・判断力にも優れた一面があります。

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【世界一大きい犬】体重が重い犬種ランキング

体高のランキングを見てきましたが、【世界一大きい】という定義は体高だけではありません。

体重の意味で【大きい犬】もいますよね。

先ほどの体高ランキング4位のボルゾイのところでも記載したように、体高が大きい犬種でも、体重はそんなにない犬種もいるわけです。

犬種によって体つきや肉付きは違いますから、体高ではランキングに入った犬種・入らなかった犬種もいますが、体重という意味ではどうなのでしょう?

今度は【大きいの定義】を体重という観点にしぼって、ランキング形式でご紹介していきます!

1位 マスティフ


さまざまな大型犬の祖でもあるマスティフ(イングリッシュマスティフ)は闘犬や護衛犬・番犬として活躍していた犬種です。

無論、現代では多くの国で闘犬としての飼育は禁止しているのですが、その歴史もあって、筋肉量や重量感は迫力満点!

そのマスティフの平均体重は、小さい子であっても50キロを超え、大きい子になると110キロになることもあります。

さまざまな国で改良したマスティフ犬種がいて、チベタンマスティフ・ピレニアンマスティフ・ブルマスティフなどマスティフの血を引く犬種はどれもビッグサイズなんですよ。

2位 セントバーナード

体高での2位だったセントバーナードが、体重部門でも2位!

その体重の平均は、50キロから90キロもあり、大きな子は100キロ近くになってしまうこともあります。

過去最大のセントバーナードの記録として残っているのは、アメリカ・ミシガン州のベネディクティン V シュワルツヴァルトという名前のセントバーナード。

なんと、315ポンド(143キロ)にまで育ち、1981年にはギネス記録認定を受けています。

もともと大きなサイズの犬種とはいえ、その体重を支える太くて丈夫な骨や筋肉がしっかりついた体の持ち主ですので、一層重くなってしまうのでしょうね。

3位 ナポリタンマスティフ

1位でご紹介したマスティフ(イングリッシュマスティフ)と同系統の犬種でもある、ナポリタンマスティフが3位にランクイン!

イタリア原産ということもあり、イタリアンマスティフと呼ばれることもあります。

平均体重は50キロから70キロ。

ローマでは軍用犬としても活躍していたのですが、もっと古い時代に遡ると、闘犬としても活躍していた歴史が残るナポリタンマスティフ。

現在もイタリアでは、イタリアンコルソドッグ・シェパードなどと共に、警察犬や護衛犬としても活躍してるんですよ。

4位 ニューファンドランド


カナダ東部にあるニューファンドランド島が原産国でもあり、島の名前そのものが名前としてついた犬種・ニューファンドランド。

島育ちということもあって、平均体重は50キロから68キロもあるにもかかわらず、泳ぎが得意なニューファンドランドは、海難救助犬として活躍していました。

現在でもカナダでは、水難救助の際に活躍することがあります。

日本では名前を略して「ニューファン」とも呼ばれることがあるこの犬種ですが、見かけたことがあるという方は、かなりレアな体験をしている方といえます。

というのも、日本には登録上200頭もいない犬だから!

性格は温厚でフレンドリー、かつ、とっても人懐っこい上に、従順でとても賢い犬種なんですよ。

5位 アイリッシュウルフハウンド

体高で3位だったアイリッシュウルフハウンドが、体重部門では5位にランクインです。

体重は40キロから55キロと、体高の割には細身といえますね。

先にお伝えしたように、猟犬ですから山などを走り回る体力も長けていますし、獣を追い山を駆け抜けられるほどのなめらかな動きができていないといけません。

それだけ活動的でいられるために、体も筋肉質になっているのです。

そんなアイリッシュウルフハウンドですが、18世紀にアイルランド国内の狩猟の獲物が減ったこと・19世紀にアイルランドで起きた大飢饉が影響して、一時は絶滅寸前の状況になったことがありました。

しかし、その状況を危惧したアイリッシュウルフハウンドの愛好家たちが、犬の負担にもならないようしっかり計画を立てて繁殖させて、絶滅を回避できたという歴史があります。

愛される性格をしている証ですね!

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【世界一大きい犬】超大型犬を飼うときの注意点

超大型犬って、その大きさゆえの存在感や安心感、他のサイズの犬にはない可愛さもあるので、「人生で一度は飼ってみたい!」と憧れる方も多くいます。

ただ、実際に飼ってみると他の犬にはない悩みや困りごともあるのです。

超大型犬ならではの注意点もありますしね。

犬を飼うこと自体、可愛いだけでは済まされないこと、命を飼うという覚悟が必要なことがありますが、犬の飼育に慣れている方であろうと、超大型犬ともなると話は別。

特に気を付けておかないといけないこと・事前に飼い主さんが理解しておきたいことについてご紹介します。

①性格によっては大人でも危険!しつけは子犬のときにしっかり

超大型犬の場合、飛びつこうものならば人間の背を余裕で越える高さにもなります。

加えて、体重も非常に重たいので、子供のみならず大人であろうが押し倒してしまったり、大けがをさせてしまったりすることがあるということは忘れてはいけません。

基本的に超大型犬の場合、温厚な犬種も多い傾向はありますが、性格には個体差があります。

犬が遊びのつもり・ただじゃれているつもりであっても、人からしたら怖い経験になるようなこともありますから、子犬のうちにしっかりとしつけをしておくようにしましょう。

特に、飛びつき癖・噛み癖・興奮癖などは、なくすように対処しておく必要があります。

②食費がかかる

超大型犬ともなれば、食費もとんでもない金額になることを覚悟しておきましょう。

具体的な金額例でいうと、ここで紹介したフレディ君(世界一大きい犬の前ギネス記録保持者)の場合、なんと毎月食費だけで7万円もかかっていたそうで…。

それだけ大きな体を維持するには、それなりに食べるわけです。

「そんなに食費をかけたくない(かけられない)から…」と、安価なドッグフードを選んでいては、粗悪な原料などが原因でかえって医療費がかさむ結果になりかねません。

無論、その超大型犬の場合、医療費だってバカにならない金額が発生してしまいます。

安心できるフードをしっかり食べて、健康でいられるようにしてあげましょう。

③運動量が多い

体が大きいということは、もちろんそれだけの運動量が必要になります。

超大型犬の場合、その体重ゆえに歩き過ぎると、関節や肉球のトラブルになってしまうこともあるので、運動をさせ過ぎるのもよくない犬種もいるのですが、そうはいっても、やはり小型犬レベルの運動量で満たされることがないのが超大型犬。

よく食べる分、よく運動もさせてあげないと、肥満の原因になってしまいます。

肥満になると一層、関節や足の負担が増える…という悪循環になってしまい、健康に過ごせなくなってしまうのです。

超大型犬のパワフルな運動に付き合ってあげる努力、満たしてあげる努力が飼い主さんに求められます。

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世界一小さい犬はチワワのミラクルミリー

おまけとしてですが、世界一大きな犬がわかったら、逆に世界一小さい犬も知りたくなりませんか?

もちろん、世界一小さい犬もギネス記録に登録されています。

その世界最小のギネス保持犬は、チワワの女の子・ミラクルミリーちゃん。

その体高はなんと、たったの9.65センチ(3.8インチ)しかありません。

体重は約450グラム強(1ポンドギリギリ)。

しかし、ミリーのギネス記録はサイズだけではありません。

それは、ミリーのクローンが49頭も生み出されたことです。

クローンには賛否あるでしょうが…。

その小さな体の遺伝子を研究したいという、韓国のクローン研究者と飼い主のもとで合意が成立し、複数回に分けてクローンを作り出すことに成功。

結果的に49頭も作られたということになり、ギネス記録に認定されました。

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