モグワンとカナガンはどっちがおすすめ?
この記事は、
「モグワンとカナガンって何が違うの? うちの子にはどっちがおすすめなの?」
という方に向けて書いています。
たしかにこの両者、パッと見だと違いがわかりづらいです。
原材料構成をじっくり見ていくと違いがわかってくるのですが、わざわざ時間をかけて比較するのってちょっと面倒ですよね。
そこで当サイトでは原材料構成・生産体制・安全性・コスパなどの点で徹底調査しました。
まず結論。モグワンとカナガンの違いを端的にいうと、
・主原料の違い(モグワンはチキン&サーモン、カナガンはチキンのみ)
・モグワンはヒューマングレードの原材料でより安全
・カナガンは卵アレルギーに注意
・モグワンのほうが食材の品目数が多い
といったものがあります。
詳細はあとでじっくり比較しますが、まずは、
「どちらがおすすめ?」
という疑問にお悩み別で回答します。
「うちの子、フードの好き嫌いが激しくて・・」
→どちらでもOKです。
モグワンもカナガンも食いつきのよさをウリにするフードですが、結局愛犬に合うかどうかは目の前においてみるまでわかりません。
なお、モグワンはチキン+サーモン、カナガンはチキンのみという違いがあります。
「やせっぽちであんまり食べてくれないから心配・・」
→カナガンをおすすめします。
タンパク質・脂質・カロリーともカナガンのほうが上で、少ない量でも充分な栄養がとれます。
「老犬になって食欲が落ちてきた・・」
→モグワンをおすすめします。
カナガンも食いつきという点では負けていないのですが、脂質が少ないモグワンのほうが胃腸に優しいです。
「ドライフードを食べなくなってしまったけどモグワンなら食べてくれた」という老犬のオーナーさんの口コミもありました。
「とにかく安全性重視!」
→モグワンをおすすめします。
ヒューマングレードの食材を中心に使用しているため、より安全性が高いです。
「涙やけが消えない・・」
→カナガンをおすすめします。
まずは涙やけの原因がフードアレルギーであるかどうかを確かめる必要がありますし、食材の種類が少ないフードのほうが原因を特定しやすいです。
モグワンとカナガンの口コミ評判を比較!涙やけや食いつきは?
モグワンとカナガンの口コミ評判を比較しました。
1件1件だと賛否両論あってわかりにくいので、★の数で比較してみます。
(調査日:2022年6月27日)
・モグワン
Amazonでは760件の評価で★3.8
・カナガン
Amazonでは470件の評価で★4.0
★の数はカナガンのほうが多いですが、レビュー件数やツイッターの投稿数を見ていてもモグワンのほうが多いです。
モグワンのほうがよく売れていることがわかりますね。
いずれも食いつきに関する口コミが最も多く、食べない人はみな★1を入れます。
そのため、ドッグフードの評価は★3の後半が標準で、★4以上は相当優秀な数字です。
モグワンの口コミ
数粒モグワンをあげてみたけど、食いつきはすごく良い。恐るべしモグワン🐶 pic.twitter.com/x84i4ww8DO
— ○ぷー@みろの助 (@mix_maru_dog) June 25, 2022
だめだ〜昨日夜に引き続き朝もご飯全然食べてくれなかった😭😭😭ストレスだぁ
食べムラがすごすぎる、、、トッピングもすべて無駄、何しても食べたくないマンだった😢
ご飯自体が嫌なのかな、、、うちはいまモグワンなんですが、シェルティ飼いさんみなさん何あげてますか😭?? pic.twitter.com/chv15TYsCP— シェルティのイチ (@Ichi1223_0227) June 19, 2022
ヒナは朝ドライフード、夜手作り。ドライフードの種類によっては膿皮症になってしまう。
色々試した中で、今のところ、モグワンを食べていたら涙焼けもなくお肌も安定する。モグワンの広告の仕方か好きではないのだけど、ヒナには合ってるみたいだから続けようかな。#膿皮症 #犬 #モグワン #涙やけ pic.twitter.com/nuEzoWssSQ— Ayano (@marron1995) August 7, 2019
涙やけと皮膚の状態も問題なし。逆の感想もありましたが、涙やけは軽快したというコメントのほうが多かったです。
モグワンってステマみたいなの多すぎて最初はうーんって思ってたけど、
ナツの艶見ればいいフードかどうかはわかると思う。ツヤツヤすぎて美味しそうだもん😌 pic.twitter.com/bmCEsO86C4
— ボーダーコリーのナツ (@0512_natu) June 19, 2021
ステマサイトが多くて怪しいといわれるモグワンですが、アフィリエイト広告を使っているため仕方ない部分もあります。
ステマ臭さとフードの品質は関係ないので、噂に惑わされずに内容をしっかり吟味して選びたいところですね。
カナガンの口コミ
カナガンを買ってみた。
モリモリ食べてくれた😄— Jun (@Jun20519610) June 26, 2022
高級フード#カナガン を
食べない子は
この子です😅💦
良かったお試しにしておいて…#シベリアンハスキー #犬#犬のいる暮らし #いぬのきもち pic.twitter.com/42OSD9PhkB— ヴォルク (@volk2020223) June 23, 2022
関連記事:カナガン口コミ
モグワンとカナガンの原材料を比較
モグワンとカナガンの原材料を比較してみます。
両者とも原材料構成は似ていて、
・動物性たんぱく質が原材料の50%以上を占めている
・グレインフリー
・イモと豆で炭水化物を補う
・野菜の種類が豊富
・添加物は栄養剤のみ
といった点が共通しています。
違いとしては、
・主原料
モグワンはチキンとサーモン。カナガンはチキンのみ。
・イモの種類
モグワンはさつまいものみ。カナガンはさつまいもとジャガイモの2種類。
・豆の種類
モグワンはエンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆の3種類。カナガンはエンドウ豆のみ。
・腸内ケア成分
モグワンは乳酸菌、カナガンはフラクトオリゴ糖。
・食材の数
モグワンは20種類、カナガンは16種類。
品目数が多い方がいいように思えますが、野菜の多くは栄養剤より後に記載されているので、含有量はごく微量であると推測できます。
ごく微量であるならば、栄養バランスに与える影響も小さいので、あまり品目数にこだわる必要はありません。
モグワンの原材料
チキン&サーモン56% (チキン生肉21%、生サーモン12%、 乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) 、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類 (硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、 ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、 グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
モグワンのアレルゲン
モグワンでアレルゲンになる可能性の高いものは「チキン」です。
それ以外にも原材料の中でアレルギーのある場合は控えたほうが無難ですね。
モグワンの添加物
モグワンは無添加ではありません。
添加物はすべて栄養剤。
香料・着色料・保存料・酸化防止剤は使われていません。
ただし、ビタミンEは「ミックストコフェロール」の名前で酸化防止剤としてドッグフードに配合されていることが多いです。
そのため、実質ビタミンEが酸化防止剤の代わりといえます。
モグワンの添加物一覧:
・ミネラル類 (硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)
・ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、 ビタミンE)
・グルコサミン
・メチルスルフォニルメタン(MSM)
・コンドロイチン
・乳酸菌
ちなみにメチルスルフォニルメタンは聞き慣れない名前ですが、硫黄を摂るための栄養添加物です。
必要とされる栄養バランスを完璧に満たすドライフードを作るのは至難の業で、ほとんどのフードはビタミンとミネラルが添加されています。
関連記事:モグワン無添加
カナガンの原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
モグワンとの大きな違いはサーモンが含まれておらず、動物性たんぱく質源はチキンのみで補っていることです。
穀物を使わずグレインフリーであることや、野菜を数多く配合していること、ハーブを使っていることも共通していますね。
カナガンのアレルゲン
カナガンでアレルゲンになる可能性が高いのは「チキン」と「卵」です。
卵が入っているドッグフードは珍しいです。卵アレルギーのワンちゃんは避けましょう。アトピーの子は特に気を付けてください。
それ以外にもレアケースで野菜や添加物がアレルゲンになることがあります。
カナガンの添加物
カナガンの添加物はモグワンと似ていて、栄養添加物のみです。
モグワンとの違いは乳酸菌が入っておらず、フラクトオリゴ糖が入っています。
どちらも腸内フローラを維持する上で有効です。
・ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)
・ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)
・グルコサミン1000mg/kg
・メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、
・フラクトオリゴ糖
・コンドロイチン700mg/kg
モグワンとカナガンの成分を比較
モグワンとカナガンの成分を比較しました。
いずれもAAFCOの定める総合栄養食の条件を満たしていて、フードと水だけで充分な栄養が摂れます。
栄養成分でいうとカナガンのほうが高タンパク・高脂質・高カロリーです。
特に脂質は1.7倍も多く含まれています。
1歳未満の成長期はエネルギーを必要とするのでカナガンのほうがいいかもしれません。
モグワンのほうがカロリーが低いといっても、平均的なドッグフードの範囲です。
体重が気になるワンちゃんはどちらもやめてダイエット用のフードをチョイスすることをおすすめします。
また、下痢気味のワンちゃんなら、繊維質の豊富なモグワンのほうが適しています。
モグワンの成分
タンパク質27%
脂質10%
粗繊維4.75%
灰分9%
水分9%
NFE39%
オメガ3脂肪酸 1.18%
オメガ6脂肪酸 1.63%
リン1.06%
カルシウム1.4%
カロリー363kcal
タンパク質の量は通常より多め。
脂質は通常より少なめ。
繊維質はやや多め。
カロリーは標準的です。
●関連記事:モグワン成分表
カナガンの成分
タンパク質33%
脂質17%
繊維3.5%
灰分9%
水分8.5%
オメガ6 2.8%
オメガ3 0.9%
リン 1.42%
マグネシウム 0.1%
ナトリウム 0.6%
カルシウム 1.86%
カリウム 0.6%
カロリー376kcal
タンパク質はかなり多め。
脂質も多め。
カロリーは標準的です。
どちらかというと活発に動く子犬向きの栄養配分ですね。
高齢になって消化能力が落ち、油ものが苦手になってきたらキツイかもしれません。
モグワンとカナガンを安全性で比較
モグワンとカナガンを安全性で比較してみます。
生産体制は工場が同じなので大きく変わりません。
・イギリスのペットフード専門工場
・FEDIAF基準
・原材料を入荷した時点で品質テストを行う
・パッキング前にスペクトラム分析
・原材料トラッキング可
長年の歴史を持つ工場なので、品質は信頼できます。
ただし、国産ではないので、国産フードを求めている人はやめておきましょう。
違いがあるとすれば1点、モグワンはヒューマングレードの食材を中心に使用していることです。
カナガンの説明には「ヒューマングレード」の文字がないため、人間が食べる食材は使用していないことがわかります。
より安全な食事を求めるなら、モグワンに軍配が上がります。
モグワンとカナガンのコスパを比較
両者のコスパを定価で比較してみます。
モグワンは1.8㎏で4,708円。キロ単価は2,615円。
カナガンは2㎏で4,708円。キロ単価は2,354円。
キロ単価にすると、カナガンのほうがわずかに安いですが、ほぼ変わりませんね。
同じ工場で作っているので輸送費は同じ。粒の形も同じなので製法もおそらく同じ。
となると、コストに影響するのは原材料の違いぐらいしかありません。
価格上昇要因として可能性が高いのは、モグワンの原材料の多くを占めるサーモンです。
モグワンのコスパ
モグワンのキロ単価は2,615円。
ドッグフードの標準からすると高いのは確かですが、グレインフリーで添加物もほとんど使っていないフードなので、妥当な金額と思われます。
ちょっとでも安い方がいいなら公式サイトの定期便を利用しましょう。
定期便なら1個だけでも10%OFFになります。
「○回縛り」といったルールはなく、初回のみで解約できるので、単品のつもりでも定期便に申し込んでおいたほうがオトクです。
楽天とYahoo!ショッピングは定価より高いです。
ということは実質、amazonと公式サイトの2択ですね。
関連記事:モグワン最安値
カナガンのコスパ
カナガンのキロ単価は2,354円。
こちらもモグワンと同じくグレインフリーで有害な添加物も見当たらないので、これくらいの金額になるのはうなずけます。
これが国産フードだとキロ3,000円超えてしまうのもザラ。それに比べるとまだしもリーズナブルといえます。
ちょっとでも安い方がいいなら公式サイトの定期便を利用しましょう。
定期便なら1個だけでも10%OFFになります。
「○回縛り」といったルールはなく、初回のみで解約できるので、単品のつもりでも定期便に申し込んでおいたほうがオトクです。
モグワンとカナガンの100円モニターを比較
モグワンとカナガンはともに100円モニターキャンペーンをやっています。
どちらも募集方法はまったく同じ、100円の中身も同じ。
販売会社が同じなので、やり方も同じになるんですね。
アクセス方法は、ウェブ上にランダムで出現する広告からしかいけません。
「このページにいけば確実に申し込める!」というのがなく、ある程度偶然に任せるしかありません。
ただ、出現確率を高める方法はあります。
その方法とは、いったん公式サイトを閲覧することです。
Web広告はユーザーの閲覧履歴を参考にして出現させる広告を決めています。
そのため、モグワン公式サイトやカナガン公式サイトの閲覧履歴があると、「この人はモグワンやカナガンに興味がある人だ」と認識され、お目当ての広告が出現しやすくなります。
100円モニターに申し込みたい人は、いったん以下のサイトにアクセスしておきましょう。
モグワンとカナガンの会社を比較
モグワンとカナガンの会社は同じです。
まず、販売者は株式会社レティシアン(代表取締役 四方 祥樹)。
2007年創業の比較的新しい日本の会社で、ペットフードの開発や輸入を行っています。
なお、カナガンはもともとイギリスで販売されていたものを輸入しています。
モグワンは自社開発です。
モグワンとカナガン以外には、
・アランズナチュラルドッグフード
・ネルソンズドッグフード
・ピッコロドッグフード
・エッセンシャルドッグフード
・ジャガーキャットフード
・モグニャン
なども販売しています。
品質には問題はないが売り物にできなくなったフードを日本聴導犬推進協会に寄贈する慈善活動を行っています。
レティシアンは販売をするだけで自社製造ではありません。
製造元(委託先)は両方とも同じ工場で、イギリスのランカシャー州にある「GA petfood partners」というペットフード専門工場です。
GA petfood partnersのホームページ(英語)
1972年創業、1992年設立の老舗です。
「フレッシュトリュージョン」製法を導入していて、新鮮な肉や魚を82℃という低温で調理し、タンパク質の変性を防いで消化率の高いドッグフードを作ることができます。
世界中の製造委託を受けるペットフードの製造のプロなので品質は心配いりません。
モグワンとカナガンを犬種・年齢で比較
モグワンとカナガンを対応犬種・年齢で比較してみます。
両者とも全犬種・オールステージ対応です。
子犬から成犬、シニアまで1袋で対応できるので、年齢ごとの違いを考慮する必要がありません。このあたりは楽ですね。
ただし、カリカリなので離乳期に与える際はふやかしてあげるなどの工夫も必要です。
足腰の関節が弱ってきた高齢犬のために、関節ケア成分のグルコサミンとコンドロイチンが配合されているのも両者の共通点です。
全犬種対応ですが、お値段の問題もあってか、チワワ、トイプードル、ポメラニアンなどの小型犬での利用がほとんどです。
大型犬での利用はAmazonレビューやTwitterなどを探してもほとんど見当たりませんでした。
関連記事:モグワン子犬
モグワンとカナガンのパッケージを比較
モグワンとカナガンのパッケージを比較してみました。
内容量は1.8㎏と2㎏であまり差がなく、袋の作りもほぼ同じ。
大きな違いはなさそうです。
モグワンのパッケージ
ジッパーが二重になっています。
湿気をしっかり防いで保管できますね。
1袋1.8㎏入りです。
カナガンのパッケージ
こちらもジッパーが二重になっています。
レティシアンの方針ですね。
1袋2㎏入りです。
モグワンより少し大きいですね。
モグワンとカナガンをフード粒で比較
モグワンとカナガンのフード粒はサイズ・形ともほぼ同じです。
両者とも直径1㎝程度のドーナツ型。
厚みは4~5㎜程度。
色もそっくりなので、混ざったら見分けがつきません。
直径1㎝の大きさは、小粒・中粒・大粒の分け方だと中粒にあたります。
ただし、平べったい形をしているので、同じ1㎝でもまん丸いボール状のドッグフードに比べると、小型犬でも食べやすいサイズです。
匂いはどちらもチキングレイビーとサーモンオイルを使っているため、人間の感覚でいうと臭いと感じる人が多いです
中にはニオイが気にならない人もいます。個人差ですね。
一方で、犬が好む香りでもあるので、袋を開けたとたん寄ってくると複数のレビューでいわれています。
関連記事:モグワン粒の大きさ
モグワンとカナガンを他のドッグフードと比較
モグワンとカナガンを他のフードと比較してみました。
比較対象は以下の3種類です。
・このこのごはん
・ナチュロル
・ネルソンズドッグフード
以下、順に解説します。
モグワン・カナガン・このこのごはんを比較
両者をこのこのごはんと比較してみます。
モグワン | カナガン | このこのごはん | |
原材料 | チキン&サーモン56% (チキン生肉21%、生サーモン12%、 乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) 、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類 (硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、 ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、 グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ | 鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、 青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、乳酸菌、昆布、ミネラル類(牛骨カルシウ ム、卵殻カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、 グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、 ビタミンD、ビタミンE) |
成分 | タンパク質27% 脂質10% 粗繊維4.75% 灰分9% 水分9% NFE39% オメガ3脂肪酸 1.18% オメガ6脂肪酸 1.63% リン1.06% カルシウム1.4% |
タンパク質33% 脂質17% 繊維3.5% 灰分9% 水分8.5% オメガ6 2.8% オメガ3 0.9% リン 1.42% マグネシウム 0.1% ナトリウム 0.6% カルシウム 1.86% カリウム 0.6% |
タンパク質 21.3%以上 脂質 8.2% 粗繊維 0.9%以下 灰分 6.7% 水分 10.0%以下 |
カロリー100gあたり | 363 | 376 | 343 |
内容量(g) | 1800 | 2000 | 1000 |
定価 | 4,708円 | 4,708円 | 3,850円 |
送料 | 704円 | 704円 | 初回無料、2回目以降850円 |
kg単価(定価) | 2,615円 | 2,354円 | 3,850円 |
グレインフリー | 〇 | 〇 | |
ヒューマングレード | △ | 〇 | |
保存料・酸化防止剤 | ビタミンE | ビタミンE | ビタミンE |
安全性 | 無着色・無香料 ヒューマングレード FEDIAF基準 原材料トラッキング可 |
FEDIAF基準をクリア 香料・着色料不使用 |
保存料・酸化防止剤無添加 国産 ノンオイルコーティング 人工添加物フリー グルテンフリー ヒューマングレード |
生産国 | イギリス | イギリス | 日本 |
犬種・ライフステージ | 全犬種・全ライフステージ対応 | 全犬種・全ライフステージ対応 | 小型犬・全ライフステージ |
このこのごはんは良い食材を惜しげもなくつかった安全な国産プレミアムフードです。
一見して多くの違いがあります。
・小型犬に特化
・国産
・主原料は鶏のささみとレバー
・ヒューマングレード
・ノンオイルコーティング
・値段は1.5倍
これらはどれもモグワンやカナガンにはない特性です。
共通点としては、
・全年齢対象
・余計な添加物を使っていない
といったところですね。
このこのごはんのタンパク質・脂質・カロリーはすべて抑え気味の栄養配分になっています。
誤解されがちですが、「栄養が少ない=栄養が足りない」というわけではありません。
これは小型犬のライフスタイルに合わせているからです。
小型犬は室内で過ごすことが多いため、活動量はあまり多くありません。
栄養たっぷりの食事を毎日おなかいっぱい食べていたら、あっという間に太ってしまいます。
消費カロリーの少なさを見越して、このような成分値に調整しているんですね。
愛犬が小型犬で、予算が許すなら、このこのごはんはとてもおすすめのフードです。
→このこのごはん公式サイトをみてみる関連記事:このこのごはん口コミ
モグワン・カナガン・ナチュロルを比較
両者をナチュロルと比較してみます。
モグワン | カナガン | ナチュロル | |
原材料 | チキン&サーモン56% (チキン生肉21%、生サーモン12%、 乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) 、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類 (硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、 ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、 グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ |
牛肉,馬肉,鶏肉(むね皮なし),魚,タピオカ,紫さつまいも,チーズ,ココナッツ,りんご繊維,胡麻,ひまわり油,乳清,安定・持続型ビタミンC,天然バイオフラボノイド,海藻,脱脂粉乳,オリゴ糖,乳酸菌
|
成分 | タンパク質27% 脂質10% 粗繊維4.75% 灰分9% 水分9% NFE39% オメガ3脂肪酸 1.18% オメガ6脂肪酸 1.63% リン1.06% カルシウム1.4% |
タンパク質33% 脂質17% 繊維3.5% 灰分9% 水分8.5% オメガ6 2.8% オメガ3 0.9% リン 1.42% マグネシウム 0.1% ナトリウム 0.6% カルシウム 1.86% カリウム 0.6% |
タンパク質23-27%
脂質10%以上 繊維2-4% 灰分?% 水分9%以下 (炭水化物約46%?) エネルギー 400kcal 安定・持続型ビタミンC1000mg/kg 天然バイオフラボノイド 200mg |
カロリー100gあたり | 363 | 376 | 400 |
内容量(g) | 1800 | 2000 | 850 |
定価 | 4,708円 | 4,708円 | 3,300円 |
送料 | 704円 | 704円 | 770円 |
kg単価(定価) | 2,615円 | 2,354円 | 3,882円 |
グレインフリー | 〇 | 〇 | 〇 |
ヒューマングレード | △ | 〇 | |
保存料・酸化防止剤 | ビタミンE | ビタミンE | なし |
安全性 | 無着色・無香料 ヒューマングレード FEDIAF基準 原材料トラッキング可 |
FEDIAF基準をクリア 香料・着色料不使用 |
グルテンフリー |
生産国 | イギリス | イギリス | 日本 |
犬種・ライフステージ | 全犬種・全ライフステージ対応 | 全犬種・全ライフステージ対応 |
全犬種・全ライフステージ対応
|
両社とナチュロルの違いは、
・国産
・無添加
・毛ツヤに配慮
・値段は1.5倍
共通点は、
・全年齢対応
・グレインフリー
・100円お試しがある
といったところです。
やはり国産なので高いです。
あとナチュロルはタンパク質や脂質が標準的な割に、400kcalとパピー用並みの高カロリーです。
おそらくイモとタピオカの炭水化物が多めに入っていると思われます。
子犬のうちは成長のためにたくさんエネルギーを必要とするので、ナチュロルのほうが向いているかもしれません。
成犬以降はモグワンやカナガンのほうがいいかもしれませんね。
関連記事:ナチュロル口コミ
モグワン・カナガン・ネルソンズを比較
両社とネルソンズドッグフードを比較してみます。
モグワン | カナガン | ネルソンズ | |
原材料 | チキン&サーモン56% (チキン生肉21%、生サーモン12%、 乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) 、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類 (硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、 ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、 グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ |
チキン 50%(乾燥チキン 28%、チキン生肉 22%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻パウダー、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、ミドリハッカ、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー抽出物、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、グルコサミン、ユッカ抽出物、クランベリー抽出物、コンドロイチン、ナシ、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
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成分 | タンパク質27% 脂質10% 粗繊維4.75% 灰分9% 水分9% NFE39% オメガ3脂肪酸 1.18% オメガ6脂肪酸 1.63% リン1.06% カルシウム1.4% |
タンパク質33% 脂質17% 繊維3.5% 灰分9% 水分8.5% オメガ6 2.8% オメガ3 0.9% リン 1.42% マグネシウム 0.1% ナトリウム 0.6% カルシウム 1.86% カリウム 0.6% |
タンパク質28%以上
脂質11%以上 粗繊維5%以下 粗灰分9%以下 水分12%以下 |
カロリー100gあたり | 363 | 376 | 368 |
内容量(g) | 1800 | 2000 | 5000 |
定価 | 4,708円 | 4,708円 | 8,580円 |
送料 | 704円 | 704円 | 704円 |
kg単価(定価) | 2,615円 | 2,354円 | 1,716円 |
グレインフリー | 〇 | 〇 | 〇 |
ヒューマングレード | △ | × | |
保存料・酸化防止剤 | ビタミンE | ビタミンE |
ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸
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安全性 | 無着色・無香料 ヒューマングレード FEDIAF基準 原材料トラッキング可 |
FEDIAF基準をクリア 香料・着色料不使用 |
無着色・無香料
FEDIAF基準 プレミアムフード専用工場で生産 |
生産国 | イギリス | イギリス | イギリス |
犬種・ライフステージ | 全犬種・全ライフステージ対応 | 全犬種・全ライフステージ対応 |
全犬種・全ライフステージ対応
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最も大きな違いは、ネルソンズドッグフードは中~大型犬に特化していること。
1袋の単位が5kgで、粒も大きめ。
栄養配分はさほど変わりませんが、キロ単価でいうとモグワンやカナガンと比べて3割引き程度の値段で入手できます。
そのためか、小型犬でもネルソンズを食べさせている家庭はあります。1㎝の粒を苦にせず食べられるなら問題ありません。
気を付けておきたいのが、ネルソンズドッグフードは酸化防止剤が4種類も配合されていること。
酸化防止剤の種類は、通常は1~2種類。
特にパルミチン酸アスコルビルはEUはじめ諸外国では食品添加物として認可されていますが、日本では化粧品用途が主で、食品添加物としては使われていません。
安全度でいうとモグワンやカナガンのほうが安心ですね。
→ネルソンズドッグフード公式サイトをみてみる関連記事:ネルソンズドッグフード口コミ
モグワンとカナガンの違いまとめ
モグワンとカナガンは同じ工場で作って同じ会社が販売しているため、多くの共通点がありました。
・販売会社はレティシアン
・FEDIAF基準
・全犬種・全ライフステージ対応
・キロ単価2,400円前後
・通販限定
このあたりは同じです。
一方、両者の違いは、
・モグワンはヒューマングレードの原材料
・カナガンは卵アレルギーに注意
・モグワンのほうが食材の品目数が多い
といったものがあります。
まとめとして、最後にもう一度、「こんなワンちゃんにはこちらがおすすめ!」を紹介して終わりたいと思います。
「うちの子、フードの好き嫌いが激しくて・・」
→モグワンをおすすめします。
チキングレイビーに加えてサーモンオイルも入っているため、チキンベースのドッグフードとは香りが違います。
「やせっぽちであんまり食べてくれないから心配・・」
→カナガンをおすすめします。
タンパク質・脂質・カロリーともカナガンのほうが上で、少ない量でも充分な栄養がとれます。
「老犬になって食欲が落ちてきた・・」
→モグワンをおすすめします。
カナガンも食いつきという点では負けていないのですが、脂質が少ないモグワンのほうが胃腸に優しいです。
「とにかく安全性重視!」
→モグワンをおすすめします。
ヒューマングレードの食材を中心に使用しているため、より安全性が高いです。
「涙やけが消えない・・」
→カナガンをおすすめします。
まずは涙やけの原因がフードアレルギーであるかどうかを確かめる必要がありますし、食材の種類が少ないフードのほうが原因を特定しやすいです。
以上、モグワンとカナガンの比較でした。