犬にブロッコリーは大丈夫!適量と与え方の注意点

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ブロッコリー 犬の豆知識
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犬にブロッコリーは大丈夫

ブロッコリー
愛犬のご飯に、ドッグフード以外に野菜や果物も一緒に与えている飼い主の方も多いのではないでしょうか?

犬は雑食のため基本何でも食べますが、かといって、人間と同様に何でも与えて良いかどうかは悩むところですね。

人間にとって栄養素が高い野菜や果物であれば、愛犬にも食べさせたい。
でも、その前には、しっかり事前に確認をしておくことが必要です。
では、ビタミンやミネラルなど栄養分が豊富で、健康促進に大きな効果を発揮すると言われているブロッコリーは、犬に食べさせても大丈夫でしょうか?

結論から言うと、健康な犬であれば、ブロッコリーを食べさせても問題はなく大丈夫です。
しかし、配慮するべき点もあるので、ブロッコリーの与え方について、ここで一つずつ確認していきましょう。

子犬や老犬もブロッコリーは大丈夫

犬がブロッコリーを食べることに関して、基本的には問題はないため、子犬や老犬であっても、ブロッコリーを与えることは可能です。
ただし、子犬の場合は、離乳が済んだ時期から与えるようにしましょう。

人間にとっても栄養素が高いブロッコリーなので、子犬の発達や老犬の病気予防や健康維持に役立つでしょう。

ただし、ブロッコリーは食物繊維が豊富なため、消化器官が未発達な子犬や、消化機能に老化が起きている老犬にとっては消化しづらい食べ物です。
消化器官に負担がかかると、下痢や嘔吐を起こしてしまう可能性もあります。
そのため、子犬や老犬にブロッコリーを与える際は、小さく刻んだり、ミキサーにかけるなど、食べやすい状態にして与えてあげることが大切です。

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犬へのブロッコリーの与え方

ブロッコリーの与え方

人間にとっても犬にとっても栄養価の高いブロッコリーなので、たくさん食べさせてあげたいと考える方もいるかもしれません。
しかし、栄養価の高いブロッコリーだからこそ、注意するべき点もあります。

ドッグフードを普段から毎日の食事として食べている犬の場合は、ドッグフードに1日に必要な栄養分がしっかり含まれています。
なので、栄養があるからといってブロッコリーばかり与え、ドッグフードが食べられなくなる。といったことは避ける必要があるでしょう。
そのため、ブロッコリーを与える際は、おやつや、ドッグフードのトッピングにして、栄養素の追加補給とすることをおすすめします。

また、犬によっては、アレルギーを持つ犬もいるので、最初は少量から与えて、様子を見るようにしましょう。

ブロッコリーの芯や葉を避ける

では、犬にブロッコリーを与える時は、どの部分を与えたらよいのでしょうか?

犬にブロッコリーを食べさせる時は「茎」や「葉」の部分は避けて与えるようにしましょう。
ブロッコリーの茎の皮や葉の部分は、かなり固く犬の消化器官にとっては消化しづらいものです。
また、皮や葉のようなブロッコリーの外側部分には、農薬が付着したまま残っている可能性もあるため、注意が必要です。

そのため、茎や葉は避けて与えることをおすすめします。
それでも、茎の部分を与えたい場合は、厚めに皮をしっかりと剥き、内側の柔らかい部分のみを与えるようにしてください。
また、茎の内側も、しっかり茹でた後小さく刻み、消化しやすい状態にしてから与えるようにしましょう。

ブロッコリーの処理方法は茹でて刻む

ブロッコリーは、食物繊維を多く含む野菜です。
食物繊維は便通を助けるなどの役割もありますが、一方で、固い生の状態でブロッコリーを与えてしまうと、犬の消化器官には負担がかかります。

消化不良を起こして下痢や嘔吐などをしてしまわないよう、生で与えるのは避け、茹でて少し柔らかくし、小さく刻んでから与えるようにしましょう。
小さく刻むと、丸飲みしてしまう心配も防ぐことができます。

子犬や老犬に与える場合は、消化を助けるために、ミキサーにかけてあげるのもよいでしょう。

茹でることには、尿路結石の原因になりやすいシュウ酸を減らすことができる、というメリットもあります。
ただし、加熱時間が長いと、必要な栄養素まで溶けてしまうので、加熱は短時間にしましょう。

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犬に与えるブロッコリーの適量

ブロッコリーは、非常に栄養素が高い野菜なため「緑黄色野菜の王様」と言われています。

そのため、身体に良いからといって、毎日ドッグフードと共にたくさんの量を与えていると、栄養過多になってしまいます。
犬の健康に逆効果になってしまわないよう、適切な量を与えるよう心がけることが必要です。

犬の副食の摂取カロリーの目安は、1日の総摂取カロリーの10~20%以内が理想と言われています。
それを踏まえ、ブロッコリー1切れを10gとした場合、超小型犬は1~2切れ、小型犬は5切れ、中~大型犬は8~10切れを目安として与えると良いでしょう。
ブロッコリーは、あくまで副食として、おやつやトッピングとして適切な量を与えるようにしてください。

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犬にブロッコリーを与えるときの注意点

たくさんの栄養分が含まれており、「緑黄色野菜の王様」として、愛犬の健康面の促進が考えられるブロッコリーですが、持病を持っている犬や、健康状態が弱っている犬に対しては、与え方に注意が必要です。

健康な犬であっても、犬種や犬のサイズに応じて適切な量を与える必要があるのはもちろんのこと、犬の体質や健康状態によっても、与え方が違ってきます。

泌尿器系に持病がある犬は、ブロッコリーを控えた方が良い。など、注意すべき点があるので、愛犬の持病や健康状態に合わせて、与え方を考えましょう。

もしも、ブロッコリーを食べた後に、下痢や嘔吐をしたり、アレルギー症状等が見られた場合は、すぐに動物病院に連れていき、原因を探るようにしましょう。

犬にブロッコリーの注意点①アレルギー

人間にも様々な食物アレルギーがあるように、犬にも同様に食物アレルギーが存在します。

ブロッコリーは、アブラナ科に属する野菜なため、アブラナ科にアレルギーがある犬は、ブロッコリーを食べるとアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

ブロッコリーを食べた後に、皮膚に痒みが出たり、目の充血が見られたり、下痢や嘔吐の症状が見られる場合は、アレルギー症状を起こしているとも考えられます。
そのような症状が見られた時は、すぐに動物病院に連れて行き、お医者さんのアドバイスを聞くようにしましょう。

最初のうちは、どの食べ物にアレルギーがあるかはわからないので、少量ずつ与えるようにし、食べた後もしっかり観察するようにしましょう。

犬にブロッコリーの注意点②腎臓や甲状腺の病気

ブロッコリーはアブラナ科にアレルギーがある犬には注意が必要ですが、それだけではなく、アブラナ科の野菜には、アレルギー以外にも注意点があります。

ブロッコリーだけではなくキャベツやカリフラワー、大根もアブラナ科の野菜です。
アブラナ科の野菜には「ゴイトロゲン」という成分が含まれており、この「ゴイトロゲン」には甲状腺ホルモンの分泌を妨げる性質があると言われています。

そのため、甲状腺機能低下症など、甲状腺に関する病気を持つ犬にブロッコリーを与えるのは控えましょう。
ただし、相当大量のブロッコリーやキャベツを与えない限り、甲状腺ホルモンの分泌に影響を与えることはないので、健康な犬が適量を食べることにおいては「ゴイトロゲン」は問題ありません。

腎不全・尿路結石

ブロッコリーには、老廃物の元となり、尿路結石の原因になりやすいシュウ酸が多く含まれています。

シュウ酸は、体内でカルシウムと複雑に絡み合って結晶化することで、尿路結石を引き起こすこと原因となる物質です。尿路結石ができ、尿道をつまらせてしまうと、排尿ができない状態になり、腎臓機能に負担がかかり、腎不全を引き起こすこともあります。

そのため、ブロッコリーを毎日大量に食べさせるようなことは控えましょう。
また、ブロッコリーを茹でた後の湯にもシュウ酸が多く含まれるので、それを与えるようなことも控えましょう。

甲状腺機能低下症

ブロッコリーには、甲状腺ホルモンの分泌を妨げる「ゴイトロゲン」という成分が含まれるため、甲状腺機能低下症などの症状が見られる犬には与えるのは控えましょう。

また、そのような病気ではなくても、犬種によっては、与えすぎると甲状腺の機能の低下を招く可能性もあるので、与えすぎには注意しましょう。

どんな食べ物も、過剰に食べ過ぎると結果として身体に悪いものとなってしまうので、ブロッコリーにおいても、適量を与えるよう心がけましょう。

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犬にブロッコリーを与えるメリット・栄養素

ブロッコリーは、与える際に少しの注意はですが、基本的には「緑黄色野菜の王様」と言われるだけあって、とても栄養価の高い健康に良い野菜です。

ブロッコリーには、ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンE,ビタミンK、βカロテン、葉酸といったビタミン類がたくさん含まれ、さらに、カリウム、ミネラル、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラル類や食物繊維も豊富に含まれているのです。

特に、ブロッコリーに含まれているビタミンCは、レモンに含まれている量より多いのが特徴です。
それらの栄養素を取り入れ、犬の健康を促進すると共に、病気を防ぐ体質をつくるためにも、ブロッコリーを適量、食事の中に取り入れると良いでしょう。

犬にブロッコリーを与えるメリット①ビタミン

ブロッコリーに豊富に含まれているビタミンには、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。

活性酸素が体内に増えすぎると、体内の細胞を酸化させてしまうため、細胞が傷つき、老化をまねいたり、動脈硬化などの身体のトラブルを起したりする原因になるのですが、その活性酸素の発生を弱めるのがビタミンA、ビタミンC,ビタミンEといった抗酸化ビタミンなのです。

この抗酸化ビタミンは、免疫力を高めるなど、身体の機能を健康に保つのに欠かせない栄養素です。

犬にブロッコリーを与えるメリット②ミネラル

ブロッコリーには、カリウム、ミネラル、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラル類も豊富に含まれており、カリウムやマグネシウムは、キャベツの2倍含まれていると言われています。

カリウムには、体液の浸透圧を維持することで細胞を活性化させる力があり、マグネシウムには心臓や筋肉の収縮を調整し、助ける役目があります。

これらのミネラルは、身体の新陳代謝を促すために重要な役割を果たす栄養素であると言えます。

犬にブロッコリーを与えるメリット③スルフォラファン

ブロッコリーには、解毒作用を持つスルフォラファンという成分も含まれています。

スルフォラファンは、解毒のみならず、抗酸化、抗腫瘍、抗菌、など、とても幅広い効果を持つ成分として、近年注目を集めています。

このスルフォラファンの働きによって、不調の原因となる体内に溜まった毒素や老廃物の排泄が促され、身体を健康に保つことができるのです。
スルフォラファンはガンや糖尿病の抑制、肥満予防にも効果があると言われています。

犬にブロッコリーを与えるメリット④食物繊維

食物繊維は、人間にとっても便秘気味の人の便通を良くする効果がありますが、食物繊維のそのような整腸作用は、犬にとっても同様です。

普段、ドライタイプのドッグフードだけを食べている犬は、食事以外の場面での水分補給量が足りていないと、身体の中の水分量も少なくなり、便が固くなってしまうことがあります。便が固くなると人間同様便秘を起こしてしまうので、そのような状態の犬には、食物繊維がたくさん含まれているブロッコリーは有効でしょう。

犬にブロッコリーを与えるメリット⑤βカロテン

多くの緑黄色野菜同様、ブロッコリーにもβカロテンが多く含まれています。

βカロテンは、体内でビタミンAに変換されることによって、栄養が機能します。βカロテンには皮膚を守る作用があるため、皮膚のトラブルが起こりやすい犬種の犬に、ブロッコリーを栄養補給として与え、健康な皮膚づくり行っていくと良いでしょう。

ただし、犬はβカロテンからビタミンへの変換が強力に働きやすいため、ビタミンAの過剰摂取にならないよう、適量を与えることが大切です。

犬にブロッコリーを与えるメリット⑥葉酸

葉酸は、ビタミンB群の一種で、ビタミンB12と一緒になって赤血球などの血液を作る働きを持つ、重要な栄養素の一つです。
そのため、葉酸が体内から不足すると、貧血を起こす原因となります。

また、血液のみならず、葉酸は、体内でDNAの合成やたんぱく質の合成にも関わる役割を持つため、身体の成長には欠かせない成分の一つです。

成長盛りの子犬や、免疫力の低下してきた老犬の健康維持のためにブロッコリーを与えてあげると良いでしょう。

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犬にブロッコリースプラウトは大丈夫

ブロッコリースプラウトとは、ブルッコリーの種を発芽させたブロッコリーの新芽のことです。

ブロッコリーにも豊富に含まれている解毒や抗酸化作用を持つスルフォラファンですが、ブロッコリースプラウトにはブロッコリーの7倍ものスルフォランが含まれています。
スルフォランには癌予防にも効果があると言われているため、ブロッコリースプラウトは大変栄養価が高い野菜として、近年人気が高まってきている野菜です。

ブロッコリースプラウトも、ブロッコリー同様、犬の栄養補給及び健康促進のために与えても大丈夫な野菜です。
ただし、ブロッコリーと同じく、生のままでは消化に負担がかかるため、加熱をするか、細かく刻んだ状態にして、与えると良いでしょう。

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犬用ブロッコリーのレシピ

栄養たっぷりなブロッコリーということがわかりましたが、では、どのように調理して与えてあげたらよいでしょうか。

基本的には、栄養補給のための主食に対するトッピングやおやつとして与えると良いので、茹でて小さく刻んだブロッコリーをドッグフードに混ぜてあげると良いでしょう。
その際、塩分過多にならないためにも、塩茹では控えましょう。

また、他の野菜も一緒に食べさせたい場合は、脂溶性ビタミンの多い野菜(にんじん、かぼちゃ、しいたけ、トマト等)と水溶性ビタミンの多い野菜(ブロッコリー、きゅうり、レタス、じゃがいも等)の両方を混ぜたスープにすると良いでしょう。
昆布だし等で薄く味付けをし、しっかり煮込んだものを食べさせてあげると栄養たっぷりです。

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まとめ

犬にブロッコリーはあげても大丈夫です。

茹でて小さくカットしてあげると丸呑みして喉に詰まる心配もありません。

栄養豊富なブロッコリーを食事に取り入れて、バランスのよい食生活で健康をキープしましょう。

ブロッコリーが含まれるドッグフードはUMAKA

実際にブロッコリーが含まれるドッグフードもあります。

水炊き料亭の博多華味鳥が販売するプレミアムフード「UMAKA」です。

プレミアムなだけあってキロ単価3,000円超えとお値段も張りますが、それだけに安全性はバッチリで隙がありません。

保存料・着色料は無添加。国産素材を使い、ヒューマングレードの工場で製造。

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参考:うまか公式サイト

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