犬のアレルギー対策ドッグフードの選び方
この記事は、
「皮膚が真っ赤になって痒がるからなんとかしてあげたい」
「アレルギーっぽい下痢が続いてるから安全なごはんをあげたい」
「涙やけの原因がアレルギーかもしれないといわれた」
「フードを替えてみたいけど、どのフードを選べばいいかわからない」
という方に向けて書いています。
アレルギーは人間と同じように身体や皮膚に現れるパターンもあり、特に有名な症状は3つあります。
・アトピー性皮膚炎
・ノミアレルギー性皮膚炎
・食物アレルギー
今日はこの中でも「食物アレルギー」に焦点を当てて、食事の選び方について情報をお伝えしていきます。
ペットの食物アレルギーとは、何を食べたら起こるものなのでしょうか?
それは人間と同じく、卵、牛肉、鶏肉、乳製品、小麦や穀物類の穀類です。
発生のメカニズムも人間と同じように、直接、体内に取り入れることによって、”異物”と判断した身体が必死に排除しようとして、体調の変化、例えば、吐き戻しや下痢、炎症が起きます。
目に見えてすぐ分かる症状としては、アレルギーによって現れた炎症、かゆみを「掻く」こと「舐める」こと、そして患部を「噛む」動作です。
まずは炎症や動作が症状と見え始めますが、その後は消化器系の疾患も併発する症例も出ています。
そしてアレルギーを発症するタイミングは、年齢は全く関係ないのです。
もし大切な家族である愛犬にアレルギー症状が起きたら、まず「食」を見直すことが、大切です。
具体的にどう取り組むべきなのか、これから解説していきます。
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動物病院でアレルギー検査を行い、アレルゲンを特定する
ペットがいらっしゃる方は、幼い頃から予防接種や健康診断でかかりつけの動物病院を作っておられるご家庭も多いと思います。
年齢関係なく発症する可能性があるアレルギー、もし可能性がある、もしくは先に調べておきたいと思われるのであれば、動物病院のかかりつけ医さんと相談し、一度アレルゲン検査を受けてみてください。
いったい何のアレルギーがあるのか、判断する方法としては…
「ペットフードを低刺激食、もしくは除去食に変更し、8〜12週間ほど与え続ける」
ことです。
アレルギーは主にタンパク質由来の原料によって引き起こされます。
もし、フードを与え続ける中で
「この成分はもしかしてアレルギーあるかも」
と思われた場合は、除去食+成分を足してみて、1、2週間ほど与え続けてみましょう。
もしアレルギー症状が顕著に現れた場合、成分を抜いて獣医師さんに相談して、対応策を考えましょう。
ただ、アレルギー検査の大きな問題の一つとして「値段が高い」ことがあげられます。
長い期間、病院にも通い除去食や専門の食事を与えなければなりません。
飼い主さんの負担も増えてしまいます。その場合、どうすれば良いでしょうか?
選び方①アレルギーを起こしやすい原材料を避ける
先に述べましたが、アレルギーが含まれる原料は人間のアレルギーとよく似ています。
例えば、卵、牛肉・鶏肉といった肉類、大豆・小麦・その他穀物の穀類、ミルク、ヨーグルトなどの乳製品。
身体が受け付けなくて、これは「除去」するべきものだ!と判断し攻撃、排除する働きをします。
しかし突然の身体の変化に驚くワンちゃんの戸惑いや苦しみは、私たちには全ては伝わりません。
飼い主としてきちんと愛犬の変化に日々目を配りつつ、必要ならば獣医師と相談して「どの」原材料が、ワンちゃんを悩ませる原因かを見つけられれば、除去食に切り替えワンちゃんの経過を観察しましょう。
結果は3週間後ほどで出始めます、少し根気の必要な作業と日数ですが、粘り強く見守ってあげてください。
選び方②余計な添加物が含まれていない
ワンちゃんのドッグフードで気をつけなければいけないことは、添加物です。
なぜ添加物が入っているのか、理由としては主に4つ。
ビタミンやミネラルなどの”栄養を補う”ために入れてある。
乳化剤や保湿剤、粘着安定剤などを混ぜて”美味しそうに見せる”ため
着色料や香味料を混ぜて、犬が視覚で食欲を増すようなピンク色になるように「風味や色味をプラス」するためです。
そして、保存剤や酸化防腐剤という賞味期限を伸ばす「防腐のため」です。
どれもドッグフードを美味しく、長く風味を保たせるための大切な添加物ですが、エトキシキン、BHAといった合成添加物の中には、ペットフード安全法で成分規格が決められているものもあります。
ペットフードに含まれている成分はインターネットやパッケージにも記載されていますので、一度きちんと確認した上であげてください。
関連記事:ドッグフードの添加物
選び方⑦肉類アレルギーなら単一タンパク質のものを選ぶ
食物アレルギー検査をして、アレルギーの種類が判明したときには除去食を
はじめると思われますが、その際に大切なのは「成分の統一化」です。
例えば肉類アレルギーならば、決して他の肉と混合しないことが大切なのです。
食物にも様々な種類があります、牛肉や鶏肉だけに限らず、ラム、馬肉、鹿肉、鴨にもアレルギーがある場合があります。
そして肉だけに限らず、タラやマグロなどの魚にも潜んでいる可能性もあります。
できるだけ除去食に使うフードは、原材料が明確でシンプルに明記されているものを選べば迷わずに済むでしょう。
ただ例えば鶏肉がアレルゲンの元だとして、除去食をはじめても数ヶ月後にはアレルギー症状が出る場合もあります。
逆に鶏肉は身体に合わなかったけれども数ヶ月後には順応するようになっていたという例もあります。
個体別に変化はあるので、ご注意ください。
選び方③下痢気味なら乳酸菌やオリゴ糖入りを選ぶ
アレルギーの症例で、特に目に見えて分かる一つに「下痢」があります。
ワンちゃんも飼い主さんも、後処理や世話が大変な症状のひとつです。
アレルゲン除去の経過を見る期間や、そこから通常の食生活に戻した時に起こりやすく、そのまま慢性化させると腸炎などの消化器系の病気に繋がる可能性もあります。
少しでも胃や腸への負荷を減らすために、食生活で少しでも改善できればいいですね。
その場合、乳酸菌やオリゴ糖を効果的に取ることで免疫力を手に入れて腸内環境を整える方法があります。
近年でも、腸内環境を整えることが健康を保つ秘訣だと、乳酸菌が含まれた飲み物を摂取している飼い主さんも多いのではないでしょうか?
腸の善玉菌を増やして、ワンちゃんが持っている免疫力を強めてあげてくださいね!
乳製品アレルギーに乳酸菌やオリゴ糖は大丈夫
さて、ここで気になるのは「乳製品」アレルギーのワンちゃんに、乳酸菌やオリゴ糖は与えて良いのか?という疑問点ですね。
ここで、注意しなくてはいけないのは「成分」です。
乳製品では特に「牛乳」に関する成分が、アレルゲンの原因として言われています。
主に成分で「全粉乳」「脱脂粉乳」「練乳」「乳酸菌飲料」「発酵乳」が記述されていたら牛乳が含まれますので、避けるべきでしょう。
「乳酸菌」や「オリゴ糖」は「牛乳」と似ているようで、実は違う成分で摂取しても何の問題ありません。
除去食に含まれている以外なら、ひとつの成分のサプリメントとして発売されているものも多く、食事にプラスすると簡単に与えることができます。
値段も1000円前後から販売され、通販でも手に入りやすいのできちんとワンちゃんに合ったものを選んであげてくださいね。
選び方④皮膚が心配ならオメガ3脂肪酸入りを選ぶ
ワンちゃんのアレルギー症状のひとつとして「アトピー皮膚炎」があります。
比較的、若い頃に発症して季節性の場合もありますが、年齢を重ねると一年中症状が出てしまう場合もあります。
主に魚に含まれる成分である「オメガ3脂肪酸」が入ったカプセルを、アトピー皮膚炎が起きたワンちゃんたちに与え続けた実験があります。(Double-blinded Crossover Study with Marine Oil Supplementation Containing High-dose icosapentaenoic Acid for the Treatment of Canine Pruritic Skin Disease)
魚油(オメガ3脂肪酸)とコーン油をそれぞれ6週間ずつ与える比較対象試験でしたが、魚油を与えていた期間に痒み、掻くことでの傷、毛が抜けるといった症状が改善していったという報告があります。
これによりワンちゃんのアトピーに、オメガ3脂肪酸が抗炎を抑える効果があることが証明されています。
もし皮膚炎が心配であるなら、オメガ3脂肪酸のサプリメントを2週間ほど、試してみて下さい。
アトピー性皮膚炎で他に気を付けるべきこと
アトピー性皮膚炎の特徴として、ワンちゃんが我慢できない皮膚の痒み、その患部を掻いたり噛むことにより肌が荒れ、炎症、脱毛、肌の色素沈着が現れたりします。
主に症状が出る箇所として耳や顔、脇の下やお腹周り足、しっぽの付け根…という場所に渡ります、本当に全身ですね。
幼い頃から発症するアトピーに飼い主としてどう立ち向かえば良いのでしょうか?
その為には、肌ケアーが必須となります。
アトピー性皮膚炎には専用の薬用シャンプーとコンディショナー、もしくは薬浴も効果的です。
薬用シャンプーにも個々に違う効果が見られるものが沢山あります。
皮膚の菌が増えにくくなるもの、水分バリアをつくるもの、抗脂漏症用シャンプー、そして抗菌シャンプーなど種類があるので、その子に合った薬剤を使ってあげて下さいね。
頻度は週に1、2度で洗ってあげて下さい。
一番大切なのは「皮膚を清潔に保つこと」です。
選び方⑤穀物アレルギーならグレインフリーを選ぶ
もしワンちゃんの食物アレルギーが「穀物」と分かったら、飼い主として何ができるでしょうか?
主に穀物に分類されるのは3種類です。
小麦、大麦、米、トウモロコシなどのイネ科植物。
大豆、小豆、インゲン豆、そら豆などのマメ科植物。
そして蕎麦、キノアといった擬似穀類が挙げられます。
ドッグフードでは、この全てが”グレイン”と称しているわけではありません。
特に成分の「穀物」に表されているのは、特に種類が多いイネ科が多いです。
グレインフリーのドッグフードの特徴としては…
・肉が多く含まれていて、高タンパクになっている
・消化の良いタンパク質が含まれている為、肥満や下痢の予防にもなる
ただし厳選された材料ということで、価格が少しお高めという特徴もあります。
では、次に小麦がアレルギーだと判明したらという問題点に対する「グルテンフリー」のドッグフードを選ぶべき理由を書いていきたいと思います。
関連記事:グレインフリードッグフード
選び方⑥小麦アレルギーならグルテンフリーを選ぶ
さて、先述しましたが「小麦」がアレルギーだった場合は、何故、グルテンフリーのドッグフードを選ぶべきかをお伝えしたいと思います。
先程のグレインと同じく、主に小麦アレルギーを持つワンちゃんには適応した食事を与えなければ、アレルギー症状を引き起こしてしまいます。
グルテンと称されるフードの利点は、いくつかあります。
「アレルギーを抑える」
「ダイエット効果」
「穀物の栄養素を取ることができる」
です。
グルテンには小麦は使われておらず、他の栄養素がたっぷり入っているので、効率よくアレルギー対策もすることができます。
グルテンフリーを選ぶ際には、きちんと原材料に大麦、小麦、ライ麦といった成分が入っていない事を確認して購入して下さいね。
その場合、主に肉が原材料として入っていることも多いので、具体的になんの肉が使われているか、明記されているものを選んでください。
関連記事:グルテンフリードッグフード
選び方⑦卵アレルギーは市販のドッグフードならほぼ不使用
卵は栄養価が高く、特にシニア世代のワンちゃんに与えようとする飼い主さんも多いのではないのでしょうか?
とても手に入れやすく、ついつい与えてしまった後アレルギーだと知った後、どうフードで対処すれば良いでしょうか?
ここでポイントとなるのは、卵アレルギーと診断されたワンちゃんを飼っていらっしゃる方は、原材料を確認される方も多いと思います。
ここで気をつけなくてはいけないのは、主に卵アレルギーを引き起こす成分である「全卵粉末」です。
この成分が掲載されているフードは、避けるようにしましょう。
しかし市販のドッグフード、特にアレルゲン対策されているドッグフードははじめから卵が含まれないことが多いです。
グレイン、グルテンフリーのドッグフードで、原材料が掲載されたホームページでもドッグフードの成分もきちんと明記されていて、穀物、肉類はもちろん卵も不使用と書かれている品種が沢山ありました。
選び方⑧ヒューマングレードだとより安心
ドッグフードって色々な種類があるけれど、一体何がいいんだろう…と迷われている
飼い主さんも多いと思います。
2009年に可決された「ペットフード安全法」により、愛犬を守るための食品衛生レベルは、ぐっと上がることになりました。
しかし愛犬が口にするもの、様々な所でたくさんフードについて調べられたりすると思います。
迷っている飼い主さんへ、少しでも参考の一つとして「ヒューマングレード」をお勧めしたいと思います。その理由とは…。
・成分表(肉、野菜など)が明確で、産地が掲載されている
他のドッグフードでありがちな「ミール」(例:チキンミールなど)ですが、これは
鶏肉をあらわしていると思いきや、どの部分などは明確にされていません。
食肉にできなかった部位を一気に粉砕化して混ぜられれていて、どのような状態で、という不安な方もいらっしゃると思います。
ヒューマングレードでは人間が口にする肉を使用し、産地を明確化することで購入者の安心や信頼が高く、人気があることが分かります。
・食品添加物が非常に少ない
ヒューマングレードのドッグフードは、保存料、着色料、香料、動物性樹脂は無添加のものを使っています。
唯一、ビタミン・ミネラルを補うために必要なぶんだけ添加物が使用されています。
愛犬への食の安全と信頼感、生産者や成分が明確に感じられます。
人間が口にしても安全なドッグフード、ヒューマングレードはお勧めです。
関連記事:ヒューマングレード
犬のアレルギー対策ドッグフードおすすめランキング(総合)
「ドッグフードいっぱいありすぎてわかんない!いったいどれを買ったらいいの?手っ取り早く答えを教えて!」
という方のために、アレルギー対策のおすすめドッグフードを紹介します。
アランズナチュラルドッグフード
アランズナチュラルドッグフードは、ワンちゃんの自然な食生活に近い成分しか含まれていません。
主成分は「ラム肉」です、脂肪量が13%という低脂質。
そして、動物性タンパク質を多く含む肉となっております。
他はサツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、ベジタブル・ハーブミックス亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母となっております。
現在は、グレインフリーのドッグフードとなっています。
なお、有害とされている着色料、香料、酸化防止剤などの添加物は使用されていません。
豆類が多く入っているため、穀物アレルギーを持つ飼い主さんたちは不安に思われるかもしれませんが、本商品は安心して食べさせることができます。
→アランズナチュラル公式サイトをみてみる.jpg)
関連記事:アランズナチュラルドッグフードの口コミ評判!原材料の安全性を評価
カナガン
カナガンは、イギリス産のドッグフードです。
本製品の主な主成分は「鶏肉」となっています。
だから特に気をつけるべきなのはワンちゃんが「鶏肉」がアレルゲンの飼い主さんです。
その他である穀物、鶏肉以外の肉類、乳製品、卵に当てはまる方ならカナガンを与えても大丈夫です。
そして、穀物なしのグレインフリーとなっております。
添加物、香料は一切不使用なので、安心して食べさせることができます。
他のナチュラルフードと同じく、カナガンも成分がとてもシンプルです。
だから、もしフードが合わないとしても「どの材料」がアレルギー元なのか分かりやすいです。
特に穀物、添加物アレルギーでお困りの飼い主さんは、本製品を一度試してみるのも一つの手ですね。
→カナガン公式サイトをみてみる
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ファインペッツ
ファインペッツは高タンパク質でヒューマングレードの鹿肉、鶏肉、そして鮭を使用しています。
オートミールを使用していますが、アレルゲンの原因となるグルテンはほぼ使用されていません。
卵、乳製品のアレルゲン持ちのワンちゃんなら、ファインペッツを、一度合わせてみても良いと言えます。
化学合成された添加物は一切使用していません。
それでも消化吸収率が良く少ない量で十分な栄養素が補えるフードとなっています。
また他のフードにはあまり入っていない、タイム、ローズマリーといった香りの良いハーブが、いくつも使用されているのも特徴だと言えます。
ハーブには抗ウイルス、殺菌効果、ポリフェノールなどの効果もあり、添加物で使用されていた効果を補っています。
また咳や痰といった消化器系の症状を緩和する効果、消化不良を改善できる効果も期待できます。
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犬のアレルギー対策ドッグフードおすすめランキング(国産)
「やっぱり国産のほうが安心」
という方のために、国産に絞ったアレルギー対策ドッグフードおすすめランキングを紹介します。
国産は外国産に比べて値段が高く、キロ単価は3000円超えがザラです。
ドッグフード工房
ドッグフード工房の商品の利点は、ズバリ「生づくり製法」です。
国内製法で、鶏肉、鹿肉、馬肉をメインにかぼちゃ、さつまいも、人参といった
緑黄色野菜、そして胡麻、鰹節、おから、鶏卵の殻、小麦、米、キヌアなどが配合されています。鰹節や胡麻というところが、国内製法ならではですね。
お野菜もきちんと下ごしらえしたあとに、蒸したり炊いたりしています。
肉もきちんと工場で、全てミンチに加工したものを使用しているんです。
ワンちゃんに安全な食事をという製造者さんの強い拘りがあり、添加物は一切使用されていません。
ただ本当に新鮮な食材で添加物不使用のため、本製品は日持ちが難しくなっています。
未開封なら3ヶ月、開封済みなら1ヶ月を目安に上げると良いでしょう。
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このこのごはん
このこのごはんは、ドッグフードの中でも人気が高くご存知の方も多いのではないでしょうか、アレルゲンフードの視点からお伝えできればと思います。
国内産鶏ささみ肉をメインにレバーも配合され、鹿肉、魚のマグロを使用し、グルテンフリーのフードです。
そして食欲をそそるようなオイルコーティング、酸化防止剤、保存料も不使用です。
しかしその代わりに香ばしい鰹節でフードを香り付けしています。
フードも低脂肪で、国内で製造されています。
野菜、海藻、フルーツも沢山配合されていて、人間が食べても問題ないヒューマングレードとなっております。
ただし、ひとつ大切なのは「穀物フリー」ではないということです。
このこのごはんは、大麦・玄米を繋ぎとして使用されています。
小麦グルテンフリーとはなっていますが、穀物アレルギーを持つワンちゃんなら注意が必要です。
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関連記事:このこのごはんの口コミ評判!メリットとデメリット、お試しはある?
ナチュロル
ナチュロルの主な成分は、牛肉、鶏肉、馬肉といった動物性タンパク質です。
そして魚から取れる、オメガ3系脂肪酸となっています。
その他はさつまいも、チーズ、ココナッツ、アップルファイバー、鶏粉末が使用されています。
アレルゲンで言うなら、肉各種、乳製品があるワンちゃんは気をつけるべきでしょう。
このフードで大切にしているのは、適量で必要なアミノ酸を摂取できるようにしていることです。
産地も限定し、より質の良い肉類を提供できるように工夫されています。
そしてグレインフリーで、穀物は一切使用されていません。
しかし炭水化物である食材で、なおかつ穀物ではない「タピオカ」を配合されています。
魚の成分を入れることでDHAやEPAが配合され、風味づけに魚粉を使用しています。
そして新鮮な魚を使用することにより、脂肪酸が酸化して身体に良くない過酸化脂質に変わらないようにしています。
犬のアレルギー対策ドッグフードおすすめランキング(市販)
「お財布的に高いフードはちょっと厳しいな・・」
という方のために、市販のアレルギー対策ドッグフードを紹介します。
市販はお店に長い期間並ぶのが前提なので、酸化防止剤などの添加物は当たり前に配合されています。
添加物が気にならなければ市販でも充分ですが、無添加を選びたいなら、ある程度奮発する必要があります。
メディコートアレルゲンカット
メディコートアレルゲンカットは、名前にあるように「徹底的にアレルゲン成分を配合していない」ドッグフードのひとつです。
主な成分は、お米と魚です。
特にアレルゲンの原因となりやすい肉類、卵、乳製品、穀類は使用はされていません。
食物アレルギーと分かった時、獣医さんにかかり除去食などにも切り替えなくては…と、費用面、身体面でも負担に感じる飼い主さんのために、誰でもどこでも買えるドッグフードを作ろうと、開発された商品です。
タンパク質がアレルゲンの原因と言われることが多い中、米と魚という2種類のタンパク質のみで構成されたのがメディコートシリーズです。
お魚好きなワンちゃんが安心して口にできるようにと、国産品質となっています。
また年齢別に、フードの種類もとても豊富です。
添加剤は、抗酸化成分が使用されています。
ナチュラルバランス スウィートポテト&フィッシュ
本製品の主な成分は、「サーモン」と「スウィートポテト」となっています。
タンパク質と炭水化物が配合されているかたちになります。
アレルゲンの原因となる牛肉、鶏肉、ラム肉、米、小麦、小麦粉、トウモロコシ、卵、乳製品は不使用となっています。
特に肉類にアレルギーを持つワンちゃんには良いでしょう。
他にはサーモンオイル、キャノーラオイルといった天然由来の栄養素やサプリメントが配合されています。
サーモンという良質のタンパク質が配合されているので、オメガ3、オメガ6が豊富で水溶性ビタミンを効果的に摂取することができます。
特にオメガ3には必須脂肪酸のDHAが入っていて、血液凝固を解消して脳や神経を動きを補助する助けが得られるので、アルツハイマーなどの老化をサポートする効果もあります。
スーパーゴールド フィッシュ&ポテト 子犬・成犬用
本商品は、アメリカ産のドッグフードになります。
主な原材料は商品にもあるように「魚」と、動物性タンパク質不使用の「じゃがいも」を使用しています。
本製品で特に気をつけるべきなのは、動物性脂肪、フィッシュダイジェスト、食塩です。
動物性脂肪、フィッシュダイジェストは、具体的にどの箇所か書かれていないので、アレルギー症状を巻き起こしたり、少し不安に感じられる箇所はありますね。
加えて食塩ですが、ワンちゃんの体格や体重に応じて摂取すべき塩分も変わってくるので、過剰摂取してしまう可能性はあります。
なお合成酸化剤、香料や着色料といった人工添加剤は使用されていません。
保存できる期間ですが、開封前は1年、開封後は1ヶ月を目やすにご利用ください。