ブッチをドライフードと混ぜるのはおすすめ!メリットなど
生肉に近い水分量で、原材料の多くに肉類が使用されているブッチは、元々肉食である犬におすすめのフードです。
また「新鮮な生食に近い」という点でも、ブッチは犬などの種族に合った食事といえます。
しかし、ブッチは冷蔵保存しかできないため、愛犬にブッチをメインにした食事を与えていると、災害時や停電時などには困った事態になりかねません。
このような非常事態に備えておすすめしたいのは、ブッチを常温保存できるドライフードと混ぜて与える方法です。
いざという時のために、日ごろから愛犬にはブッチとドライフードを混ぜる食事に慣れさせておいた方がよいでしょう。
また、ブッチとドライフードを混ぜて与えると、「ブッチ単独で食べない場合も期待できる」、「ブッチ単独より安い」などのメリットもあります。
次は、これらのメリットについてご紹介していきます。
メリット①ブッチ単独で食べない場合も期待できる
食いつきが良いと評判のブッチですが、犬も人間と同様にフードの好き嫌いがあるため、ブッチ単独では食べないこともあります。
ブッチは主原料の違う「ブラック」「ホワイト」「ブルー」の3種類がありますが、この主原料によって、愛犬の好みが分かれることもあるかもしれません。
ブッチなどのウェットタイプのフードは、肉や魚などの主原料の匂いが反映されやすいものです。
そのため、嗅覚の優れている犬は、ブッチの匂いが好みでなければ単独では食べたくならないでしょう。
このような場合も、愛犬の好みに合った匂いのドライフードと混ぜることによって、ブッチを食べることが期待できます。
ブッチとドライフードを混ぜる方法などは、のちほど詳しくご紹介します。
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メリット②ブッチ単独より安い
ブッチは消化も良く食いつきが良いため、活動量の減少したシニア犬や胃腸の弱い犬のほか、パピーにもおすすめのフードです。
成長期からシニアまで、全年齢の犬に安心して与えられるブッチですが、気になるのは価格です。
ブッチの価格は、他のフードと比較するとやや高めといえます。
小型犬なら給餌量も少ないですが、中型~大型犬や多頭飼いの場合、ブッチを単独で与えると、かなりコストがかかってしまいます。
ブッチが理想的なフードであっても、「犬の食費が家計を圧迫する」という事態は避けたいものです。
ブッチとドライフードを混ぜて与える方法は、フード代を安く抑えられるという点でもメリットがあるといえるでしょう。
ブッチをドライフードと混ぜる方法
ブッチをドライフードと混ぜる方法は、とても簡単でほとんど手間もかかりません。
次のような手順で、愛犬に手作り風の美味しい食事を用意しましょう。
1 愛犬に与える分量のブッチを包丁で切る。
2 切ったブッチを食べやすい大きさにカットしてから砕く。
3 砕いたブッチをドライフードにトッピングする。
これだけで、簡単に手作りのような食事が出来上がります。
ただし、愛犬が小型犬の場合は、この方法でブッチ1本を賞味期限内に使い切るのは難しいかもしれません。
小型犬や小食の犬のフードにブッチを混ぜる場合は、まず使い始めに1食分ずつ包丁でカットしてください。
小分けにしたブッチは7日から10日以内に使い切れる量のみ冷蔵保存し、残りは冷凍庫で保存しましょう。
ブッチの賞味期限と保存方法
ブッチの賞味期限は未開封で9ヶ月、開封後で7~10日以内です。
なお、正確にいうと「賞味期限」ではなく「消費期限」です。
賞味期限は過ぎても風味が損なわれるだけですが、消費期限は過ぎると腐敗してお腹を壊す危険性が高まります。
そのため、ストックするなら余裕をもって期限内に食べられる量だけ購入しましょう。
保存方法は冷蔵または冷凍です。常温はNG。
冷凍のほうが長期保存できるためおすすめです。
冷凍するなら1食分ずつ小分けにしてから冷凍しましょう。丸ごと冷凍してしまうと切るのが大変です。
●ブッチ賞味期限リンク
ブッチをドライフードと混ぜるタイミング
ブッチをドライフードと混ぜるタイミングで効果的なのは、愛犬が「フードを食べてくれないとき」です。
愛犬にまつわる悩みは様々ですが、なかでも「フードを食べない」というのは深刻な問題です。
犬がフードを食べない原因は、「病気」「ストレス」「加齢」のほか「わがまま」などが考えられます。
食欲不振のほかにも様子におかしなところがあれば、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
病気やストレスなどの異常が感じられないのにフードを食べない場合は、愛犬が毎日食べているフードに飽きているのかもしれません。
次は、「ドライフードだけでは食べてくれないとき」「ブッチだけでは食べてくれないとき」「犬がフードに飽きやすい」などのケース別に、ブッチとドライフードを混ぜる方法についてご紹介していきます。
①ドライフードだけでは食べてくれないとき
愛犬がいつもと変わらない様子で食欲もありそうなのに、ドライフードだけでは食べてくれないときがあります。
そんなときには、フードにブッチを混ぜてみましょう。
ドライフードに犬用のオヤツをトッピングすると、食いつきが良くなることがあります。
しかし、オヤツなどには人工的な添加物が使用されていることが多いため、この方法はおすすめできません。
「オヤツは少量だから大丈夫」と考えていても、愛犬が欲しがると毎日与え続けるということになってしまいます。
人工添加物不使用のブッチのトッピングなら、愛犬の健康的な食生活を守りながら食いつきを良くすることが期待できます。
フードにブッチを混ぜるときは、細かく砕いてから上にのせると、匂いに食欲が刺激されよく食べるようになります。
②ブッチだけでは食べてくれないとき
愛犬に安心して与えることができ、食いつきが良いといわれているブッチでも、単独では食べてくれないときがあります。
ブッチだけでは食べてくれないときには、「初めてのウェットフードに戸惑いがある」「匂いが嫌い」など、さまざまな原因が考えられます。
また、ブッチを食べると嘔吐や下痢などを繰り返すなど異常が起こる場合は、アレルギーの可能性もあるため獣医師に相談したほうがよいでしょう。
愛犬に初めてブッチを与えるときや、ブッチだけでは食べてくれないときには、ドライフードにブッチをトッピングしてみましょう。
この場合は、日ごろから食べているドライフードに少量のブッチをのせて、食べる様子や体調をよく見ながら少しずつ量を増やしていくのがおすすめです。
③飽きやすい犬に味の変化をつけたいとき
人間と同様、犬も犬種や個体によって食欲や嗜好はさまざまで、同じフードでも美味しそうに食べ続ける犬もいれば飽きやすい犬もいます。
無添加で新鮮な生食に近いブッチでも、犬によっては飽きて食べなくなることもあるかもしれません。
そんな飽きやすい犬に味の変化をつけたいときにも、ブッチをドライフードに混ぜるのはおすすめです。
また、ブッチをトッピングするときにレンジで温めると、柔らかくなったり匂いが強くなったりするため食いつきが良くなることがあります。
ただし、加熱のし過ぎは美味しさが損なわれることもありますので注意してください。
ブッチは、「ブラック」「ホワイト」「ブルー」と3種類あり、それぞれ主原料や味に違いがあるため、トッピングでも飽きやすい犬に味の変化をつけることができます。
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ブッチをドライフードと混ぜるデメリット
消化も良く栄養バランスに優れたブッチをドライフードに混ぜると、「食いつきがよくなる」「ブッチ単独より安い」など、さまざまなメリットがあります。
しかし、ブッチをドライフードと混ぜることで、デメリットが生じる可能性があることも忘れてはいけません。
まず、この方法で愛犬に与える場合、ブッチを混ぜてしまったフードは保存ができないため食べ残したときは処分しなければなりません。
そのため、愛犬に必要な栄養分を考慮しつつ、1回の食事で食べ切れる量を調節していく必要があります。
ブッチとドライフードを混ぜることで生じるデメリットは、ほかにもあります。
次は「アレルゲン(食材数)が多くなる」「好き嫌いの激しさを助長する可能性がある」などのデメリットについてご説明していきます。
デメリット①アレルゲン(食材数)が多くなる
ブッチとドライフードを混ぜると、「アレルゲン(食材数)が多くなる」というデメリットがあります。
アレルゲンとはアレルギー反応を引き起こす物質のことですが、食物アレルギーの犬のアレルゲンとなるのは、鶏、牛、豚などの肉類や、大豆、小麦、白米や人工添加物など、数多くあります。
犬が食物アレルギーを発症すると、皮膚の痒みをともなう炎症のほか、消化器にも症状が出ることもあり、現れる症状は季節を問いません。
食物アレルギーを発症するのは1歳未満のことが多いため、異常に気づいたらできるだけ早く検査を受けたほうがよいでしょう。
ブッチは、アレルゲンになりやすい人工添加物は不使用でグルテンフリーですが、鶏肉や牛肉が使用されています。
さらにドライフードを混ぜることによって、アレルゲンが多くなることが考えられるため注意が必要です。
デメリット②好き嫌いの激しさを助長する可能性あり
ブッチは「ドライフードだけでは食べてくれないとき」や「犬がフードに飽きやすい」場合のドライフードのトッピングに最適です。
また、ブッチには主原料の違う3種類があり、愛犬の好みや飽きた頃合いをみてトッピングに変化をつけることもできます。
しかし、この方法では「トッピングをしないと食べない」というデメリットが生じることも考えなければなりません。
ブッチをドライフードと混ぜて与えることを続けていると、愛犬の好き嫌いの激しさを助長する可能性があります。
犬のフードの好き嫌いは「性質がわがままなだから」と考えがちですが、ほとんどの場合はオヤツを与えすぎたりする飼い主の行為が招いたものです。
このような行為は、犬の好き嫌いを助長するだけではなく、肥満のリスクも高めてしまうため注意しましょう。
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